こんな看板がありました。ガイド料金でしょう。山の名前はわかりませんが、5663mの山が900$ 6476mが1650$としてあります。
大きなマニ石の横をゾッキョを追って村人が行きます。この石も右側時計回りに歩かなければいけないという。左は不浄の手だとか。石を挟んで両側に道はついています。石にはお経やマントラが書かれているといい、どこにいても仏様が見守っている、という思いが込められているそうだ。
昨夜のルクラより230m低い2610m、今日の宿「イエティマウンテンホーム・バクディン」に到着。
ありゃりゃ。さっきの道標どおり1時間で着いてしまったぞ。この区間だけは、わが敬老会メンバーの若かりし頃、青年の足だったのかもしれない。
このロッジは、こんな所にありました。ロッジのホームページからいただきました。急病などの事故があれば、すぐヘリコプターが飛んできてくれるように、ヘリポートも有りだ。だって救急車は走ってこれないもんね。ヘリが命綱になるのだ。
お部屋に暖房はありませんが、ベットは快適、ぬくぬくと電気毛布が入っています。
パクディンの街の散策には参加しませんでした。Sさんの写真を並べます。
シャワールーム。快適ロッジと紹介しましたが、これは曲者でした。いや、驚いた。下の蛇口からは、素直に適温になった湯が出てくれるのですが、シャワーがいけません。どう操作しても「アッチっち」と「チメタイ」しか出てくれません。標高2600m余の水ですからなんとも冷たい。暖房のない部屋で体が冷えることこの上なし。多分皆さんがそんな素晴らしい体験をされたようで、夕食時には大きな話題となるのでした。
ホームページの写真を見ると、夜のロッジは、これだ。庭にはタルチョーが風に揺られていました。なるほど五色の色が規則正しく並んでいます。
歩きの初日。ルクラからパグディンまで、途中にあった案内表示によると8km3時間としてあった。私たちの行程表にも約3時間と印刷されている。残念ながら私たちは、5時間を要する歩きとなるのでした。この地図を見ても村々があちこちに点在しているのが見て取れます。そんなヒマラヤの麓での体験は、疲労は残れど、楽しい時間となるのでした。