気ままな歳時記(その2)

気ままな歳時記の続編です
Sonyα6500とRX100M7で撮った写真で,日々の事や昼飯を気ままに綴っています

石巻市中里の『味てつ』さんでランチ

2016-04-30 21:00:10 | 日々の出来事
 現在,石巻河南IC周辺のあけぼの地区が石巻商圏の中心ですが,石巻市の中里地区は,震災前の少し前までは,石巻駅周辺の中心市街地から取って代わって,色々な店が建ち並び,石巻商圏の中心でした。

 そんな中里地区にある『味てつ』さんは,美味しい料理を出すことで,夜も人気ですが,昼間は穴場の安くて美味しいランチを頂けると言うことなので,行ってみました。

 ランチも種類があるようで,「天ぷらうどん定食(850円税込)」「穴子一本揚げ天丼(1,000円)」「おらいのカツカレー(850円)」等種類が多いのですが,私は「日替定食(850円)」を頼んだのですが,今日は「カキフライ定食」でした。

 出てきた定食は“カキフライ”が5個,“小鉢”“サラダ”“漬物”が付いていて,“カキフライ”は大きくてカラッと揚がっていてジューシーで,旬ではないのでしょうが,美味しい“カキフライ”でした。

 ご飯も良く炊けていて,お味噌汁も上品に出来ていて,定食としたは満点を点けても良いくらいで,“穴子の一本揚げ”等も食べてみたくなりました。

 『味てつ』さんの外観


 入口のメニュー表


 メニュー(その1)


 メニュー(その2)


 店内


 カキフライ定食


 カキフライのアップ


 ご飯と味噌汁のアップ
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『かもめ食堂』in気仙沼

2016-04-29 20:09:00 | ある日の麺食い
 気仙沼の「復興屋台村気仙沼横丁」「気仙沼お魚いちば」や昨年11月10日に紹介した渡辺謙さんの「K-port」のそばにある『かもめ食堂』さんは、東日本大震災で昔からあったお店が流され、仙台にもある「ちばき屋」さんのオーナーが復活させた店として,テレビでも何度か見ました。

 今回、気仙沼で仕事があったので、是非行きたいと思い、12時過ぎに店に向かうと待っている人が5人いて、その人気の程がわかりました。

 頼んだのは、「かもめラーメン+味玉(800円)」とサンドイッチマンの「ばんやりぬ~TV」で紹介していた「メンチカツ(220円)」を食券機で買って、しばし待つと席を案内にされました。

 出てきたラーメンは、昔ながらの醤油色をしたスープで、飲んでみると魚介系の味が口に広がり、懐かしい味ですが、しっかりと出汁が出ていて、縮れ麺に良く絡んでいる、優しく美味しいラーメンでした。

 オプションで頼んだメンチカツは、さくっと上がった衣を箸で切ると、ジュワっと肉汁が出てきて、肉肉しさが出ている美味しさでした。

 『かもめ食堂』さんの外観


 メニュー(食券機)


 旧かもめ食堂の写真


 かもめラーメン+味玉(800円)


 麺アップ


 メンチカツ(220円)


 メンチカツの断面
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第318回杜の都信用金庫『県民ロビーコンサート』

2016-04-27 20:45:55 | 音楽コンサート・素敵なレコード等
 今日は,宮城県庁一階ロビーで、杜の都信用金庫『県民ロビーコンサート』が行われる日ですが,年度初めは「仙台フィルハーモニー管弦楽団」を聴くことが出来るので、時間前からかなりの人が待っていたようで、演奏が始まる頃には、ロビーは人で溢れかえっていました。

 昨年は、“ブラームス”と“ドヴォルザーク”の「舞曲集」を豪快な演奏で聴かせてくれましたが、今回は、誰でも一度は耳にしたことのある「歌劇」などの序曲を演奏してくれました。

 今日の天気は、新緑が近い仙台の清々しい季節を堪能するのにピッタリな流れるような素晴らしい演奏で、特に最後の「エグモント」序曲は迫力もあり、聴く者の心を打つ演奏でした。

 指揮者の平川範幸さんのダイナミックですが正確なタクトに、「仙台フィル」の50人以上の演奏者が一丸となって、素晴らしい演奏を聴かせてくれましたが、毎年,年度初めは心豊かになる演奏会であり、感謝の気持ちで一杯になりました。

○演奏曲目
 ①歌劇「フィガロの結婚」序曲:モーツァルト
 ②歌劇「エフゲニ・オネーギン」よりポロネーズ:チャイコフスキー
 ③喜歌劇「軽騎兵」序曲:スッペ
 ④劇音楽「エグモント」序曲:ベートーヴェン

 仙台フィルの演奏(その1)


 仙台フィルの演奏(その2)


 仙台フィルの演奏(その3)


 仙台フィルの演奏(その4)指揮者の動きが速いです
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『ガトーめぐろ』さんの「塩パン」

2016-04-26 20:28:43 | Sweets!お菓子&パン
 「仙台フォーラム」で「無伴奏」の映画を見た帰りに,二日町にある『ガトーめぐろ』さんの前を通ったので,店に入ってみましたが,『ガトーめぐろ』さんというと東仙台にもお店がありますね。

 店に入ると,「塩パン(120円)」という貼紙が目に入り,どんな物かと衝動買いをして,家に帰って食べてみると,パン生地は柔らかく,ほのかに塩っ気があるのですが,バターの味が効いていて,とても美味しいパンだったので,試しに1個と言わずにもっと買ってくれば良かったと後悔する,美味しさでした。

 『ガトーめぐろ』さんの外観


 塩パン(120円)


 『ガトーめぐろ』さんのケーキ
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映画『無伴奏』を観てきました

2016-04-25 21:07:06 | ときどき映画
 『無伴奏』は、作家の小池真理子さんの自伝的な小説が原作となっていて、1969年から1971年の仙台が舞台となり、その名作を映画化したというので、私の母校である仙台二中の近くにある仙台フォーラムまで行って来ました。

 70年安保の時は、仙台の街も東北大学生を中心にデモなどが盛んに行われていましたが、当時は高校生のみならず中学生まで参加していたのを覚えています。

 その当時、「宮城県第三女子高校(宮三女)」で「制服廃止」の運動が行われていたことをこの小説を読んで初めて知ったのですが、そういえば、1973年に「宮城第一女子高校(宮一女)」で制服が廃止されてので、「宮三女」でもそういう運動があっても不思議ではありませんね。

 その当時は、喫茶店=タバコ=不良という図式が出来上がっていて、喫茶店に入ることは希でしたが、「詩仙」「白雪」「ビートルズ」という店には入ったことがありますが、知ってはいましたが『無伴奏』には足を向けたことがありませんでした。

 中学・高校時代は、ロックなどの洋楽しか聴いたことがなかったので、『無伴奏』には縁がなかったのですが、今回の映画で店の内部が忠実に再現されているということなので、注意深く興味を持って観ていましたが、昔はこんな感じの喫茶店が多かったのかと思いました。

 2011年10月23日に、小説の無伴奏についてブログに載せていますが,小説では「カノン」についての記述が主体ですが、映画ではチャイコフスキーの遺作である交響曲第6番「悲愴」が印象的に使われています。
 「悲愴」は、チャイコフスキーが死の恐怖に苛まれながら書いたと言われていて、そのチャイコフスキーも同性愛者だったということなので、作家が意図的にこの曲を使った気もします。

  「アンニュイ」と言った言葉がピッタリするような『無伴奏』の中にいる人は、1970年の学園紛争に参加しない日和った学生が集まっていて、その中に高校で「制服廃止」の運動をしていた主人公の“響子”がいました。

1970年というと、大阪で開催された「万国博覧会」の“太陽の塔”と壮絶な自殺を遂げた天才作家である“三島由紀夫”が頭に浮かびますが、私自身は将来に漠然とした不安がありましたが、毎週末放送される東北放送ラジオの「AMO」を聴くくらいが楽しみでした。

仙台の普通高校は全て私服だった中で、女子高校でもそれに追随する風潮があったとは気づきませんでしたが、その活動に身を投じる“響子”と,異性も愛せる同性愛者を、今、理解するのは難しいのですね。

 1969~1971年の学生運動・ヒッピー・長髪・ミニから1972年の浅間山荘事件・札幌オリンピック開催・日本列島改造論・日中国交正常化という時代背景を思いだしながら、この映画を観ていて、不思議な気持ちと雰囲気になり、映画の中の仙台に入っていく気持ちになりました。

 小説の『無伴奏』をどう描いているのかが、観る前は興味がありましたが、映画を観進めていくうちに、そんなことよりも、この時代の雰囲気に段々とのめり込んでいって、映画は最後を迎えました。

 当時の仙台の街の雰囲気が良く出ていたと思うし、ちょっと激しい性描写が気になりましたが、良い意味でも悪い意味でも45年前を思い出させさてくれる映画でした。

 小説では,「悲愴」は「ムラヴィンスキー指揮・レニングラードフィル」の演奏でした
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