喘息って 怖い

一昨日の夕方のニュースで、「高次脳障害」というものに苦しむ人達を見ました。
「高次脳障害」とは、脳への酸素の供給が長時間絶たれたせいで、脳に障害が起こるというもの。
障害の出方はいろいろだそうで、紹介されていた方は、著しく脳が退行された男性と、新しい記憶が全くできないと言う男性。

著しく脳が退行された方が「高次脳障害」になられた原因は、喘息の発作だそうです。
一人暮らしをされていた男性は喘息の発作の手当てが遅れ、その間 脳への酸素の供給が絶たれたそうです。
成績も優秀で、社会への参画意識も高く堂々と行きてらした過去の映像がとても悲しい。
今は、まるで幼児のようで 話す事も理解する事もままならない様子。

一人暮らしをしている長男も喘息を持っています。
子供の頃は、入院をしたこともあります。
発作が起こり、一晩中背中をさすったり、救急病院の処置室で一夜を明かした事は 数限りなくあります。
夫はいつも、翌日が仕事だからと、私一人で付き添っていて、息が出来なくて苦しむ子供のそばで 心細い思いをしたものです。
大人になってから随分と良くなり、一人暮らしを始めてからは 喘息でSOSが来たのは 一度きりです。
それでも、そういうニュースを見ると たまらなく心配になります。
子供の部屋は電波の入りが悪い。 フォーマに変えてからは更に悪くなりました。
いざとなった時、ケータイが使えなかったらどうしよう・・・。
特に秋は、台風や秋雨のせいで気圧が変化し、喘息の起きやすい時期。
テレサ・テンさんも喘息で亡くなってるし。
心配しだすと居ても立ってもいられない気分になります。

そんな親の心なんて知らずに、子供は楽しげに 夢に、恋に頑張ってますけどね。

(余談・・昨日一日中PCの調子が悪く、とても腹が立って、雨の中に放り出してしまおうかと思いました。(笑) よって この日記も一日遅れ。 一昨日のニュースって・・)