ホームに立ちました。左に明かりを反射してピカピカ光ってるのがこれから乗車する「アルゴ・パラヒャンガン号」乗車券と時刻表を下記に。
指定席券3D席 何号車っての何処に印字してあるんだろう。
当初の乗車予定が 15:10 発、これが運休になったため 13:10 に変更になったということです。この裏面にも続いている時刻表ですが、さすが特急ほとんど止まりません。バンドン到着が 16:12 この間3時間、停車駅はわずか3カ所だけ。
画像はよくありませんが、旅行社のお誘いパンフの表紙写真。ディーゼル機関車1台が10両ほどの客車を引きます。
早速お弁当をいただきました。その上等さに驚いてしまった。いやぁ~美味しかったね。
郊外に出たところの家並み。ゴチャゴチャ感あり。川はどの川もこんな濁り水。乾季になれば水量は減るでしょうが清らかな水の流れになるのでしょうか。
米が主食の国、水田が広がります。田植えしたばかりの田圃もあれば、こんな泥田もある。さもありなん、お米は年3回収穫されるとのこと。いつ田植えをしてもかまわないのでしょう。
車掌さんが検札に来た。可愛いぞ。護衛が付いてるみたい。近くに来て真正面からはシャッター切れないよね。
何処もこれだったか定かでありませんが、踏切に遮断機はありません。国民は皆ルールを守るんだ。このバイクの多さ、ヤマハもあるらしいけど、ほぼホンダが独り占めらしい。夜ハイカラなライトをつけて走るバイク集団は壮観です。
爽やかな農村風景。
高速鉄道が走る。その導入に中国さんに負けてしまった日本の姿があった。東南アジアで初めての高速鉄道、この年10月2日に開業したばかりのホヤホヤ。私たちが走っているバンドンまでの140kmが開通、既設の列車が3時間で走っている距離を45分で駆け抜けるという。
これが私たちの1等車。エアコンも適度、足元も広くまずは快適。
2等車にも座って快適さを確認してみた。足元は狭く、クッションも硬い、価格差はどのくらいなのか。特急列車だからかエアコンも効いているしテレビモニターもある。普通車にはエアコンのないインドの列車を思い出した。10年も遠い話だから、経済成長著しいと言われているインド、もう全車両クーラー付きかもしれませんが。
次第に山間地に入ってきた。あちこちに棚田が。
高い橋脚を渡る高速道路も整備されていた。
14:12 バンドンに到着だ。列車の時間の正確さは日本と一緒で素晴らしかった。話はそれますが、ひとつ驚いたことがあった。ジャカルタでの現地ガイドさんが一緒に列車に乗ってバンドン駅まで同行されるのでした。次のガイドさんにお客さんを渡すまで、その責務を果たすということか。以後どの列車の時も同じ行動があるのでした。多分それがこの国の慣習かもしれない。
バスの中から駅舎が見えた。バンドン市街地は標高700~800mに位置しているという高原リゾート地として知られているといい、インドネシア第三の都市で人口は260万人だという。
ホテルロビーにはこんなに高い吹き抜けがあった。ここバンドンは、次の観光予定地ジョグジャカルタへの中継基地として1泊するだけで観光はありませんでした。もひとつ余談、列車にはスーツケースが乗っけられないらしく、前夜の9~10時には荷造りして部屋の外に、輸送手段は何なのか知りませんが、スーツケースは、次に泊まるホテルに届いているのです。
このホテルのホームページ、いっぱい写真がある中からお借りしました。すごく快適なホテルでした。
ダブルベットもいっぱいあるようでしたが、私のお部屋はこれ、小さいベットの上にはいつもスーツケース。高い位置での荷物整理をすることになるので楽勝なんです。