今日は,映画の日なので,前から見たいと思っていてなかなか行けなかった『エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)』を観に行ったのですが,もう,一日に一回だけしか上映されてなく,もうすぐ終了だったようです。
『エヴェレスト 神々の山嶺』は,夢枕獏氏が構想から20年,3年かけて書き上げた小説を原作としていますが,私も3年ほど前に読んで感動した,本格的な山岳小説で,これ以上はないと言うくらい素晴らしい小説でした。
私的には,この感動的な小説を映像化してくれただけで感激ものですが,撮影するのが大変だったろうというのが,画面からも分かりますが,エヴェレストの素晴らしい映像に感激しっぱなしでした。
ストーリーは,イギリス人登山家「ジョージ・マロリー」が1924年に「エヴェレスト」に初登頂したか否かは,現在でも謎のままですが,「マロリー」の何故山に登るのかの問いに「そこに山があるから」と答えたのは有名な話で,この小説が書かれた後で,本当に「マロリー」の遺体が発見されるのですが,カメラは発見されていないので,登頂したかは今でも謎であります。
部厚い文庫本2冊分の長編小説なので,映像2時間あまりで表現するのは難しいとは思いますが,細かいところで山を登る人の気持ちやそれを待つ家族の気持ちを的確に表現していて,この映画の「羽生丈二」のモデルになったと言われる「森田勝」さんと「長谷恒雄」のモデルと言われる「長谷川恒男」さんとも,日本が世界に誇る天才的なクライマーで,その2人とダブらせていました。
若い頃にかなり山に登った私には,「森田勝」さんや「長谷川恒男」さんだけでなく,「岸文太郎」という人物が登場しますが,私はその名から日本山岳会の黎明期の孤高のクライマー「加藤文太郎」さんを思い出しながら,映画を観ていました。
小説『神々の山嶺(いただき)』
『エヴェレスト 神々の山嶺』は,夢枕獏氏が構想から20年,3年かけて書き上げた小説を原作としていますが,私も3年ほど前に読んで感動した,本格的な山岳小説で,これ以上はないと言うくらい素晴らしい小説でした。
私的には,この感動的な小説を映像化してくれただけで感激ものですが,撮影するのが大変だったろうというのが,画面からも分かりますが,エヴェレストの素晴らしい映像に感激しっぱなしでした。
ストーリーは,イギリス人登山家「ジョージ・マロリー」が1924年に「エヴェレスト」に初登頂したか否かは,現在でも謎のままですが,「マロリー」の何故山に登るのかの問いに「そこに山があるから」と答えたのは有名な話で,この小説が書かれた後で,本当に「マロリー」の遺体が発見されるのですが,カメラは発見されていないので,登頂したかは今でも謎であります。
部厚い文庫本2冊分の長編小説なので,映像2時間あまりで表現するのは難しいとは思いますが,細かいところで山を登る人の気持ちやそれを待つ家族の気持ちを的確に表現していて,この映画の「羽生丈二」のモデルになったと言われる「森田勝」さんと「長谷恒雄」のモデルと言われる「長谷川恒男」さんとも,日本が世界に誇る天才的なクライマーで,その2人とダブらせていました。
若い頃にかなり山に登った私には,「森田勝」さんや「長谷川恒男」さんだけでなく,「岸文太郎」という人物が登場しますが,私はその名から日本山岳会の黎明期の孤高のクライマー「加藤文太郎」さんを思い出しながら,映画を観ていました。
小説『神々の山嶺(いただき)』