我が町の自慢のお菓子をご紹介しまーす
一番の名物というと「芥子餅」なんですけど、今日は芥子餅ではなくて、松露だんごと肉桂のお干菓子です
福栄堂の松露だんご
写真じゃ、わかりにくいのですが、直径2.5㎝ほどの小さなお団子です。
明治40年からの変わらぬお団子なんですよ
柔らかくってモチモチしたお団子のが、フワ~~と溶ける淡雪みたいなアンコで包まれています
1個1個手作り、お店まで行くと、その場で丸めてくれるかもしれません。(私は、お店まで行ったことがなくて、いつも近所の百貨店で詰め合わせになっているのを買っているの)
アンコが苦手な私でも、ここのお団子は
優しい甘さで、つい頬っぺがほころぶ美味しさですよ。
「大阪名物 なにわみやげ」
全国流通の大量生産の物ではなく、そこでしか買えない手作りのイッピン 大阪名物の案内の決定版として出版されたこの本の表紙。左上の隅に写っている黒いもの→実は、松露だんごなんですよ
街の真ん中からは、少し外れた所にお店がありますが、街の名物、チン電(路面電車)に揺られて終点。カワイイ駅舎のすぐ近くにお店はありますよ~~
つづいてもう一品
同じく、上の本でも紹介されているのですが、八百源来弘堂の肉桂餅 じゃなくって
肉桂のお干菓子
包みをほどくと、小さな2粒の干菓子が入っています。
このタイプのお干菓子は、あまり珍しくはないですが、ニッキというのは珍しいでしょ
私、八百源さんの肉桂餅(ニッキモチ)が大好きなんですよ
柔らかい求肥の中に肉桂(ニッキ)が練り込まれていて、かなりスパイシーです。
ニッキと聞いてもピンとこない方 ニッキはね、ホレ、シナモンですよ。
京都の八つ橋とかに、茶色の粉がかかっているでしょ。アレですよ
ニッキの独特な香りと、ちょっと苦いような、アレが苦手な方には、ちょっとオススメしづらいのですが、ニッキ好きな方には、たまらんという美味しさです。
その肉桂餅の八百源さんの新商品のお干菓子ですもの、ニッキ味ですもの、美味しくないわけがない
新商品だなんて言ってしまいましたが、私が数年前にこの町に住んでいた時は、確かなかったんですよ。お干菓子とか、カステラとかね。
そうそう、ニッキのカステラもあるそうなんですよ。今度、食べてみますね
カステラと言うと、長崎のカステラが有名ですが、あちらはオランダよりのもので、八百源さんのは、ポルトガルより伝わったものらしくって、オランダポルトガルの食べ比べもしてみなくっちゃ
千利休の安土桃山時代から続く「肉桂餅」 ちょっと気になるでしょ
手土産や、おもてなしにはバッチグーですが、バックにポン、疲れた時やコミュニケーションの時に飴ちゃん代わりにお干菓子っていうのも、お洒落で素敵だと思いませんか