のりひめのひとりごと Monologue of Noriko

2012年からオーストラリアと日本を行き来しています。日常のいろいろを書いてます。

のりひめの過去ばなし11.会社に企画書第3弾

2011-06-21 18:06:38 | のりひめの過去ばなし
1月31日に掲載したものを再度掲載してます


さて 頼まれもしないのに会社に提出した
企画書??のようなもの第3弾です

なんとなく絵から図に変化してきて
本部にマーケティングの部署を作りましょうとか
顧客別にサービスをとことんほりさげましょうとか
お店と本部のかけはしが欲しいといったことを
書いています

手書きなのに網掛けしてあるのは、
スクリーントーンを貼ってあるのです

3つめになるとだいぶ考えたことがまとまってきて
はっきりと主張するようになってきました
今回もあたたかく受け取ってもらえ、
役員回覧もしていただけました


この数ヵ月後、私は営業本部へ転属になりました。
営業本部長は副社長です。
営業本部下に営業部、商品部がありました。

ずっと本部に行きたかったのですが
正直このときは店長としていろいろ考えていたときだったので
むしろ驚きました。

「あ いま本部にいっちゃうの?」というのが正直な気持ちでしたが
辞令をもらいに本社に行って
役員のみなさんに「読んでたよ」っていってもらったときには
「そうか~!」と思いました

3つ連続の企画書???は
ただただ出していたのですが
役員の皆さんはいろいろ感じていらしたんですね

実績の出せない店長に違うステージでチャンスをくれる
とてもありがたい会社でした。


読んでいただきありがとうございますm(_ _)m

まだまだつづきます~

のりひめの過去ばなし10.会社に企画書第2弾

2011-06-21 17:48:39 | のりひめの過去ばなし
2月に掲載したものを再度掲載してます


~愛と勇気のマーケティングを提案します(その2)~
「ひとつ屋根の下」

このレポートは全10ページからなり
(第一弾と同様表紙とあとがきつき)
会社の会議に出席したあとにかいたものです

上司に「続きを期待しているよ」といってもらって
第一弾に続いて出したものです。(おそらく翌月)

レポートを出してから
いろいろな人にいろいろ言われたので
(励ましてくれる人だけではありませんでした)
すこしは謙虚な文章になってきたようです。

これまでのお店はセンターバイイングシステムにより
本部から自動的に靴が送られてきていましたが
このときは、会社のシステム改変時期にさしかかっており、
店長にも商品選択の権限をあたえてくれるシステムに
なろうとしていたのです。

店長としての権限が増えるのは何よりうれしいことですが
果たして自分にできるのかどうか不安でもありました。
その思いをぶつけたのが今回の企画書?レポート?であり
主旨としては

「本部にマーケティングの部署を作ることを提案します」

というものです。
第一弾とその点はまったく変わっていませんでしたが
はっきりと文言にしてみたのでした。

タイトルは当時人気ドラマだった江口陽介主演のドラマからとりました。
文中に「21世紀の未来予想図」なんて
やっぱり当時はやっていたドリカムの曲名が入っていて
ま~若いなあという感じです。

またまた上司から本部、本部では社長以下役員回覧されました。
そしてこんどは「意見を出してくれてありがとう」とお礼まで言われました。

システム改変は会社としては大きな取り組みだったと思いますので、
それに対して店長がどう感じているかを本部としては知りたかったのだと思います。

だんだん気がついてきたのですが
自分から頼まれもしないのにレポートを提出する社員は
おそらくいいんだろうなあと思いました。

なんだか楽しくなってきたので
さらに企画書の本やマーケティングの本など読んで
第三弾も出すことにしました。

ダイアナは当時年商150億、正社員約500名、店舗数約80店の会社です。
いま思えばなんてふところの深い会社だろうと思います。

(第三弾に続く~)

のりひめの過去ばなし9.会社に企画書第一弾

2011-06-21 17:36:01 | のりひめの過去ばなし
二月の再度掲載です~
ここまでくるのにじかんかかりました


全国80店舗ほどある婦人靴店ダイアナの店長になって二年目、28歳のときのことでした。

渋谷東急プラザ店に異動してからは、売上げ不振に悩みに悩みました。

ショッピングセンターは他とたがわず
同じフロアにもほかの階にも
同じような婦人靴の店があります。
激戦区ゆえに競合店の店長さんはベテランぞろい、
入社6年目の店長のわたしなぞかなうわけもありません。

毎日毎日悩んで悩んで
マーケティングの本を上の階の本屋さんで何冊か買ってきました。
当時住んでいた大森のワンルームマンションでよみふけりました
(最初に読んだのは中小企業診断士の販売管理のテキストでしたが)

「いま売れないなら一ヵ月後、半年後に売れるようになろう」と
思うにいたり、手書きで考えたことをまとめてみました

人に見せたくなったので上司に提出しました。

今見ると目を覆いたくなるほど稚拙なもので
手書きで6ページ(表紙となぜかあとがきがありました)の
本人は企画書だと思っていましたが
今見れば手紙?ひとりごと?陳情書?
なんともわけのわからないものですが、
とにかくわたしの思いがかきつづられているものでした。

上司はそれを本部に提出してくれて
会社の社長以下役員が全員回覧してくれたのです

内容はかいつまめばこんな感じです

「お客様がうちの店だけを目指してきてほしい!」
そのためには「競合店に勝つマーケティング」が必要だ


そしてある役員に言われました

「続きを期待してるよ」

「本当ですか?」

わたしはびっくりしました。
会社の批判といえば批判ですから。
「売れない店の店長がなにをほざいているんだ」といわれても
仕方がないと思っていました。

わたしは次の月に続きを書きました。
今度はもっと具体的に会社のことです。

(続く~)