5日(土)
以前バイクで行った「宮が瀬湖畔苑」で「桜フェスティバル」が開催されていると言うと夫が「行きたい。」
でも、前日が飲み会だし、桜を見ながら一杯飲みたいので、運転は全て任せる。だと。
私は運転手かい・・・。
出かけてみると「桜フェスティバル!」と銘打っている割には苑内に桜が少ない。
夫がブツブツと文句を言い続ける。
「桜が少なくても、綺麗な湖も芝生も鹿の糞もあるでしょ。なんでそれで楽しもうとしないの。融通が利かないんだから。」と表面上チョイギレ。内心マジギレ。
何とか、苑の縁に植わっている桜を見つけシートを広げる。
近くに桜が綺麗な狭い広場(表現変?)があったけど、関係者らしき方々が大きなシートを広げ慰安会っぽいものをやっていて、ちょっと脇でお花見はやりずらい雰囲気。
「関係者は平日とかフェスティバル前か後にやりゃあいいのに!」と又夫ブツブツ。
そりゃあ、私もどうかと思うけど、いいじゃん。私らの頭の上にも桜が綺麗に咲いてんだから!
本当に桜の事になると夫は大人げが無くなる。
車に戻ると助手席の後部ドアの後ろに引っかき傷がつけられていた。
帰りは渋滞につかまり、右足はつるし、夫は酒臭いイビキをかいて後部座席で寝てるし。
なんだか気分の悪いお花見になりました。
6日(日)
夫、朝からサービスがいい。
どうしたのかと思ったら「まだ桜が綺麗だから、昭和記念公園に行こうと思うんだけど。」
私「どうぞ。いってらっしゃい~
」
家事が終わり久しぶりにバイク。with次男。
次男がみつけたという、とてものどかな公園へ。
日野の川沿いの気持ちのいい道を走り、少し迷いながら、なんだか地元の人さえあまり来なさそうなのどかな公園に着きました。
気持ちいい~。
桜も綺麗に咲いています。川沿いだけど、川幅が広いため流れは見えず。
端の方で野球の練習をしている子供達。
鉄棒あたりで親子連れが幸せオーラを出している。
いいなあ。
桜の脇にジャングルジムがあったので、乗っかって上から桜を見る。
子供の頃は平気で登ってたジャングルジム。
少し怖かった。一番てっぺんまでは登れませんでした。
老いって、体力や能力面だけでなく、それに見合うように気持ちも衰えていくんだな、と少し淋しい気持ちになりました。
お昼頃帰ると珍しく長男も暇そうにしていたので、聖蹟桜ヶ丘にお昼ご飯を食べに出かけます。
駅周辺は「さくら祭り」をやっていました。
でも、すっかり葉桜だよ。この祭りはいつも桜と相性が悪くて。(笑)
食後、少し祭り会場をブラブラ。
オーパ前でフラダンスやエイサーなどやってます。
ヴィータで「耳をすませば」展(?)をやっていたので、ジブリ大好きな親子は勇んで出かけます。
「耳をすませば」はアニメのモデルが聖跡桜ヶ丘駅周辺や桜ヶ丘住宅地のいろは坂やロータリー、愛宕団地、百草園あたりなので、それを対比させての展示物や原作の漫画、原画など、面白いものがたくさんあり、3人で夢中になります。
地球屋周辺のジオラマ。
実際は、あんなところにロータリーはないし、あんなふうに家は建ってないんだけど。
多摩市育ちだから、そのへんは ちとうるさい。(笑)
ちなみに「平成狸合戦ぽんぽこ」も、多摩センターあたりの造成がモデルなので、私にはとても懐かしい絵が一杯出てきます。
帰りに車でいろは坂を上り、子供達に一うんちくを披露しようと思ったのに、神輿が出ていて通行止めで残念でした。
さて、そろそろ桜の季節も終わりを告げます。
それとともに、夫も正気に戻るでしょう。
我が家の桜狂想曲も終えんでございます。