ちゅう年マンデーフライデー

ライク・ア・ローリングストーンなブログマガジン「マンフラ」

亀とゴキブリとパンダと世間様

2007年10月25日 | アフター・アワーズ
世間様になりかわってとマスコミがこのときとばかりこれでもかと亀叩き、まるでまつろわぬものを排除するムラ社会ニッポンが蘇ったごとくの言論リンチで、協会もジムも再度謝罪を求めているらしいが、亀のおかげで高額ファイトマネーを手にしたゴキブリ君は、早々と舞台から退場し、こんな騒動カンケーネーとばかり、旬の内にバラエティなんかで荒稼ぎ。いまや業界追放の文字が躍り亀一家の去就に焦点が移ってきたのだが、パンダカイチョーは再度謝罪をといっているが一体誰に謝罪するのか、世間様にか、世間様は亀から何か謝ってもらわなければならないのか、あの言動に不快な思いをしたとしても、表現の自由を抑制するはファシストだし、ボクサーに品性を求める方がおかしくはないか(チョッチュネーさんは石垣の誰もがその人柄を絶賛するが)、リングでの反則に対し、父亀、2亀とも処分を受けた、それで一件落着ではないのか、さらに処分に従わなかったのなら、追加処分すればいいことであって、どんなスポーツでも故意、偶然にしろ反則はつきもの、犯せばルールに則り処分は当たり前、なのにリング外で謝罪、謝罪の大合唱は一体なんなのか、マスコミも某TV局に独占されてきた腹いせなのか、誰に謝れといっているのか、この際某TV局は、徹底的に亀擁護しなければ筋が通るまいが、弱腰はみえみえ、まあ、亀もここまでバッシングされるとは思ってはいなかったし、某TV局に庇護されやや派手な鳥かごで暮らしていた一家は世間様を知らなかった。かくいう私もTV中継の後の亀一家の態度やチャンプをコケにする言動には不快感を持ったが、そんなことはどーでもよくて、なんといっても、試合後、世間に顔を隠し続け、故意の反則を認めない発言などヒールとしての潔さに全く欠けているのには、がっかりした。そこが亀一家の決定的にダメなところで、擁護の余地もないと思うが、だからって謝罪などしてはなるまいよ。それにしても、誰もが世間様として言論リンチに簡単に加担してしまうこの国で、一体裁判員制度などが導入されていいのだろうかと暗澹たる気持ちになってくるのだった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分で祝うマンフラ2周年 | トップ | 京都で狩野永徳、虹と鯖寿司 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アフター・アワーズ」カテゴリの最新記事