訪問日:平成29年1月28日(土)
出 発:京阪電車「伏見稲荷駅」
到 着:京阪電車「伏見稲荷駅」
「お稲荷さん」と呼ばれる「稲荷神社」。「五穀豊穣」「商売繁盛」の神様として全国に約3万社祀られているという。その他にも企業の社屋や屋上にもたくさんの「お稲荷さん」が祀られている。そして「稲荷」といえば「狐」。民間信仰と交わり、何やら神秘的な臭いが。全国稲荷の総本社「伏見稲荷大社」。そして、その背後にそびえる「稲荷山」を巡拝する。稲荷大社は「参拝」であるが、稲荷山は「登山」。大部分は石段だが、かなり高低差、勾配があるのでハイヒールや荷物持ちは不可。せめてウォーキング程度の装備で入ろう。途中、たくさんの「お休み処」があり、給水・トイレには困らない。
京阪本線「伏見稲荷駅」。駅名のとおり「伏見稲荷大社」の玄関口である。JR「大阪駅」から環状線に乗り「京橋駅」で京阪本線に乗り換えて約1時間(560円)。午前10時30分、駅を出発。
なお「大阪駅」から「京都駅」経由でJR「稲荷駅」を利用すれば、840円かかるが約40分で来ることもできる。
改札を出て左へ。参拝客相手の商店街を抜ける。
すぐに小さな水路を渡る。これは「琵琶湖疎水」。「琵琶湖疎水」は、琵琶湖の湖水を京都市内に引くため、明治時代に20数年かけて開かれた水路だ。
疎水を渡ればJR奈良線の踏切。角には「安産地蔵尊」。上の娘の予定日は3月末。お参りをしておこう。「元気な孫が産まれますように。」
次の交差点を右へ。すぐにJR「稲荷駅」前に出る。京都市内や奈良から来るのであればJRも便利だ。
ちょっと寄り道。駅前を通り過ぎる。そしてすぐ右に何やら煉瓦造りの建物が。
「稲荷駅」は、大正10年までは東海道本線の一部であったそうだ。その当時から残る「ランプ小屋」。明治13年の建造で、旧「国鉄」最古の建物らしい。
駅前に戻り、目の前に見える大きな朱色の「鳥居」をくぐる。
突き当たりにも「鳥居」。これより境内に入る。「伏見稲荷大社」は、全国3万といわれる「お稲荷さん」の総本社である。
警衛所前の「手水舎」で身を清める。
立派な「楼門」をくぐる。
この「楼門」は、天正17(1589)年、豊臣秀吉により造営されたと伝わり、国の重要文化財に指定されている。
まずは、正面の「外拝殿」でお参り。今日一日の安全を祈願する。
その後ろに「御本殿」。応仁2(1468)年の兵火で焼失。その後、明応8(1499)年に再興された。ここも国の重要文化財に指定されている。
御祭神は、「御本殿」中央に鎮座する「宇迦之御魂大神(うがのみたまのおおかみ)」ほか四神。和銅4(711)年、秦伊呂具(はたのいろぐ)が、稲荷山に神を祀ったのが起源と伝わる。「五穀豊穣」や「商売繁盛」の神様として信仰を集め、全国から多くの参拝者が訪れる。
最近では、外国人観光客の人気スポットとして、海外から訪れる人も多い。周りからは、ほとんど日本語の会話は聞こえない。
「御本殿」裏の「玉山稲荷社」から山へ進む。
国内は元より世界中に紹介され「パワースポット」として人気があるらしい。
お馴染みの「千本鳥居」。右側通行になっているが、左右どちらに進んでも同じ所に出る。
まるでトンネルだ。
朱色が目にまぶしい。
やがて二つのトンネルは合流する。
そこは「奥社」。社殿前には「絵馬」ならぬ「絵狐」が。目や鼻は自分で書けるようだ。ただ、おそらく「目」と思われる二本の線は、ほとんど「眉毛」として使われている。
「奥社」の右には「おもかる石」。二つの石灯籠のうち、どちらでも良いので願い事をし、頭の石を持って「思ったより軽い」と感じれば願いが叶うそうだ。
「奥社」の左手から「鳥居」をくぐり背後のそびえる「稲荷山」を巡拝することを「お山めぐり」と呼ぶ。一周2時間ほどの行程だ。「お稲荷さん」といえば「狐」。「狛犬」では なく、左右には「狐」が立つ。ただ、野山を駆けるキツネではなく、御祭神のお使いとされ姿は見えない。そのため「白狐(びゃっこ)」と呼ばれる。
時々、観光客が参拝後、ハイヒールなどの軽装や、移動途中に大きな旅行カバンを持って山に入り「SOS」を求めることがあるらしい。それなりの服装と装備で入ろう。私は、モンベルの「山行」ルックで来た(文と写真は関係ありません)。
案内標識に従って進む。
ずっと「鳥居のトンネル」が続く。
数々の神様に「鳥居」を奉納したものを「お塚」と呼ぶそうだ。
やがて「新池」と呼ばれる池に。行方の知れない人の居場所を探すため、池に向かって手を打ち、こだまが帰ってきた方角に手がかりがあるという言い伝えが残る。
池の畔には「熊鷹社」。
振り返って「鳥居」を見ると、奉納者の名前や奉納日が書かれている。この「漢字のトンネル」も外国人には珍しい光景だろう。
「奥社」から20分ほどで「三ツ辻」という三叉路に出る。「お山めぐり」は、右へ進む。ここからは、坂が険しくなるので時間のない人や足に自信がない人は、ここで左折して山を下りても良い。
右へ進むと「お休み処」と呼ばれるお店が並ぶ。
途中、左に「大松大神」。
「お休み処」の前には「三徳大社」。大体、お社の前に「お休み処」が設けられているようだ。
それ以外にもたくさんの神様が祀られている。
「鳥居のトンネル」を進む。結構、長い石段だ。
「鳥居」の向こうが何やら賑やかになってきた。
駅を出発して1時間ほどで「四ツ辻」。「お休み処」が並ぶ。
「四ツ辻」のすぐに北に「権太夫大神」。
「四ツ辻」に戻れば「一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰」への道標があるが、そちらへ進まず「時計回り」で歩こう。
ここから「お山めぐり」は、「環状」に歩くことになる。
この辺りにも「お休み処」が。
少し進めば「眼力大神」。
目が良くなりそうだな。
そしてすぐに「御膳谷(ごぜんだに)遙拝所」。
鳥居をくぐればたくさんの「お塚」が並ぶ。
「青枯れた」色合いの中に「朱色」がまぶしい。
祈祷所下からさらに「鳥居のトンネル」へと進む。
ここは「薬力大神」。ここにも「お休み処」がある。
そして標識に従い「傘杉社、清明舎」方向へ。
何だかコースを外れる様だが石段を下って行こう。
「天龍大神」前を過ぎる。
しばらく歩くと下に「赤い橋」と三叉路が見えてくる。
その手前左側の建物を過ぎて左に曲がれば「清明舎」。先日の大雪が残っていた。
前の「清明の滝」は、「滝行場」のようだ。
元の道に戻り、先ほど見下ろした「赤い橋」を渡る。
突き当たりを右に曲がり「鳥居」をくぐる。
しばらく歩けば「清瀧大神」。ここも「滝行場」のようだ。
境内を抜ければぐるっと回り、先ほどの「赤い橋」に戻るので、「清明舎」前の石段を元の方向に戻る。結構な上りだ。
「鳥居」を抜けていく。
先ほどの「薬力大神」に戻るのでお参りをする。
標識に従い「一ノ峰」方向へ進む。
「鳥居のトンネル」をぐんぐん進んでいこう。
「お休み処」前には「長者社」。
石段を上って行く。
青い空が広がってきた。ここは「一ノ峰」。「稲荷山」の最高峰で標高233m。「上之社」が祀られる。
次ぎに「二ノ峰」。
「中之社」が祀られる。
さらに「鳥居のトンネル」が続く。
しばらく進めば左に「荷田社」。
そして50mほどで「三ノ峰」へ。
ここには「下之社」が祀られる。
「四ツ辻まで一丁」の石標を右に見ながら進む。
「鳥居のトンネル」は続く。
また、「鳥居」の向こうが賑やかになってきた。
先ほどの「四ツ辻」へ戻る。1時間15分ほどで一周したことになる。京都市内が一望できる。「絶景」だな。
時間は、午後0時50分。「四ツ辻」にある「お休み処・仁志むら亭」で昼食にしよう。
京都市内が一望できる場所に席をとる。
「きつねうどん」(700円)を注文。お稲荷さんで「あげ」を食べても罰は当たらないのかな。
ここから「三ツ辻」まで、先ほど歩いた道を逆行する。
「三ツ辻」に出れば、真っ直ぐ下る。
左に「玉姫大神」。この辺りから「伏見稲荷大社」とは、直接関係ないような雰囲気が。
続いて「毎日稲荷」。「毎日新聞社」がお祀りしているそうだ。
「腰神不動明王」が見えてくるので階段を下る。
足腰に御利益があるようなのでお参りする。
元に戻り道を下れば「豊川大神」。
この辺りにも「お休み処」。
そして左に「荒木神社」。
ここの「口入稲荷」は、縁結びの神様のようだ。女の子が一生懸命お参りしていた。
「末廣大神」。ここは「狛犬」ではなく「狛カエル」。「福かえる」と縁起を担いでいる。
手水舎も「カエル」。どうも神道系の新興教団のようだ。
右に「弓矢八幡宮」。
途中「釈迦堂」があったのでお参りする。色んな宗教団体が続くが、「伏見稲荷大社」とは共存しているようだ。
参道は「住宅街」を走っている。
「間力大神」。
この辺りは「お産場」と呼ばれるようで、「お山めぐり」の最後の「お塚」であり、「お山めぐり」の最後にすぐ先の「産場稲荷」にお参りすれば御利益があるという。
最後に「産場稲荷」にお参りしよう。
「お産場池」とも呼ばれる「八島ヶ池」を左に見ながら進む。
先に見える「鳥居」は、「伏見稲荷大社」の「御本殿」裏の「玉山稲荷社」。そう「鳥居のトンネル」の入口だ。「鳥居」手前を右に曲がり「伏見稲荷大社」の境内を抜ける。「お山めぐり」は無事に終わった。
「楼門」をくぐり「鳥居」手前を右に。露店が並ぶ土産物店街を通り抜ける。なんだか急に「俗っぽい」世界に戻ったな。
JR踏切、琵琶湖疎水を渡って、京阪本線「伏見稲荷駅」にゴール。時間は、午後2時ちょうど。本日の歩紀「11720歩」(7.96km)。たくさんの神様にお参りしたな。私は、あまり「パワースポット」に興味はないが、神様からたくさんの「御神力」を戴いたことには間違いないだろう。今年も1年頑張るぞ。
出 発:京阪電車「伏見稲荷駅」
到 着:京阪電車「伏見稲荷駅」
「お稲荷さん」と呼ばれる「稲荷神社」。「五穀豊穣」「商売繁盛」の神様として全国に約3万社祀られているという。その他にも企業の社屋や屋上にもたくさんの「お稲荷さん」が祀られている。そして「稲荷」といえば「狐」。民間信仰と交わり、何やら神秘的な臭いが。全国稲荷の総本社「伏見稲荷大社」。そして、その背後にそびえる「稲荷山」を巡拝する。稲荷大社は「参拝」であるが、稲荷山は「登山」。大部分は石段だが、かなり高低差、勾配があるのでハイヒールや荷物持ちは不可。せめてウォーキング程度の装備で入ろう。途中、たくさんの「お休み処」があり、給水・トイレには困らない。
京阪本線「伏見稲荷駅」。駅名のとおり「伏見稲荷大社」の玄関口である。JR「大阪駅」から環状線に乗り「京橋駅」で京阪本線に乗り換えて約1時間(560円)。午前10時30分、駅を出発。
なお「大阪駅」から「京都駅」経由でJR「稲荷駅」を利用すれば、840円かかるが約40分で来ることもできる。
改札を出て左へ。参拝客相手の商店街を抜ける。
すぐに小さな水路を渡る。これは「琵琶湖疎水」。「琵琶湖疎水」は、琵琶湖の湖水を京都市内に引くため、明治時代に20数年かけて開かれた水路だ。
疎水を渡ればJR奈良線の踏切。角には「安産地蔵尊」。上の娘の予定日は3月末。お参りをしておこう。「元気な孫が産まれますように。」
次の交差点を右へ。すぐにJR「稲荷駅」前に出る。京都市内や奈良から来るのであればJRも便利だ。
ちょっと寄り道。駅前を通り過ぎる。そしてすぐ右に何やら煉瓦造りの建物が。
「稲荷駅」は、大正10年までは東海道本線の一部であったそうだ。その当時から残る「ランプ小屋」。明治13年の建造で、旧「国鉄」最古の建物らしい。
駅前に戻り、目の前に見える大きな朱色の「鳥居」をくぐる。
突き当たりにも「鳥居」。これより境内に入る。「伏見稲荷大社」は、全国3万といわれる「お稲荷さん」の総本社である。
警衛所前の「手水舎」で身を清める。
立派な「楼門」をくぐる。
この「楼門」は、天正17(1589)年、豊臣秀吉により造営されたと伝わり、国の重要文化財に指定されている。
まずは、正面の「外拝殿」でお参り。今日一日の安全を祈願する。
その後ろに「御本殿」。応仁2(1468)年の兵火で焼失。その後、明応8(1499)年に再興された。ここも国の重要文化財に指定されている。
御祭神は、「御本殿」中央に鎮座する「宇迦之御魂大神(うがのみたまのおおかみ)」ほか四神。和銅4(711)年、秦伊呂具(はたのいろぐ)が、稲荷山に神を祀ったのが起源と伝わる。「五穀豊穣」や「商売繁盛」の神様として信仰を集め、全国から多くの参拝者が訪れる。
最近では、外国人観光客の人気スポットとして、海外から訪れる人も多い。周りからは、ほとんど日本語の会話は聞こえない。
「御本殿」裏の「玉山稲荷社」から山へ進む。
国内は元より世界中に紹介され「パワースポット」として人気があるらしい。
お馴染みの「千本鳥居」。右側通行になっているが、左右どちらに進んでも同じ所に出る。
まるでトンネルだ。
朱色が目にまぶしい。
やがて二つのトンネルは合流する。
そこは「奥社」。社殿前には「絵馬」ならぬ「絵狐」が。目や鼻は自分で書けるようだ。ただ、おそらく「目」と思われる二本の線は、ほとんど「眉毛」として使われている。
「奥社」の右には「おもかる石」。二つの石灯籠のうち、どちらでも良いので願い事をし、頭の石を持って「思ったより軽い」と感じれば願いが叶うそうだ。
「奥社」の左手から「鳥居」をくぐり背後のそびえる「稲荷山」を巡拝することを「お山めぐり」と呼ぶ。一周2時間ほどの行程だ。「お稲荷さん」といえば「狐」。「狛犬」では なく、左右には「狐」が立つ。ただ、野山を駆けるキツネではなく、御祭神のお使いとされ姿は見えない。そのため「白狐(びゃっこ)」と呼ばれる。
時々、観光客が参拝後、ハイヒールなどの軽装や、移動途中に大きな旅行カバンを持って山に入り「SOS」を求めることがあるらしい。それなりの服装と装備で入ろう。私は、モンベルの「山行」ルックで来た(文と写真は関係ありません)。
案内標識に従って進む。
ずっと「鳥居のトンネル」が続く。
数々の神様に「鳥居」を奉納したものを「お塚」と呼ぶそうだ。
やがて「新池」と呼ばれる池に。行方の知れない人の居場所を探すため、池に向かって手を打ち、こだまが帰ってきた方角に手がかりがあるという言い伝えが残る。
池の畔には「熊鷹社」。
振り返って「鳥居」を見ると、奉納者の名前や奉納日が書かれている。この「漢字のトンネル」も外国人には珍しい光景だろう。
「奥社」から20分ほどで「三ツ辻」という三叉路に出る。「お山めぐり」は、右へ進む。ここからは、坂が険しくなるので時間のない人や足に自信がない人は、ここで左折して山を下りても良い。
右へ進むと「お休み処」と呼ばれるお店が並ぶ。
途中、左に「大松大神」。
「お休み処」の前には「三徳大社」。大体、お社の前に「お休み処」が設けられているようだ。
それ以外にもたくさんの神様が祀られている。
「鳥居のトンネル」を進む。結構、長い石段だ。
「鳥居」の向こうが何やら賑やかになってきた。
駅を出発して1時間ほどで「四ツ辻」。「お休み処」が並ぶ。
「四ツ辻」のすぐに北に「権太夫大神」。
「四ツ辻」に戻れば「一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰」への道標があるが、そちらへ進まず「時計回り」で歩こう。
ここから「お山めぐり」は、「環状」に歩くことになる。
この辺りにも「お休み処」が。
少し進めば「眼力大神」。
目が良くなりそうだな。
そしてすぐに「御膳谷(ごぜんだに)遙拝所」。
鳥居をくぐればたくさんの「お塚」が並ぶ。
「青枯れた」色合いの中に「朱色」がまぶしい。
祈祷所下からさらに「鳥居のトンネル」へと進む。
ここは「薬力大神」。ここにも「お休み処」がある。
そして標識に従い「傘杉社、清明舎」方向へ。
何だかコースを外れる様だが石段を下って行こう。
「天龍大神」前を過ぎる。
しばらく歩くと下に「赤い橋」と三叉路が見えてくる。
その手前左側の建物を過ぎて左に曲がれば「清明舎」。先日の大雪が残っていた。
前の「清明の滝」は、「滝行場」のようだ。
元の道に戻り、先ほど見下ろした「赤い橋」を渡る。
突き当たりを右に曲がり「鳥居」をくぐる。
しばらく歩けば「清瀧大神」。ここも「滝行場」のようだ。
境内を抜ければぐるっと回り、先ほどの「赤い橋」に戻るので、「清明舎」前の石段を元の方向に戻る。結構な上りだ。
「鳥居」を抜けていく。
先ほどの「薬力大神」に戻るのでお参りをする。
標識に従い「一ノ峰」方向へ進む。
「鳥居のトンネル」をぐんぐん進んでいこう。
「お休み処」前には「長者社」。
石段を上って行く。
青い空が広がってきた。ここは「一ノ峰」。「稲荷山」の最高峰で標高233m。「上之社」が祀られる。
次ぎに「二ノ峰」。
「中之社」が祀られる。
さらに「鳥居のトンネル」が続く。
しばらく進めば左に「荷田社」。
そして50mほどで「三ノ峰」へ。
ここには「下之社」が祀られる。
「四ツ辻まで一丁」の石標を右に見ながら進む。
「鳥居のトンネル」は続く。
また、「鳥居」の向こうが賑やかになってきた。
先ほどの「四ツ辻」へ戻る。1時間15分ほどで一周したことになる。京都市内が一望できる。「絶景」だな。
時間は、午後0時50分。「四ツ辻」にある「お休み処・仁志むら亭」で昼食にしよう。
京都市内が一望できる場所に席をとる。
「きつねうどん」(700円)を注文。お稲荷さんで「あげ」を食べても罰は当たらないのかな。
ここから「三ツ辻」まで、先ほど歩いた道を逆行する。
「三ツ辻」に出れば、真っ直ぐ下る。
左に「玉姫大神」。この辺りから「伏見稲荷大社」とは、直接関係ないような雰囲気が。
続いて「毎日稲荷」。「毎日新聞社」がお祀りしているそうだ。
「腰神不動明王」が見えてくるので階段を下る。
足腰に御利益があるようなのでお参りする。
元に戻り道を下れば「豊川大神」。
この辺りにも「お休み処」。
そして左に「荒木神社」。
ここの「口入稲荷」は、縁結びの神様のようだ。女の子が一生懸命お参りしていた。
「末廣大神」。ここは「狛犬」ではなく「狛カエル」。「福かえる」と縁起を担いでいる。
手水舎も「カエル」。どうも神道系の新興教団のようだ。
右に「弓矢八幡宮」。
途中「釈迦堂」があったのでお参りする。色んな宗教団体が続くが、「伏見稲荷大社」とは共存しているようだ。
参道は「住宅街」を走っている。
「間力大神」。
この辺りは「お産場」と呼ばれるようで、「お山めぐり」の最後の「お塚」であり、「お山めぐり」の最後にすぐ先の「産場稲荷」にお参りすれば御利益があるという。
最後に「産場稲荷」にお参りしよう。
「お産場池」とも呼ばれる「八島ヶ池」を左に見ながら進む。
先に見える「鳥居」は、「伏見稲荷大社」の「御本殿」裏の「玉山稲荷社」。そう「鳥居のトンネル」の入口だ。「鳥居」手前を右に曲がり「伏見稲荷大社」の境内を抜ける。「お山めぐり」は無事に終わった。
「楼門」をくぐり「鳥居」手前を右に。露店が並ぶ土産物店街を通り抜ける。なんだか急に「俗っぽい」世界に戻ったな。
JR踏切、琵琶湖疎水を渡って、京阪本線「伏見稲荷駅」にゴール。時間は、午後2時ちょうど。本日の歩紀「11720歩」(7.96km)。たくさんの神様にお参りしたな。私は、あまり「パワースポット」に興味はないが、神様からたくさんの「御神力」を戴いたことには間違いないだろう。今年も1年頑張るぞ。