埼玉県比企郡『滑川町』
縦横とも10㌔もない小さな町で、
面積は29㌔k平方メートル程度。
丘陵が多く、日本初の国営森林公園が広がり、
自然と触れ合う、グランピングと温泉の町。
そして何故かトトロが😳
道路際に忽然と現れるので、
トトロがバス停でバス待ちしてるのかと思った🚌💦
雨の日に笠をさして、記念撮影してみたくなるスポットだ😳
関東では、
古都鎌倉や江戸よりも埼玉県の方が歴史は古く、
滑川町にも古社が点在している。
【伊古乃速御玉姫神社】
古代では背後の二の宮山に祭られ、里宮には拝殿があり、松山市側には伝説の『青鳥居』と言う一の鳥居があったらしい。
現在は、交差点の信号機に「青鳥」と言う地名が残されている。
古代では、貴重な聖域だったのだろう。
伊古乃速御玉姫神社⛩️奥宮
山頂の奥宮には、国見やぐらの様に高い展望台があり、1700年前は実際に
竹内宿禰が、国見に使っていた山だそうだ。
この時は残念ながら曇っていたが、眼下の平野と、筑波山、三峯山、浅間山、赤城山、榛名山、など関東の山々が見渡せる。
【雷田淡州神社】
淡州神社には、息長足姫命(神功皇后)が祭られている。
この辺一帯にある淡州神社の総社である
⛩️伊古乃速御玉比売神社も、
表向きは息長足姫命(神功皇后)が祭神とされているが、
もとは伊古乃速玉姫が祭られていたと言われていて、
4世紀頃の神功皇后よりも、かなり由緒は古い様だ。
一説に、
伊古乃速御玉姫=天比理刀咩命で
天太玉命のご妻神であり、
淡州神社も、
天太玉命が祭られている安房の国⛩️安房神社が由緒と考えられている。
【千葉県館山市 安房神社】
ご祭神が変えられたり、影祭りされたりなど、
紆余曲折の歴史があると、ついその起源を探ってみたくなる。
【月輪神社】
滑川町は、日本列島を横断する中央構造線がズレている場所にある。
付近は、
神功皇后を『息長足姫命』の名で祭っていて、関東にありがちな八幡神社と言う名で祭らずに、淡州神社と言う独特な名称で祭っていることに興味がわいて足を運んでみたが、好奇心を掻き立てられた。
また、足を運んでゆっくり周ってみたい😌
速玉姫さまの坐す聖地✨幸玉県 比企郡『滑川町』
立ち寄った♨温泉
✨✨✨✨✨✨
奇しくも先月は伊豆半島南部の
【伊古奈姫】の坐す白浜神社を参拝し、
【伊古乃姫】の坐す淡州神社を今回参拝してみた。
名前が似てるだけだが🤔どちらも、
「神聖で古い姫」と言う意味の国津神の姫の様に思えてきた。
海を越えてやってきた
太玉主命と結ばれた姫、
事代主命と結ばれた姫、
先住の勢力と、渡来してきた勢力との婚姻合併による和合があったのかもしれない。