グッズも無事買い揃え、自分の席に着こうとしたら、DVDの撮影のため前の方の座席が取り払われていて、私たちの席は思っていたよりずっとっずっと前の方でした
ていうか、あんまり前過ぎて緊張しちゃうじゃないかーーー (隣を観たらsUnさんはニッコニコ こういう時のsUnさんてすっごく図太いし神経してて、ちょっと引いてしまいます)
ステージには、この日の音レンジャーさんたちの楽器がその時を静かに待っていました。
左手から、ピアノ→チェロ→バイオリン ちょっと後ろにベース→ギター そしてパーカッション
パーカッションの周りには、透明のアクリル板のような囲いがありました これって遮音板かしら? それなら、今日はドラムぽいのもあるのかな~~
なんだか始まる前からワクワクドキドキ
開演前はついついお友達とおしゃべりの華を咲かせちゃうのだけど、開演前のBGMって気になりますよね
アーティストさんのお気に入りの楽曲だったり、一番新しいアルバムからの選曲だったり、時には未発表の曲が流れたりします。
今回、KOKIAさんのステージ前に流れていた曲は・・・KOKIAさんの声に似た声もあったけど、これは違うでしょ!!という歌声もありました。
でも、どれも私好みのメロディーで、でも初めて聞くメロディーのようで、全然わかりませんでした。
どなたか、わかった方いらっしゃいますか?
アイルランドの方のアルバムにコーラス参加したとか、カナダの方のアルバム制作に係わったとか、チラリとお話を聞いたような気がするのですが。それかしら???
なんてね、謎解きの楽しみが開演前のBGMにはありますよね。
大阪でのコンサートが終了したら、KOKIAさんの方から謎解きをしてくれるかしら~
そうこうしている間に、アナウンスがあって、照明が落とされて。。。
コンサートが始まる前の緊張の一瞬というのがあるのですが、KOKIAさんの場合は一瞬ではなく、とーーーても長いです
場内がシーーーンとなって、みんなの緊張状態がピークになって、たぶん私はいつもこの時息を止めています。息が続かなくなって、ふーっと息をついた時、同様にあちこちから咳ばらいが聞こえて。
ちょっとざわつきかけた会場が、もう一度静寂に包まれた時、静かに音レンジャーさんたちが現れ、所定の位置に着き、音が響き始めます。
ドン ドン パーカッションの音が印象的なエキゾチックなotonamiです。
KOKIAさんが、いつもの右手を高くあげるお決まりのポーズで登場
オフホワイトのようなサウンドベージュのような色の、コットンシルクのようなロングドレス。お袖が着物の袖のようなボレロのような感じで、レースがヒラヒラ綺麗
オープニングは、コンサートのプロローグのような感じで長めです。え~っとえ~っとこの曲は~~~
そう私の大好きなU -CHA-CHA
この歌には、歌詞にはならないところがあって、歌詞カードには(祈り)(心の高鳴り)となっているところ、U~~とかAh~~とかラララ~で歌われているんですけど、私、そこが大の大の大好き
もっちろん、この歌も大好きです。
KOKIAさんの歌の中で、何が一番好きかと言われれば、私は「歌詞のないコーラスの部分」と答えるでしょう。
原始の時代、まだ言葉を持っていなかった時代の人間は、こうやって鳥の鳴き声や風の音、川のせせらぎなどの音の真似をして、悲しみや喜び、そして愛を伝えていたんだろうな~
言葉でないからこそ伝わってくる想いがダイレクトに心に届くような気がして、大好きなんです
この歌で幕開けとなったのですが、まさにKOKIAワールドの幕が開いたって感じで、KOKIAさんの歌声がグングン会場を上昇していって、そしてハートがパラパラというよりバラバラ落ちてきました
そうそう、餅撒きみたいな感じ
KOKIAさんのウーアーは、どんどん地球を回って、スイスのヨーデルみたいにも聞こえたし、アンデスの山を越える鳥のようでもありましたし、アマゾン、そしてサバンナ、色々な場所へ運んでくれたような歌声でしたよ。
おもわず、この1曲が利けたから満足~って思ったほどです。
2曲目はそのままの勢いに乗って、Hello passing days
わぁ~、この曲も大好きです この曲は全くもって私の想定外。嬉しいプレゼントのような気がしました
2曲目で、手拍子ってあんまりなかったのでちょっとビックリの展開
ハンドマイクで、左サイド、センター、右サイドって移動しながら歌うKOKIAさんの姿も、私にはとっても珍しい光景でした
心の中で「きゃー、KOKIAちゃーん」って激しく手を振りながら応えていた私です。もちろん、実際にはそんなことしてませんよ!!だってオトナですもの
早々にバンドさんの紹介があって、KOKIAさんのご挨拶が満面の笑みで、元気いっぱいでした。
何だか時計の針を戻して、デビュー当時、もしくはアイドルチックに活躍していたときの様です。
今日はみんなに元気になっていってもらいたい的なMCがあって、「みんな元気ですか?」パチパチパチ(元気ですよってお返事)
「元気じゃない人?」(シーン) 「元気じゃない人がいないのならKOKIAいりませんね。帰っちゃおうかな~」なんて小芝居を交えつつ、もう一度「元気な人?」パチパチパチ 「元気じゃない人?」 一瞬のためらいの後、勇敢にも前の方の座席の方が「ハーイ」と手を挙げました。
本当は私だって手を挙げたかったけど(本当にいま、元気じゃないからね)、でもね、元気じゃない人にハーイは云えないでしょ、普通は
そしたらね、なっとKOKIAさん、「今日はアナタの為に歌います」的な事をおっしゃてて、羨まし~、私も手を挙げればよかったナ~
3曲目は、またもやパーカッションのズンドコズンドコがあって
本当はズンドコズンドコじゃないのよ どう表現したらいいのか自分の力のなさを痛感している所です。
花 人間ってそんなものね 道化 の3曲が続いたんですけど、いつもよりパーカッションが強めに入っていて、エロカッコイイ感じでした。
照明の中、KOKIAさんのクネクネダンスが、まぁ~艶めかしかったこと。大人の色気ムンムンでしたわよ
私たちの座席はやや前の方だったんですけどね、待望の前だったんだけど、KOKIAさんを見ると他の音レンジャーさんが見えなくなります。
浦さんを見れば浦さんだけ! Pスケさんを見るとPスケさんだけ!になってしまいます。
あと、照明の加減でKOKIAさんが貞子のようになってしまいます
でもね、一つだけ発見 いつもセンターに立って歌うKOKIAさん。ちっとも動かないので、サイドの席になると寂しい思いをしてました。
ところがーー、KOKIAさん体はセンターだけど、目はアッチを向いたりコッチを向いたり、上の方の席にもしっかり目を向けていました
わぁ~、こんなにも色々な人の目を向けて歌っていたとは 正面ばっかりだなんて言ってご御免なさいです。
ファーストアルバムの1曲目になっていた私は歌う小鳥です →最新のオリジナルアルバムの曲5つ目の季節 の流れは、まさに「History」
歌を歌って何かを伝える小鳥の声を授かった私は、今日も喜んで歌う
初めは一人で歌っていたけど、私の歌を好きだと言ってくれる人が現れてから歌う意味が変わった。誰かのために歌う歌が新しい世界へ
テーマがとっても似通っています。そう、14年前から、ひょっとしたらもっともっと前からKOKIAさんが歌を歌うってことは、同じ気持ちなんじゃないかしらって思います。
5つ目の季節は、全部ではなく短いバージョンでしたが、アカペラで歌われました。
KOKIAさんだけを照らすスポットライトが、上の方から白い筋が幾筋にも分かれてまるで鳥かごのように見えたんですが、どうだったんでしょう
すっごく印象的な場面でした。
そしておばあちゃん これもまさかまさかの選曲でした。
KOKIAさんの歌声を一番初めに褒めてくれたのは、おばあ様でしたものね。CDよりもちょっと甘えた感じの歌唱が何だかジーンとしてしまいました
世界の終りに は、CDで聞いた時はイマイチ ピンとこなかったのですが、何度も何度も聞いている内に大好きになった歌です。
この歌の時、いつもベースの光隆さんが歌っているのを見て、胸がジーンとします
この日もジーンとしていたんですが、浦さんの姿が視界に入ってきたんですわ。
そう見ようと思ってなかったのに、浦さんのノリノリの動きで視界に乱入。
浦さん、すっごい大きな声で歌っているように見えました 声は聞こえないのですが、いやー、ちょっと怖いもの見たさというか、浦さんの声が入ったバージョン、チラリと聞いてみたくなりました。
もうホント、絶唱でしたよ。
でもね、コーラスでもなんでもないのに、口ずさみながら演奏している姿って、なんかイイです
1部終了前だけど、長くなったので一端切ります。ごめんね