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気まぐれ日記。

巨人2014振り返りと来年に向けて(前半)

2014-10-21 21:29:20 | スポーツ全般
今年の振り返りと来年に向けて。

結局、個人成績ではほとんどの主力が実績からみると、
成績は物足りない結果になった。

選手層、試合巧者、守備力、走力などのチームの総合力によって、
長いペナントレースを乗り切れた。
逆に言えば、個人的には明らかに短期決戦向きではないチームで、
一部では粘り強いチームであり、去年日本シリーズを負けた敗因の対策として、
短期決戦に強いチーム作りがあったと思うが、それができたチームと
評される向きもあるが、自分は今年こそ、長期戦に強く短期戦に弱いチームであったと思う。
短期戦は個々の優れた選手がいるチームこそ強い!
去年もマー君と則本二人に完璧なまでに抑え込まれた部分があるし、則本には、
先発、リリーフとフル回転させた。
今年の場合は、阪神には鳥谷、ゴメス、マートンのセリーグ最強のクリーンアップだろう。
ゴメスが打点王、マートンが首位打者である。
絶対的なメッセンジャーが最多勝。
抑えに全試合投げてきたセーブ王のオスンファンが居た。
このように個々に優れた選手がいて、力を発揮すれば、阪神こそ短期決戦向きである。

巨人にしても、菅野が怪我をせずに初戦に投げれていれば違った結果も...というのはあったのだが…


という事で、今年良かった部分のチームの総合力は残しつつも、個々のレベルアップ。
あるいは主力の復調というのことが来季の課題。
もちろん若手の底上げも当然必要だが。

まず投手について。

先発陣。
菅野は良くやった。
内容は去年以上。成長したと思う。
ただ、結果的に夏場に故障離脱。
そして最後に再度の故障でCS不可。
1年間フルに戦える体を作ってほしい。

これに絡む部分としては、今年は春先から先発5人体制を中心に組んでいた。
中5日、中4日の登板も。
先発は100球めどに交代するので、中5日でも負担なく投げれてくれて当然とも思うが、
なんだかんだでも先発投手は駒はあったと思うので、6人体制で回していった方が良いと思う。
(雨で中止や1週間で5試合の時もあるので、実質は5.5人くらいで)

内海は序盤から中盤勝ち星が伸びなかった。
また故障で離脱も。
ただ、勝てない時期もそれなりの内容だったと思っていて、最終的な防御率も3点台前半。
そんなに悪くはない。
不振な打線の影響で勝ち星が伸びなかった部分もある。
1年通してやってさえくれれば打線次第で勝ち星は普通に伸びると思う。

杉内は前半は内容はイマイチも良く粘って投げていたし、夏場以降は内容もだいぶ上がった。
そして年間通して投げ続けてくれた。
メッセンジャーと何度と直接投げ合ったし貢献度は高い。
ただ全盛期は過ぎたかな?というところ。
いずれにしても熟練された部分でローテーションの一角は守ってほしい投手。

大竹は最後に故障離脱となったが、それまでは、特に春先、チームが苦しいときに頑張った。
ただ、トータル的に見て、内容はイマイチな部分も。
防御率3.98が示すように踏ん張り切れない部分も多々あった。
特に22試合で投球回数は129回。
平均6回程度では物足りない。
(結果、規定投球回数未達)
イメージとしては6回は投げてくれるが3点は取られる。
ローテーション投手としては十分な意味もあるが、個人的には物足りない。
これは広島時代からこの程度の実績でもあるから、大竹なりの成績ともいえるが、
FAである程度の期待の中での戦力。
来期はもっと成績を出してほしいし、そうでなかったら...長く巨人ではやれないだろう。

小山はようやく本物になった。
フル稼働でなかったので6勝だが、特に後半、ある意味、一番安定していた部分も。
防御率も2.41と際立っている。
これを来年につなげたい。

澤村は肩の故障で出遅れ。夏場に戻ってきた。
安定感が出てきた部分もあるが、まだまだな部分も。
もっと制度を上げてもらいたい。
あとは来季の投手陣の構成にもよるのだが、個人的には中継ぎ、抑えに回す手もあると思う。
もう一つは、ほぼ捕手は小林限定になっているが、捕手は選ばず結果が出せないといけない。
これは監督の意向の意味も強いのかもしれないが、結局、CSでも阿部を一塁に回してまでも、
小林を使わざる負えなかったのは痛かった部分もある。

セドンは解雇濃厚らしい。
当然だろう。

ここまでで5人。
この5人がそのまま先発候補として、もう一人しっかり任せれる先発がほしい。
現有戦力では宮国、今村に期待したいが、今年を見る限りはまだ厳しいし、
先に上げが5人にしても絶対的なエースとなると菅野だけ。
内海、杉内も全盛期からみればやや陰りが。
この二人が信頼できれば、若手を育てる意味で、若手枠で一つ取っておいても良いが、
そこまでは余裕はないだろう。

そうなると、新外国人かFAに上がっている金子、山井に触手を動かすか?
個人的には中日の選手は嫌いなので、山井は要らない!
取れるならば、金子を取ってほしいと思う。

中継ぎ押さえについて。
去年、完ぺきまでに抑えてきたマシソン、山口、西村の崩壊が今年苦戦した最大の要因でもある。
マシソン、山口は安定感は欠いたものの、シーズン通して頑張ったが、やはり内容では物足りない。
西村はストッパーから中継ぎ降格、そして二軍落ちも。
後半はだいぶ復調してきたが、去年を考えるとほど遠い内容。
この3人には何としても復活してもらいたいので、投手陣の立て直しの中では最重要課題。
山口あたりは長年酷使してきた登板過多の意味もなくはないようにも思うし、容易ではない部分もあるだろうが...

あとは投手陣の構成、外人枠の構成によるが、セドンに変わる新外人としては、強力なストッパーを獲得したい。
ストッパーを任せられる存在で、マシソン、山口、西村と合わせて4人盤石な投手を揃えたい。
また、この3人のうち、不調な選手が居ても変われる保険の意味も含めて。
先発の変りは何とかなって抑えの変りは簡単には見つからない。

あとは左では青木は去年以上の良く頑張ったと思う。
貴重な中継ぎである。

逆にその他の投手はもう一歩で、入れ替わりで一軍、二軍を行き来した感じ。
中継ぎについてはある意味それで良いのかもしれないが、もう少し安定感のある投手は欲しい。

久保は復活してきたが、全盛期とはほぼ遠い。
まだ復活1年目。まだ復調の可能性もあるだろうが、年齢的な部分もあるし高い期待をしてはいけないかも。

田原は一時期良かったが、息切れしたのかその後が...
貴重な横手投げでもあり、さらなる成長を期待した。

その他、若手を中心に争ってもらいたい。

来年の主な構成。
・先発
菅野、内海、杉内、小山、澤村、新戦力(金子)
・抑え陣
マシソン、山口、西村、新外人
・中継ぎ
青木、その他

1軍投手枠12人で先発6人で、抑え陣4人
中継ぎは2人程度となる。

先発は週1で投げるので体力的には楽なので、登録枠の関係からも、中継ぎ要因が少ない分、
平均7回は投げれる体力は欲しい。もちろん内容も。
球数で言うと120球基準。
最近は、MLBを真似して?100球めどで交代するケースがあるが、それでは少ない。
(MLBの場合は中4日で回す関係で100球なので、日本でそれを適用する意味はないと思う)

続き、打者編。その他は改めて。


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