友あり遠方より来るではないが、ひょんなことで中学や大学時代の友人と続けて会った。大学時代の友人J君は、最近アルゼンチンタンゴを始めたといい、すっかりスマートになっていた。僕も日本画を始めたので自慢したかったが、アルゼンチンタンゴには負けた。そんな話で明け方近くまで痛飲。中学時代のS君、20年ぶりくらいのO君、Kさん、こういうメンバーで飲むなんて考えられなかった。中学時代の思い出、同級生のその後の消息などで盛り上がり、Kさん(亀淵友香似。歌がうまい)の地元のスナックでカラオケなんかして、終電ぎりぎりまで痛飲。そんなわけで連休は身体に滞留していた酒の毒を吐き出すべく、最近復活したウォーキング+ジョギングで汗をかく。爽快。
日本画はなかなか完成しないが先は見えてきた。日本画の元になるデッサンを少し描きためたいと思い、アスパラを描き、近くの公園の風景をスケッチ。よく観察してモノの形の法則というか構造が分かってくると筆が進む。花、野菜、樹木、よく見ているととてもエロチックだ。大地に根を張る樹木の二股の根っこの襞のような部分など、鉛筆で陰影をつけているとミョーな気分になるなー。
ところで、英国のコンドームメーカーの調査によると、日本人は調査対象国41カ国でもっとも年間のセックス回数が少ない国民らしい。平均的なカップルというから、20~30代だろうか、45回。週イチより少ない。フランスは120回。3日に1回か。日本人のセックスレス化はどんどん進んでいて、年間ゼロの割合は30代でも30%くらいあるらしい。そんなデータを駆使しつつ、少子化の原因は格差社会にありと説くのは『セックス格差社会』(門倉貴史・著)。タイトルからほぼ内容を想像はできるのだが、年収と月間のセックス頻度の相関から、年収が下がるほどセックス頻度も低下することを導き出す。格差社会の下のほうは、ビンボーなので女性とつきあえない、だからセックスもできない、子供がつくれない。ゆえに少子化が促進。格差社会の上のほうは、相手はいても忙しくてセックスレス。ゆえに少子化が促進、というわけだ。少子化をくいとめるには、出会い→結婚→セックス→出産→子育ての流れを支援する政策が必要だが、そういえば民主党が子育て支援政策を表明していることから、総選挙が決まるや赤ちゃん本舗などの株価が上昇しているという話はおもしろい。民主党が政権を握ると、日本人のセックス頻度が上昇するかどうか注目したいところだ。
映画に関する傑作本を2冊、『何が映画を走らせるのか』(山田宏一・著)、『偽りの民主主義~GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』(浜野保樹・著)を読む。いずれも、映画とは何かを考えさせられながら、扱われている映画にまつわるエピソードが面白すぎる。とりわけ『偽りの民主主義』のほぼ主役でもある永田雅一の「FOCUS ON THE MONEY」(この言葉については『何が映画を走らせるのか』にくわしい)とでもいうべき映画的人生がすごい。その品性たるや褒められたものではないが、永田の大映映画はみんな面白かった。
日本画はなかなか完成しないが先は見えてきた。日本画の元になるデッサンを少し描きためたいと思い、アスパラを描き、近くの公園の風景をスケッチ。よく観察してモノの形の法則というか構造が分かってくると筆が進む。花、野菜、樹木、よく見ているととてもエロチックだ。大地に根を張る樹木の二股の根っこの襞のような部分など、鉛筆で陰影をつけているとミョーな気分になるなー。
ところで、英国のコンドームメーカーの調査によると、日本人は調査対象国41カ国でもっとも年間のセックス回数が少ない国民らしい。平均的なカップルというから、20~30代だろうか、45回。週イチより少ない。フランスは120回。3日に1回か。日本人のセックスレス化はどんどん進んでいて、年間ゼロの割合は30代でも30%くらいあるらしい。そんなデータを駆使しつつ、少子化の原因は格差社会にありと説くのは『セックス格差社会』(門倉貴史・著)。タイトルからほぼ内容を想像はできるのだが、年収と月間のセックス頻度の相関から、年収が下がるほどセックス頻度も低下することを導き出す。格差社会の下のほうは、ビンボーなので女性とつきあえない、だからセックスもできない、子供がつくれない。ゆえに少子化が促進。格差社会の上のほうは、相手はいても忙しくてセックスレス。ゆえに少子化が促進、というわけだ。少子化をくいとめるには、出会い→結婚→セックス→出産→子育ての流れを支援する政策が必要だが、そういえば民主党が子育て支援政策を表明していることから、総選挙が決まるや赤ちゃん本舗などの株価が上昇しているという話はおもしろい。民主党が政権を握ると、日本人のセックス頻度が上昇するかどうか注目したいところだ。
映画に関する傑作本を2冊、『何が映画を走らせるのか』(山田宏一・著)、『偽りの民主主義~GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』(浜野保樹・著)を読む。いずれも、映画とは何かを考えさせられながら、扱われている映画にまつわるエピソードが面白すぎる。とりわけ『偽りの民主主義』のほぼ主役でもある永田雅一の「FOCUS ON THE MONEY」(この言葉については『何が映画を走らせるのか』にくわしい)とでもいうべき映画的人生がすごい。その品性たるや褒められたものではないが、永田の大映映画はみんな面白かった。
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