平成27年4月30日(木)
きのう 札幌ドームへ向かう途中
国道36線沿いの林の中で,『こぶしの花』が咲いていました。
こぶしの花…
根元には、水芭蕉…
オープンカー を停め しばし眺めて想いだしております。
故郷津軽では、『こぶしの花』は『田打ち桜』ともも呼ばれ農耕催事記には欠かせない花なのです。
近くの山に白い『田打ち桜』が咲き始めると、『田起こし』の合図です。
今ではほとんど機械でササッとでしょうが、昔は農耕馬で『田起こし』やってる農家 沢山ありました。
どこの家でも馬は飼えないですから、村中でやりくりして助け合っていたのでしょうね。
津軽では昔は、子供たちもまた春を待っていましたよ。
『山鳩』が「デデポッポ デデポッポ」と鳴き出すとソワソワ
近所のお姉さんに連れられて山へ、おにぎり持ってピクニックです。
何故かは未だに分りませんが、
「デデポッポ デデポッポ 」と山鳩が鳴くと行けるのです。
”山の神”に挨拶にでも行ったのでしょうか?
わが故郷津軽は
”隣村でも 言葉も風習も違うことの多い”日本海に近い津軽の辺鄙な田舎の田舎
田んぼ農家や、子供たちは、
今頃どうしているのでしょうか。