1月にベストアルバムをリリースする細坪さん。
今週はプロモーションのために、ラジオにたくさん出ておられます。
ふきのとうで18年、ソロになって18年・・・長いですね。
そんな長い道のりを歩くとは、ついぞ思わなかった細坪少年。(20歳のキミを少年と呼んでいいのか迷うところではありますが、北海道の田舎の子でしたから純朴な子ということで、あえて少年と呼びます)
大学に入学して、フォークソング同好会へ入部して~~~と、デビューまでの経緯を、とっても楽しく聞かせてくれます。
デビュー曲であり、ふきのとうの代表曲である白い冬
ところが、山木さんも細坪さんも、白い冬をデビュー曲にとは思っていなかった、という話は何度も聞いた事がありました。
それで、実は二人が秘かに思っていたのは、コンテストで作曲賞を受賞した夕暮れの街の方
この話の辺りまでは、私も知っていたことです。
デビュー曲がヒットしたら、後はお前らの好きなようにデキルからって説得されたって話も、何度か聞いたことはあるよ。
「ふきのとう」として白い冬も歌っていたけど・・・。そんなには歌ってなかったかも・・・だって。(北海道では人気のナイ歌だったの?)
それなのに、賞を取った夕暮れの街を押しのけて、白い冬を猛プッシュされた訳とは
なんとなんと、長崎から出てきた二人組がかっ飛ばしたヒット曲のせいだったとは
叙情的ってところで、雰囲気がかぶるから!!って理由で、フォークロック調の白い冬が出来上がったそうです。
確かに、初めて白い冬を聞いた時、あのイントロはインパクトがありました。
ちょっとギターが弾けるオトコの子達は、みんなカバーしてましたっけ
細坪さんとコラボすることになった人はみんな、この歌のギターをとても楽しそうに演奏します
某動画サイトにいけば、坂○さんや鈴○さん、○根さんのギター演奏や、久保田さんや関さんの演奏も楽しめます。
ぜひ、「ふきのとう」の演奏と聞き比べをしてください。
さてさて、白い冬は色々なところで耳にする機会が多いうたなので、今日はその影にひっそりと隠れてしまった名曲夕暮れの街を紹介します。
私、この歌好きなんですよね
なんともいえないポワーンとした感じと、坪さんのキュンとくる歌声がたまらないのです
ただし、やっぱり地味かも
この歌じゃ、「ふきのとう」や山木さん、そして坪さんの人生も大きく変わっていったかもしれませんね。
でも、白い冬より、うーんと「ふきのとう」っぽいというか、「ふきのとう」を濃縮した佳曲だと思いませんか。
大ヒットした曲というのは、インパクトがあって、サビだけじゃなくって、その曲のイントロや間奏でも、当時の臭いや街のざわめきまで思い出されます。
でも、こういうB面の曲とか、アルバムに入っている静かな目立たない曲の方が、ずっとずっと心に寄り添って、長く一緒にいてくれているような気もするんですよ。
夕暮れの街/ふきのとう