お金はあります 新年度予算は4000億円、基金も1035億円(2012年度末)
新年度予算案をみると借金である区債残高(借金)は12年間で半減、予算規模は史上最高の4千億円を超えました。
基金は「底を突く」どころか1035億円余になり23区で2位、過去最高規模を維持しました。
区民生活を支える財源はあります。ところが、区は戸籍業務の外部化、学校統廃合など区民が望まないものに多額の税をかけ、一方でがん検診の有料化、駅前や道路の清掃回数まで減らすけちけちぶりです。
区議団はお金の使い方を変えて、区民生活を支える足立区にするため、予算修正案を提案しました。
保育園増設 他区よりも遅れている認可保育園整備率 足立区でも集団異議申し立て
今年も認可保育園に希望しながら入れないお子さんが1500人を超えました。(第一次不承諾)
そのため、区内のおかあさんたちから区は集団異議申し立てを受けました。
異議申し立ての一部は6月区議会で区長の諮問をうけて、議会が判断することになりました。
共産党の調査で足立区の認可保育園整備率が周辺区より10%も低いことも判明。3月議会でも認可保育園の増設を求めました。
国保料 10年間以上連続値上げ 「もう払えない!」の声
国保料は2年前に算定方式変更による大幅値上げとなりましたが経過措置で軽減されていました。日本共産党は経過措置の継続と値上げ中止を求めて、区長への申し入れや、値上げ条例に反対して奮闘しました。
区民からの値上げしないでの陳情に賛成したのは、日本共産党だけでした。
放射能 内部被ばくから子どものいのちを守れ
福島原発からの放射能汚染が深刻な足立区の東部地域では、基準値を超える放射線量がいまだに観測されます。
区民から測定器の貸出し、学校給食の食材の検査を求める陳情が継続審査となっています。
区は安全だと主張して、これらの願いに背をむけています。
葛飾区では区民の願いに応え、50台の測定器の貸出しと給食食材を測定し区民に公表。これこそ、区のやるべきことはないでしょうか。
公契約条例 長年の運動実り制定へ
足立区が発注する公共工事で働く、下請けやひとり親方を含むすべての労働者の最低賃金を保障し、地域経済の活性化や事業者を育成する「公契約条例」が実現します。
議会でねばり強く取り上げた共産党と建設労働者の長年の願いの反映です。
今後、パブリックコメント(区民意見の集約)をへて、来年4月から実施される見込みです。