”スローライフ滋賀” 

「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第59回) 憧れの英国航空、人気ナンバーワンのシンガポール航空

2023-07-02 06:00:00 | 海外の旅
 1970年代後半以降、いつしかイギリス出張の際、英国航空(British Airways)を利用することになっていた。
英国航空機と紺のカッコ良い制服で、すらっとしたイギリス英語のCAによるサービスを受けるのは私の一種憧れであった。



 当時、BAのロンドンー東京便のビジネスクラスサービスはJALよりも良かった。JALのサービスも悪くはなかったが外国の航空会社便の方が海外旅行の適度な緊張感があってよい。

 一般的な日本人は海外渡航時も日本語が当たり前のように通じる日本航空を選んだが私は海外出張時、外国の航空会社便の方が適度な緊張感があってよいので海外の航空会社の便を使うことが多かった。
 BAの搭乗時のアメニティキットもシックで悪くなかった。
JALのビジネスクラスアメニティキットは個性が弱くまた沢山貰い過ぎて新鮮味もなく飽きていた。

シンガポール航空
 1980年代当時でも既にそうであったがシンガポール航空のサービスには評定だった。特に西欧人のビジネス客には評判が高かかった。
 若くてスマートなチャイナドレスをまとったCAの洗練されたサービスと食事、飛行機の機材も常に最新機で世界1位のサービス評価を誇っていた。
 北米、ヨーロッパ出張が多かくアジアへのビジネス出張が少なかったので私がシンガポール航空を利用したのは1990年代だったが期待通りの優秀なサービスを感じていた。



エミレーツ航空
 各国の空港で目を引くエミレーツ航空のCA。背が高く独特の制服を着こんだエキゾチックなCAと高いサービスは評判になっていた。
 しかし、1980年代、UAEのエミレーツ航空の日本乗り込みは枠があって成田空港ではなく関西国際空港のみだった。
 私は一度も利用したことはなかったが関東からはわざわざ大阪まで行かないといけないので不便だった。今日では解消され成田、羽田空港にも乗り入れしている。


 日本人は余り感じることが少なかったと思うが日本航空も外人には細やかな気配りやサービスに人気があったようだ。
 ANAは1980年代に後発の航空会社としてスタートしたが初めの頃は本当に初々しく、洗練さはまだなかったが懸命にサービスをしようとする姿勢は搭乗客に伝わっていた。途中からANAの方が評判が上がっていたのを覚えている。

 逆に余り良さが無かったのはアメリカ系の航空会社だった。1980年代の当時、特にユナイテッド航空のCAはベテランでそつが無かったが細やかな気配りやサービス精神が欠けていたと思う。スターアライアンスのマイレージポイントや運賃の割引等のメリットが無ければ使っていなかっただろうと思う。
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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第58回) 固有姓名で呼ぶ乗客のCA客室サービス

2023-06-22 09:00:00 | 海外の旅
 1980年代後半、英国航空(BA)を利用することになって、搭乗時、初めて客室乗務員(CA)から「固有名詞の名前」で呼ばれ、自席の所まで来て「○○様、本日はご搭乗有難うございましたなど」と挨拶されたのである。
まるで高級料亭や旅館で女将からの挨拶受けみたいな接客態度に自尊心をくすぐるサービスである。
それまで一般的に乗客は「お客様」と呼ばれていたので新鮮さを覚えている。

 

 その後、その他の航空会社でも同様のサービスを導入していた。
対象はビジネスクラス以上の客で、マイレージポイントが多いFrequent Flyerの乗客(常客)にもエコノミークラスの座席の時でも、CAによる搭乗挨拶を受けていたことがある。Frequent Flyerのシステムを知らぬ付近の客はなぜこの人だけ別扱いを受けるのか不思議がっていただろう。
 エコノミー席利用の時でも気配りをし、時にはビジネスクラスの食事を受けたり、座席に余裕があった場合、アップグレードして貰うこともあった。
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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第57回) マイレージポイントでNYブロードウェイミュージカルへ

2023-06-12 09:00:00 | 海外の旅
 2010年代であるがJALのマイレージポイントでニューヨークのブロードウェイミュージカルを観るために夫婦でニューヨークへ飛んだことがある。
その時は妻への日頃の労いも兼ね、ポイントが多く貯まっていたのでビジネスクラスにした。


 何回行ってもニューヨークのブロードウェイのミュージカル小屋界隈を散策するとワクワクする。
時期は2月、真冬のニューヨークであったが雪もなく、ブロードウェイまで徒歩で行けるニューヨークヒルトンに泊まった。
今日では新しいもっといいホテルもあるがかつてビジネス旅行で何回も利用していた慣れたニューヨークヒルトンにしたのだった。(昔のニューヨークヒルトンと比べて少し老朽化していたが好ロケーションは変わらない。。)

 余談になるがニューヨークのホテルの1つの思い出に「プラザホテル」がある。プラザホテル内で国際会議があったため参加者はプラザに3-4泊投宿した。身分不相応の大きな部屋にただ一人。テレビの画面まで遠いこと。。。。
 ブロードウェイミュージカル鑑賞に出かけた時、久しぶりにプラザホテルに出かけてみた。近くにはアップルもある。土産にプラザのノベルティグッズを買った。

 ニューヨークは何回も行っていたがビジネスの旅行である。偶に現地で土日があるときは自由時間があったのでニューヨーク市内の散策をしたこともある。
 今回は妻と一緒にガイド付きのニューヨーク市内ツアーを初めて経験した。エンパイヤステートビル屋上からの夜景、コロンビア大学、現代美術館、メトロポリタン劇場、自由の女神など有名どころを見たものである。昼は市内観光、夜は3夜連続でオペラだけ楽しんだ。

そのとき鑑賞したミュージカルは以下の3つだった。
・オペラ座の怪人
・ママミーア
・ウイキッド
因みにオペラ座の怪人は先ごろロングラン公演の終焉を迎えている。

 チケットは当日券の案もあったが今回はミュージカル鑑賞が目的の旅であり、少し高くはなったが良い席をインターネットで事前購入し、チケットはヒルトンホテルに届けて貰った。良い席でも110-120ドル程度だったので日本の劇団四季の料金よりも安い。

 私のお気に入りミュージカルの1つ「レ・ミゼラブル」も見たかったが過去、ニューヨークとロンドンと2回観ているがその時は日程の関係もありパスした。もう1日あればメトロポリタンオペラハウスでオペラも観たかった。。。
 もう10年以上になるが思い出の旅だった。妻とビジネスクラスで行くゆったりとした有意義な旅だった。
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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第56回) アメニティ競争だった国際線のビジネス/ファーストクラス

2023-05-16 06:00:00 | 海外の旅
 私が国際便を頻繁に利用するようになった1980年代後半以降、国際線フライトで航空会社がビジネス/ファーストクラスの利用者に提供する「アメニティキット」の競争だった。
↑写真 アメニティキットの一例(JAL)

 キットの内容は「歯磨きセット、耳栓、アイマスク、ポケットティッシュ、保湿マスク等」である。

 ノーマルクラスの乗客の必要な客には単品で提供されてはいたがビジネス/ファーストクラスの利用者には航空各社独自のキットで楽しみでもあった。
アメニティキットは毎フライトごとに配られていて頻繁に利用する客は同じキットが多く貯まり欲しい人にあげたり、貰うことを遠慮することもあった。

 当時、感じ良いと思っていたのは英国航空、シンガポール航空、ANAなどのアメニティキットを思い出す。
 頻繁な利用者には複数の種類のキットから選択できても良かったかもしれない。たわいなアメニティキットの思い出である。
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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第55回) 空港リムジン付きの国際線航空会社

2023-05-06 06:00:00 | 海外の旅
 かつてビジネスクラスとファーストクラスの客に空港からリムジン付きの航空会社会社があった。
航空会社によっては自宅から空港の往復又は片道のリムジン車手配があった。また、成田空港からTCATまでのリムジンバス無料(利用した航空会社負担)サービスをしていた航空会社もあった。

どこの航空会社がそのようなサービスを付けていたか詳しく知らない。私はフィンランド航空を利用したことはないので直接サービスは受けたことはないが。。。

 その一例がフィンランド航空と英国航空だった。
私はフィンランド航空を利用したことはないので直接サービスは受けたことはないが公にリムジンサービスをPRしていた。自宅までリムジンが迎えに来てくれるのである。
 英国航空(BA)は、ロンドンから成田到着時、空港から都内までのリムジンバスフリー券を得たことは何度かあった。
それも始めはそんなサービスがあることを知らなかった。確か航空会社でもおおぴらに出ていなかった気がする。
旅慣れたビジネス客がBAのカウンターでこのサービスを得ているのを何回か目撃し気付いたのである。このようなサービスを知らぬビジネスとファーストクラス客でもこのサービスの恩恵を受けていなかった。
 現に私も自己申告で英国航空からこのサービスを受けたことがあるが航空会社から大ぴらに聞いたことがなかった。所謂、上得意様への影のサービスだったのだろうか。

 また、ビジネスクラス以上は、スーツケース1個分は前日までに航空会社負担で自宅まで取りに来てくれるサービスを受けることがあった。これは公にされていたサービスでJALに自宅まで取りに来て貰ったことがある。空港までスーツケースなどを持って行かなくても良いので楽だった。
 また、恩恵はマイレージが多い上得意様にはアップグレードもされていた。
例えばエコノミーからビジネスクラスへのアップグレード。その時のフライトで最終的にビジネスやファーストクラスに空きが出た場合、上得意様には無料でアップグレードしてくれる時があった。私も何回か恩恵を受けたことがある。
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