今年7月から開始された「補聴器補助制度」の申請者は88件。
まだ始まって3カ月ですが、厚労省の「新オレンジプラン」によると、高齢者の4分の1が難聴者というデータがあります。
そこから考えると、足立区の難聴者は4万人以上になると推計される中では、申請者が少ないです。
確かに区の広報でも6月に一回、小さく出ただけで周知は足りていないので今後出す場合は、認知症、高齢施策の関連でも大きく載せて頂きたいが、ただそれだけではない。
一番のネックは補助を受けるには医師の意見書が必要だという事です。
足立区には他区にはない「あしすと」での「きこえの相談」があり、言語聴覚士が検査や手帳取得の判定、補聴器の体験などを行い、補聴器をつけることにつなげています。
言語聴覚士が補聴器が必要と判断すれば補助が受けられるようにしてはどうか?
区が補助を出すのだから、意見書は「あしすと」で出してもいいとすれば良いではないか。
やろうと思えばできることではないか。
との要望に、区は聴覚を調べるにあたって、医師会にも相談したが、耳鼻科の専門医のいるところできちんと見る必要がある。
きこえの相談だけで判断するのは、いかがなものかと考えている。
と相変わらず冷たい答弁をしました。
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