りんごっこ劇場

どうせ一度っきりの人生,楽しまなくっちゃ!損々、
お酒に趣味に好きな事をして 我が老後まっ盛り! 花盛り!

石田衣良『水を抱く』を読みました

2023年08月16日 |  小説 読書

令和5年8月16日(水)

 

 

○○郵便局の仔ひつじ文庫からお借りしていました

石田衣良『水を抱く』(株)新潮社 完読

題名に惹かれて手にしました、初作家さんです。

何ページも読み進まぬうちは、恋愛小説?と思いきや

とんでもない官能小説とでも。

題名から何を期待したのでしょうね?

 

あらすじ

震災が原因で精神が不安定になって以降、

まるで自傷行為のようにセックスに溺れていくナギ。

そんなナギと出会い、ごく普通だった生活が一変した俊也。

2人はあらゆるセックスに溺れていくことになります

 

題名から何を期待したのでしょうね?

 


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中島京子『小さいおうち』読みました

2023年07月15日 |  小説 読書

令和5年7月15日(土)

 

 

朝からどしゃ降り

雨読です。

晴れては徘徊⁉三昧の日々です。 

 

区の図書館からお借りしていました

中島京子『小さいおうち』)(株)文藝春秋 完読しました。

初作家さんです。

元女中タキが、自身の回想録をもとに かつて奉公していた「赤い屋根の小さいおうち」に住んでいた中流家庭の平井家の生活のことを回顧する物語。戦争中なのに浮き立つような華やかな暮らしのある中で秘やかな恋愛について書き手の元女中タキの回想録を、読み手のタキの妹の孫.甥の次男健史(たけし)を意識して物語は進むのですが、最終章では タキの亡き後 書き手が妹の孫.甥の次男健史(たけし)になり 大叔母タキの回顧録へと展開。

 

女中タキが、気分転換に時間をもらい鎌倉で見た光景

翡翠色のワンピースを着たその日傘の人が、

『鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は』と、

その男の人が、

『詞にも 歌にも なさじわがおもひ その日その時 胸より胸に』と、

 

鎌倉から帰った奥様が 応接間の飾り棚に与謝野晶子の歌集をしまったが

小さく切った色紙がはさんであったそのページには

『詞にも 歌にも なさじ わがおもひ その日そ時 胸より胸に』と、

 

 

最終章までは恋愛小説?最終章は推理小説?

どちらとも?どちらでも?

時が経たらば再読もありかなと思う1冊でした。

 


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新聞連載小説 門井慶喜『札幌誕生』

2023年07月08日 |  小説 読書

令和5年7月8日(土)

 

風もなく とんでもなく暑いです

朝 庭の草取りしていましたら

公園への徘徊⁉が遅くなりました。取りやめにしました

 

我が家は、北海道新聞購読者です

朝刊連載小説『札幌誕生』 作 門井慶喜  画 佐久間真人

が 5日から始まりました。

タイトル 挿絵も カラーですよ!

 

 

初作家さんです。

タイトル『札幌誕生』に惹かれたものの、

連載小説についていけるかな❔

 

 

 

 


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船山 馨『茜いろの坂』上下巻読みました

2023年07月06日 |  小説 読書

令和5年7月6日(木)

 

 

雨読です。  

晴れては徘徊⁉三昧の日々   

 

区の図書館からお借りしていました、

船山 馨『茜いろの坂』上下巻 株式会社新潮社

完読しました。 

初作家作品です。

 

裏表ある?聖女 節子と修介の大人の清らかなる恋愛小説と受け止め

文章も気に入り 最後まですらすらと読みました。

恋愛小説の受け止め方は 多々あるかとは思うものの、

忘れたくない一冊と思ったものです。

 

 

著者 舟山 薫 

読後 医者から余命半年と宣告され 遺作として執筆したと知りました。

 

あとがきには、

・・・いずれにしても、一度は死期を告げられた身であれば、残り時間の長かろうはずはないし、

現在の躰の状態では、少なくともまとまった作品は、やはりこれをもって最後としなければなるまい。

長年のあいだ、ほんとうに有難うございました。

心からお礼申し上げて、ふでを擱くことにする。 とありました。

 

 


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黒井千次『夢時計』上下巻読みました

2023年05月29日 |  小説 読書

令和5年5月28日(日)午後

区の図書館からお借りしていました

黒井千次『夢時計』上下巻完読。

初作家作品です。

デパートの店員の話から始まる物語

不倫 浮気 二股等々

相手ある身 相手のあることを知りながらの行為を

それぞれの立場からの心情が 実に事細かに描かれています。

手にした責として 上下巻完読はしましたが、

最後まで 真っ向から毛嫌いする自分がいて

なぜかスッキリしない読後感想にもなってしまいました。


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