ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

バンドやろうぜ!その43

2015-04-10 17:40:36 | 日記
甲斐さんが『こねっと』に参加された時から
賛否両論あった小室さんとのコラボですが(苦笑)

ボブ・クリアマウンテンやピーター・ガブリエルとやって来たのと
あるいは『パートナー』を作って来たのと同じなんですよと甲斐さん
たまたま今回は相手が時代の寵児だったことで
判りにくくなっちゃったっていう…(笑)

『どうして甲斐はTKと組んだのか?』だけじゃなくて
『TKがなぜ甲斐を選んだのか?』という視点もないと
事の全容が見えて来ないもんねとおっしゃってます

小室さんは『プロデューサーとして進化を遂げるためには
キャリアと実力に裏打ちされたアーティストを
きっちり手がけられるかどうかが重要になって来る』と話され

甲斐さんは『更なる可能性を広げたい』から
『二人が違うアイデアを出した時は、全部TKの方をチョイスしようと決めていた』そうだけど

もし、この年齢までキャリアに甘んじてやって来ていたら
圧倒的に攻め込まれて、いいようにやられてただろうし
そもそもTKが話を持ち込まなかったと思うよと…

『太陽は死んじゃいない』のプロデュースを瀬尾さんにお任せした時とは
『全然、違う感じがする』と甲斐さん

あの時は、良くも悪くも僕を立ててくれてるんですよ
僕が作った曲は全てOKだっていうところから始まってる

今回も僕が書いた詞で『このフレーズはダメかなあ』というのは全くない
全部OKなんだけど、すごく緊迫するのよ
彼の雰囲気とか気配のせいじゃなくて、楽曲が緊迫させるの

下手な詞はつけられないぞ、みたいな
言葉の書き手に何かを誘発するすごく強いメロディなんですよ
今までどう生きて来たか、全人格を試されてるような気がするんですと話されてますが

奥さんは、いつもよりも歌詞が『入って来る』のに時間がかかったようで(苦笑)
それは『甲斐さんのメロディじゃない』ということが大きかったらしいんだけど

甲斐バンドの曲でも甲斐さんが歌詞だけ書かれた曲はあるし(笑)
単に記憶力が衰えただけかも知れません(笑)

ともあれ、クリスマスの渋谷公会堂と
甲斐さんの意向で、実質発売期間12日という急遽さで決定した大阪でのライブを見て
『思ってたよりずっと良かった♪』と奥さん

ただ、同じように『大人も楽しめるAOR』というキーワードで選ばれた
他の甲斐さんの曲とは、やはりまだ馴染んでないというか
コラボ曲が演奏されるとアカラサマに反応が違う観客の方も多かったんだとか…(苦笑)

『次回はもっとCD寄りのアレンジにする』と知って
ますます拒否反応が強くなるファンの方が増えるんじゃ?と
要らぬ心配をしておりました(笑)

ちなみに、奥さんは甲斐さんが詞を書かれた3曲とも
サビや大サビの歌詞がイイ♪と言ってたんだけど
翌年リリースされた【Against the Wind】が
『イチバン甲斐さんらしい』のが残念だったみたいです(笑)

それはさておき…その『25周年』は
8月に『THE BIGGIG 1999』という野外イベントが予定されていたようで

甲斐バンドを『前座(笑)』に
KAIFIVEとその前後のソロ、TKコラボまで
『25年の集大成的な内容』だと甲斐さん

甲斐バンド以来のキャリアと現在の状況との繋がり具合が
見えにくく感じている人もいるのでは…との質問に

25年の中で甲斐バンドを何年やったかっていうと
12年じゃないですか、半分もいってない訳です

だから、全部ちゃんとした形で見せる
全部を見渡してみれば、KAIの了見ってものが見えて来るはずだと思うんです
と答えておられますが

奥さんによると…
やはり当時、というか21周年や甲斐バンド再結成の頃から
『帰って来た』甲斐バンドファンの方が増えていたらしく
『前座』じゃ納得しないと思うよ(笑)と言っておりました

まあ、結局は10ヶ月近くかけて準備なさったものの
『悪い諸条件が重なり過ぎて』中止(汗)
代替案の武道館2DAYSも、準備不足で不本意なものになるよりは…とお流れに…

当初は、イベントから始めて全国ツアーへ
ラストは東京で締めようという計画だったのを
『一挙に逆にしちゃおう』と変更されたんだとか…

そのおかげで、アノ『飛天』でのライブが実現したり
BOXセットの発売が前倒しになったり
『25周年』を2000年までまたいでやろうということになったんだから
何が幸いするか判りませんね♪
…でも、野外ってドコだったんでしょう?(笑)

余談ですが…この年に出版された『かさぶた』も
当初は『甲斐よしひろSAYS』って仮タイトルだったようですが

様々な出版元から発行された過去の記事を掲載するために
その承認を得るのが大変だったらしい(汗)
こちらも無事に発売されて良かったですね

ただ、松藤さんいわく…
手に入れたその日の内に読んでしまった
一番アタックのある話が最初に出て来るんだもんなあ

俺はバンド体質の人間だったのに…
バンドの過去の歴史を振り返る作業中だっただけに
かなり痛かった…と書かれてるんだけど

ただ、ひとつ気に入らないのは
シングル盤のジャケット提供はMだったのに
一言も触れられてないところかな(苦笑)

松藤さんが、ストーンズでいうところの〇〇でいらしたことは
皆さんご存知ですよね(笑)
コメント
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