体調万全とはいかない今日この頃。
なのに雑用が多い
こんな時に読む本は、肩が凝らなくて、短編が収まっているものがいいかな。
で「ころころろ」。
ご存知、畠中恵さんの「しゃばけシリーズ」最新作。
「はじめての」「ほねぬすびと」「ころころろ」「けじあり」「物語のつづき」の5篇からなっています。
江戸は通町に店を構える廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋の若だんな一太郎は気合の入った病人であり、一度に病気の話を三つかけるほどの虚弱であるから、周りのものは若だんなに限りなく甘い。
そんな一太郎、前髪の頃(ここでは12才です。)の事件に端を発した物語。
一編目で目の神様を扱い、
二編目でもう少し成長した一太郎の目は見えなくなっています。
そして、若だんなの目を治すべく奮闘する妖たち。
そこに描かれる人間達の弱さ、ずるさ。
それが、一太郎の優しさや、この世のものではない妖たちの一種とぼけた味わいで包まれています。
でも・・・
読後感爽やかなこと、このうえない「しゃばけシリーズ」ですが、
今回に限って言えば・・・
この世で一番怖いのは、やはり人だよね。と。
最後の「物語のつづき」は非常に人間臭い神様のお話ですが、
他は、何かに縋り付こうとしている人、ずるい人、母を恋うあまり妖になってしまった人、妄執を抱いて夢に閉じこもっている人・・・
特に「けじあり」は、ぞくぞくっと怖くなりました。
その中で、目が見えなくなっても佐助を心配し、出来る限りの事をしようとする一太郎に少し救われました。
追伸・・・
リキ、ダイエット始めました。
餌を半分にし、キャベツとオカラで嵩増しする作戦
先輩ワンコママ友達から教わったんですが、効果が出るといいなあ。
リキ「ダイエットが必要なのは僕だけじゃないと思うけど」
なのに雑用が多い
こんな時に読む本は、肩が凝らなくて、短編が収まっているものがいいかな。
で「ころころろ」。
ご存知、畠中恵さんの「しゃばけシリーズ」最新作。
「はじめての」「ほねぬすびと」「ころころろ」「けじあり」「物語のつづき」の5篇からなっています。
江戸は通町に店を構える廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋の若だんな一太郎は気合の入った病人であり、一度に病気の話を三つかけるほどの虚弱であるから、周りのものは若だんなに限りなく甘い。
そんな一太郎、前髪の頃(ここでは12才です。)の事件に端を発した物語。
一編目で目の神様を扱い、
二編目でもう少し成長した一太郎の目は見えなくなっています。
そして、若だんなの目を治すべく奮闘する妖たち。
そこに描かれる人間達の弱さ、ずるさ。
それが、一太郎の優しさや、この世のものではない妖たちの一種とぼけた味わいで包まれています。
でも・・・
読後感爽やかなこと、このうえない「しゃばけシリーズ」ですが、
今回に限って言えば・・・
この世で一番怖いのは、やはり人だよね。と。
最後の「物語のつづき」は非常に人間臭い神様のお話ですが、
他は、何かに縋り付こうとしている人、ずるい人、母を恋うあまり妖になってしまった人、妄執を抱いて夢に閉じこもっている人・・・
特に「けじあり」は、ぞくぞくっと怖くなりました。
その中で、目が見えなくなっても佐助を心配し、出来る限りの事をしようとする一太郎に少し救われました。
追伸・・・
リキ、ダイエット始めました。
餌を半分にし、キャベツとオカラで嵩増しする作戦
先輩ワンコママ友達から教わったんですが、効果が出るといいなあ。
リキ「ダイエットが必要なのは僕だけじゃないと思うけど」