気ままな歳時記(その2)

気ままな歳時記の続編です
Sonyα6500とRX100M7で撮った写真で,日々の事や昼飯を気ままに綴っています

映画『アイネクライネナハトムジーク』を観てきました

2019-10-27 20:02:02 | ときどき映画
 昨年に仙台市内各所で撮影されたオール仙台ロケの『アイネクライネナハトムジーク』は、ある「小さな夜の曲」という意味を持つモーツァルトが作った曲がタイトル名になった映画で、劇的な愛の出会いを待つ「佐藤」を主人公(三浦春馬)とした恋愛映画"です。

 現実では非常に難しい、日本人の世界ヘビー級タイトルマッチの場面が重要な意味を持ち、「アイネクライネナハトムジーク」は日本語では「小夜曲」と訳されていましたが、今ではほとんど使われなくなっており、「ある小さな夜の曲」と訳されているそうです。

 ペデストリアンデッキで歌われる“斉藤和義”さん作曲の主題曲も良い曲でしたが、「出会った相手がその人で良かったっと後で思えることが一番幸せなんだ」と言うセリフが心に一番残る映画でした。

 原作が「伊坂幸太郎」さんなので、仙台の中心街などを中心にロケにしていて、見る場面見る場面が全て仙台なのが嬉しい映画で、最後の方の“紗季”さんが乗っているバスは「交通公園」循環でした。

 「交通公園」は、前の東京オリンピックが開催された頃までは、「三居沢動物園」というヤギなどしかいない小さな動物園でしたが、その後、今の「八木山動物園」が出来、「べー二ーランド」も出来、“八木山”は子供のための楽しい場所になりました。

 『アイネクライネナハトムジーク』
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『蜜蜂と遠雷』

2019-10-14 19:31:45 | ときどき映画
  2017年、第156回直木賞と本屋大賞を受賞したm宮城県出身の「恩田陸」さんの小説を、まだ読み終えていないうちに、映画が上映されるというので、今日行って来ました。

 小説の方は500ページを超え、全部読み終えていませんが、映画は、ほとんどピアノを演奏するシーンだけですが、天才少年の弾くのを観て、ピアノが打楽器だということを再確認しました。

 現代音楽の部類に入る「プロコフィエフ」や「バルトーク」の協奏曲を40年ほど聴いていませんでしたが、この映画を観たあとで、久々に聴いてみたくなりました。ちなみに、私が好きなピアノ協奏曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番です。

 小説の雰囲気を十分に伝えている映画でしたが、やはり小説を読むことで、さらにこの映画の世界を理解できると思います。

 小説『蜜蜂と遠雷』


 映画『蜜蜂と遠雷』のポスター
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映画『ゴールデン・スランバー』を、再度TVで観ました

2019-01-04 09:45:51 | ときどき映画
 昨年末に映画『ゴールデン・スランバー』をTVでやっていたので、録画をして、新年にじっくり見ました。

 2010年1月の公開直後に映画館で1度だけ見たのですが、全編宮城ロケとは聞いていましたが、今改めて見ると、そのロケした場所がかなり分かり嬉しくなります。

 映画の始まりの“VWゴルフ”の置いてある路地は、定禅寺にぶつかる道だと思っていましたが、青葉通りのNTTがある場所(今はないホテル「エクセル東急」)の近くの道だということが、道路の傾斜で分かり、車で食べるハンバーグは、一番町の「ロッテリア」で買ったのだということが分かりました。

 主人公が、ファミレスで劇団ひとりさんと待ち合わせして逃げる所は、若林区の宮城の萩通り沿いの「紳士服の青山」さんの向かい側だということ、映画に出てくる「轟煙火」は、あの有名な「芳賀火工工場」だということも分かりました。

 最後、下水道を通って広瀬川まで逃げてきますが、広瀬川の右岸は“川内地区”で、私の育った“川内大工町”の「仲の瀬橋」の近くですが、私が小学生の頃は、仲の瀬橋の下の広瀬川右岸は、まさに中洲(仲の瀬)になっていましたが、今は映画のように公園として整備されてしまいました。

 じっくり見てみると、仙台生まれの私的には最高の映画だということが、今回TVを録画してじっくり観ることで実感できるとともに、やはり、こういう映画は一度だけ観ただけではその良さや隠されいる事を理解することは出来ないということがわかりました。

 この映画の上映後、県庁で「黄色いカローラ」の実物を見る機会(2013年6月11日に「気ままな歳時記」に掲載)があり、昨年11月1日に、ポールマッカートニーのコンサートで『ゴールデン・スランバー』を生で聴くことが出来て、この映画をもう一度観たいと思っていたので、それが出来てとても良かったです。

『ゴールデン・スランバー』(ビートルズ歌詞全集より抜粋)
Once there was a way To get back homeward (かつてそこには故郷へと続く道があった)
Once there was a way To get back home (かつてそこには家へと続く道があった)
Sleep, pretty darling, do not cry (おやすみ かわいい子 泣かないで)
And I will sing a lullaby (子守唄をうたってあげよう)
Golden slumbers fill your eyes (黄金の眠りがおまえの瞳を満たし)
Smiles awake you when you rise (微笑がおまえの目を覚ます)
Sleep, pretty darling, do not cry (おやすみ かわいい子 泣かないで)
And I will sing a lullaby (子守唄をうたってあげよう)

 『ゴールデン・スランバー』のポスター


 藤崎のエレベーター内


 「黄色いカローラ」の実物(その1)


 「黄色いカローラ」の実物(その2)


 「黄色いカローラ」の実物(その3)


 ポールのコンサート風景
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『人生フルーツ』

2017-03-12 20:17:57 | ときどき映画
 今日は天気も良かったので、『人生フルーツ』という、90才の建築家の修一さんと87才の奥様、英子さんのゆったりとした生活のドキュメント映画で、見ていて、個性的な建築家に優しく寄り添った奥様の素晴らしい映画でした。

 戦後のニュータウン建設に関わった主人公が、その後に春日井市の高蔵寺ニュータウンを行い、その一角に自分の終の棲家を建設し、全てのことを修一さんと英子さんで行うという生活を送りながら、最後は、眠るように修一さんが亡くなってしまったという映画でした。

 便利な生活に慣れ親しんだこの世の中に、出来ることは全て自分達で行い、丁寧に暮らしていくという夫婦の生活を、この映画で観ていく中で、私たちが日頃忘れがちなことを思い出させてくれ、映画を見終わったあとにとても清々しい気持ちになるとともに、明日から自分の生活を考えさせられることになりました。

 修一さんが英子さんのことを、「彼女は生涯で最高のガールフレンド」と言っていたことが印象的でした。

 『人生フルーツ』のポスター
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『シン・ゴジラ』

2016-08-22 20:37:02 | ときどき映画
 久々に映画館に足を運んだのですが、その映画は『シン・ゴジラ』で、まだ夏休み中だということもあるのでしょうが、館内はかなりの人で埋め尽くされていました。

 『シン・ゴジラ』は、見る前からネーミングが気になっていましたが、映画を見てもハッキリとは分かりませんでしたが、シンは「新」「真」または「神」なのか、答えが出ませんでした。

 今回の『シン・ゴジラ』は日本で作った「ゴジラ」であり、2014年の「GODZILLA ゴジラ」などは近年はハリウッド映画的な感じでしたが、久々に日本的である、人間の英知で「ゴジラ」を退治する「ウルトラQ」的な映画でした。

 私は小学生の頃、大学病院前にあった「コニー劇場」で「キングコング対ゴジラ」を見たのが初めてですが、それ以降は、ラジコンで動くプラモを作ったりと、小さい頃から「ゴジラ」に馴染んできました。

 今回の映画は、子供向けとは言えませんが、「ゴジラ」から逃れる住民の姿が東日本大震災で被災した住民とダブった感じになり、やはり放射能と「ゴジラ」は切り離しては考えられないですね。

 シン・ゴジラ(その1)


 シン・ゴジラ(その2)
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