7月29日、区長に対して放射能対策について緊急に申し入れを行いました。
これは大島都議と一緒に放射線量の測定をした結果をもとに、ホットスポットと呼ばれる高い測定値が出た場所に対しての対策を求めることなど以下のことを申し入れました。
1、放射能測定については、広域的な線量分布を調べるものと、水の流れなどに留意したホットスポットの検出という、二つの異なる性格の調査を同時に行うという立場でとりくんでいただきたい。
その中でも、すべり台・ベンチ下、雨樋がない建物の軒下、雨水が溜まりやすいところ、側溝などホットスポットになりやすい場所については、詳細に調査すること。
これらの線量の高い地点については、施設管理者や子どもを持つ親などからの要望をふまえ、必要な除染をすみやかにおこなうこと。
2、道路わきの砂が溜まりやすい部分、排水溝・側溝、雨水が溜まりやすい場所、草地などの放射線のたまりやすい場所について、都の協力も得て、詳細に調査し、その結果にもとづいて、必要な除染を行うこと。
3、東京都は「区市町村から協力要請があれば、できるだけ支援したい」と都議団に回答しています。以下のことを協力要請し、力を合わせて進めていただきたい。
①上記の場所をはじめ、都住の草地など都有地の測定と除染を求めること。とりわけ高い線量の検出された都立中川公園、東綾瀬公園の対策を緊急かつ強く求めること。
②荒川土手などの対策も国土交通省に求めること
③線量計を希望する住民に貸し出せるよう、都に協力依頼をすること。
④区は独自の目安を設けているが、国や都も目安もしくは基準を、住民の不安にこたえる形で設けるよう、改めて強く要請すること。
4、除染方法について
専門家のアドバイスを受けながら、側溝の洗い流し、草刈、土の入れ替え、チップの入れ替えなど、すみやかにおこなうこと。