私は毎月の花の撮影記録として「花のアルバム」をブログに投稿していていますが、賞味期限切れの1カ月遅れになります。
コブクロ「桜」
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
でも、桜だけは特別なので、今回は直近の桜の様子を記録し、3回に分けて投稿させていただきます。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
4月10日は晴天に恵まれ、昨年も訪れた今井の桜を見に行きました。わが家から車で約20分で行けます。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
私の住む千葉県柏市に隣接する白井市北部の今井地区に「金山落(かなやまおとし)」と呼ばれる用水路があります。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
ここは知る人ぞ知る「桜の名所」であり、春になると菜の花と桜のコラボや、水路に映りこむ桜が美しい穴場的スポットとして訪れる人が増えています。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
水路の両側に約280本の桜の木が植えられており、春には2キロメートルの桜並木を楽しむことができ、のんびり歩いて観賞すれば、往復2時間ほどの行程です。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
もちろん、ここには駐車場もトイレもコンビニなどのお店もありません。無粋な花見客のブルーシートや喧騒とはまったく無縁の、静かにマイペースでお花見ができます。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
普段は殺風景ともいえる何の変哲もない田園地帯に、川面を覆うように伸びた満開の桜は、澄み切った青空によく似合い、素晴らしい景色を楽しませてくれます。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
遥か彼方までのびるピンク色の帯のような「さくら並木」、菜の花の黄色、農道に生える野草たちの新緑、そして晴れた大空のブルーに思わず感動を覚えます。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
ハラハラと散り始める桜の花びら、時折届くヒバリやウグイスのさえずりに、新たな春を感じながら「満開の桜」を愛でれば、日本に生まれたことを本当によかったと思えます。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
この水路は、江戸時代に度重なる手賀沼の氾濫に対し、享保12年(1727年)に沼の開発が行われ、「名内川」を灌漑用水路として整備されたものです。
<亀さんもお花見> 4/10 今井の桜
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
その後、戦後の土地改良により、昭和32年から10年かけて桜の名所「金山落の今井の桜」が生まれました。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
こちらの用水路は今でも護岸工事がなされておらず、昔ながらの川岸の風情が残されています。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
この「今井の桜」は、地域の景観を保つため、緑の羽根の還元資金により名内橋から手賀沼まで約2Kmの河川堤に、ソメイヨシノや八重桜を150本ほど植えられたことが始まりです。
<用水路の木橋> 4/10 今井の桜
用水を渡るのには少し勇気がいる橋があります。もちろん車も通ることのできる橋も、700~800m程度の間隔で整備はされています。
<用水路の木橋> 4/10 今井の桜
そして、昭和58年には千葉県の「美しいふるさとづくり運動」の一環として指定を受け、地域環境保全のために手賀沼土地改良区白井支部に管理されています。
<ソメイヨシノ(染井吉野)> 4/10 今井の桜
3回に分けて「桜だけは特別です」をご覧いただきありがとうございました。次回からは通常通り「3月の花のアルバム⑤」を投稿する予定です。