令和5年5月28日(日)午後
区の図書館からお借りしていました
黒井千次『夢時計』上下巻完読。
初作家作品です。
デパートの店員の話から始まる物語
不倫 浮気 二股等々
相手ある身 相手のあることを知りながらの行為を
それぞれの立場からの心情が 実に事細かに描かれています。
手にした責として 上下巻完読はしましたが、
最後まで 真っ向から毛嫌いする自分がいて
なぜかスッキリしない読後感想にもなってしまいました。
令和5年5月28日(日)午後
区の図書館からお借りしていました
黒井千次『夢時計』上下巻完読。
初作家作品です。
デパートの店員の話から始まる物語
不倫 浮気 二股等々
相手ある身 相手のあることを知りながらの行為を
それぞれの立場からの心情が 実に事細かに描かれています。
手にした責として 上下巻完読はしましたが、
最後まで 真っ向から毛嫌いする自分がいて
なぜかスッキリしない読後感想にもなってしまいました。
令和5年4月26日(水)
区の図書館からお借りしていました
西加奈子『サラバ』上下巻 小学館 完読
左足から誕生した4人家族の長男の語り手が、
姉の問題行動 旧友の意外な行動 恋人の裏切り
一家離散 自我の完全崩壊 父の出家 母の再婚 ・・・
家族に 周りに 大人になった自分にも振り回されながら
37歳の今になるまでの人生を語るのです。
不思議とにすらすらと最後まで引き込まれていました。
令和5年4月16日(日)
音を立てていた雨も夕方には静かに。
先日の、ベランダ窓ガラスの黄砂の汚れ
洗い流してくれたのでしょうか、
晴れたら窓ふきが待っていますね。
区の図書館からお借りしていました
松本清張の長編推理小説『熱い絹』上下巻完読
本当にあった事件が小説に、知らずに手にしました。
骨董屋 瑠古堂
軽井沢別荘での女性殺人事件
マレーシアでタイシルクで財を成した王の失踪
この3つの柱の事件が、
ノンフィクション フィクションを交えて進んでいくのですが、
さすが 見事に三つの点が線となり・・・
読み応え十分でした。
令和5年4月9日(日)時々
春風冷たし
北海道知事選
札幌市長選
道議選
市議選 の投票日です。
区の図書館からお借りしていました、
長部日出雄『津軽世去れ節』つがる書房 完読
市の市章が、卍(まんじ)の弘前市(ひろさき)出身の作家です。
図書館で偶然眼にしました。
ふるさと津軽を舞台にした6編の短編集
幼き日 片田舎の村祭りなどでしか耳にしなかったはずの
よされ節 じょんから節が
脳裏のかたすみにでも流れ
津軽の風土が、偲ばれればいいかなと思いました。
津軽には、
何でも自分のものがいちばんだと主張したがる自慢癖や
その主張を正当つけるために、
さして根拠のない故事来歴をでっち上げたりする神経捏造癖がある。
と、短編集の中でも綴られていますが、
世にいう『津軽のじょっぱり』です。
なるほどとうなづけるので 否定などは致しません。
津軽選挙も有名なんですよ~。
令和5年3月26日(日)
朝 カーテンを開けるとベランダが雨でぬれて、
午後からは 窓に水滴が
徘徊バァバ? 週末の休息日に加え雨の一日
晴耕雨読です。
昨日借りてきたばかりの、
宮部みゆき 推理小説集『鳩笛草』(株)光文社 完読
朽ちてゆくまで 燔祭(はんさい) 鳩笛草(はとぶえそう)
異色ミステリー中編3部作でした。
どれも、透視や千里眼などの超能力をもつ女性が主人公
『鳩笛草』の一節に、
主人公が 同僚に語る言葉の中に、
「・ ・ ・
自分の持っているこの力を、あまり特別なものだと思っていないわ。
いえ、特別なんだけどね。ただ、これは単に、あたしには、
普通の人たちが使っていない―――使うことのできない脳のある部分を使うことのできる
力があるっていう程度のことだと思うの。
だから格別、変わったことだと思わないの」
「超能力だよ・・・」
とありました。
超能力という分野は
う~ん
3部作だから辛うじて・・❔