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気まぐれ日記。

巨人2014振り返りと来年に向けて(後半)

2014-10-22 01:37:45 | スポーツ全般
打者編。
開幕当初は先発全員が好調で打ちまくったところからスタート。
ところが...
ここまでの不振は誰にも予想はできなかっただろう。
これまでの実績からは信じがたい成績の選手がほとんど。

特にキャプテン阿部の大不振は打線の絶対的核として期待していただけに痛過ぎた。
3割30本塁打くらいは最低ラインくらいのこれまでの実績が、.248 19本塁打。
打点も57と落ち込んだ。
体調的に万全でなかった部分もあっただろうが、来年3月で36歳。
年齢的にも捕手というポジションでは負担も大きいから、今まで通りを期待してはいけなくなってきたのかもしれない。
それでも、後継者候補筆頭の小林が順調に成長するにも2年くらいは必要。
まだ頑張ってもらわなければいけない。

坂本は良く頑張った方。
特に守備、走塁の部分ではかなり進化したと思う。
大きな怪我もなく今年も全試合出場もしている。(5年連続)
ただ、本来の能力からいけば、.279は物足りない。
3割は打ってほしい。
クリーンアップを打つならば打線も80くらいは欲しい。
今年のMVP候補かもしれないが、もっとやれるはずで、そこに期待したい。

長野は終盤大きな怪我をして、その中でも試合に出て頑張った。
休みで間隔を開けたCSでは復調しているのかと思ったが、むしろ悪化しているかのよう。
痛々しかった。
良くやっている方ではあるが、自他とも認める夏男で夏場に調子を上げるのだが、
春先から主力として安定した数字を出してほしい。
もっと出来る選手のはず。
もうワンランクアップしてほしい。
ただ、怪我が相当ひどく、手術の必要もある模様。
キャンプには万全の状態には間に合わないのかもしれない。
そうなると、春先からの活躍は厳しい部分も。。。

村田の不振も痛い。
阿部とともに主軸、長距離砲の期待であり、揃っての不振は痛かった。
巨人に来て3年目。
去年は良かっただけに期待したが、結果的には一昨年と同じ程度の数字に。
結局、この程度が期待値という可能性も。
今年は守備の人という感じで、守備に関しての貢献度は高いが、そこが最大のセールスポイントではない。
ベイスターズ時代の良い時くらいとは言わないし打率は2割5分でも我慢するが、30本塁打は打ってほしい。

アンダーソンは予想以上の活躍。
2度の離脱があったが、そこをなくしてもらってフルに出れれば数字は残せそう。

片岡は期待したほどのものは出せずに成績不振での二軍落ちも。
ただ、西武時代も数字的にはこの程度の年がほとんど。
売りは勝負強さでそういう意味ではチャンスでは数字以上に頑張ったし、
巨人というプレッシャーのかかるチームでの1年目。
割り引いてあげないといけない部分も。
逆に来期は勝負の年になるだろうから奮起に期待したい。

ロペスは昨年、好成績。
今年は更なる...と思ったら落ち込んでしまった。
長打力は魅力も打てるポイントが限られてしまった感じでレギュラーでは厳しい内容。
今年の貧打線の問題は深刻だけに、打てる外人がほしいというのは正直なところ。
特にライバル阪神はゴメス、マートンと強力な外人が揃っていることもある。
クリーンアップを打てるレベルの外人は欲しいので、そうなると外人枠の問題で、
契約も微妙な可能性も。
年俸の兼ね合いなどその他さまざまな条件はあるだろうが、チームには良く馴染んでいるし、
献身的な選手らしいので、外人選手の先輩格としての価値もあるだろうし、
まずは残留はしてほしいと思うのだが。。。

橋本はほぼレギュラーを獲得したが、怪我で離脱から復帰後はかなり打てなくなってしまった。
守備力、走力も十分で、そこを買われての先発という意味もあるが、後半の打撃ではレギュラーは厳しくなってくる。
今年の結果を踏まえてさらなる成長をしてほしい。

亀井も怪我で出遅れたが、復帰後の活躍は見事。
ライバルも多く、新外人の問題、兼ね合いなどレギュラーを保証された立場ではないが、
戦力としては貴重。
FA取得しているが、残留してほしい。
(本当は出場が見込める高く評価してくれるチームに移籍するのがプロ選手のあるべき姿と思うが...)

太田は漸く大器晩成が化けたようだ。
まだまだだが、全くタイミングが取れずに凡打していたころとは完全に脱出。
来年はレギュラー争いに加わってくるかもしれない。

セペダは解雇の方向らしい。
ある意味のA級戦犯。
取った側、使った側の問題も含めて。
同じキューバから来たグリュエルの活躍を考えると、その差は大きい。
グリュエルを取っていれば...という感じだった。
片岡、村田の打撃不振を考えると、使い道は十分にあった。
特に印象的だったのはCSでの最後のホームラン。
今かよ!と多くの巨人ファンは思っただろう。
第1戦の満塁の場面でそれを出していれば...ダブルプレーでチャンスの芽を摘んだ。
ある意味、CSの流れを決めたシーンだった。


補強ポイント。
クリーンアップを打てる外人(外野手)は欲しい。

あとは三塁手だろう。
村田のライバルと言える三塁手が居ないので刺激がなくなっている意味もあるので、
刺激になるレベルの打てる三塁手は欲しい。
坂本も今年は井端、片岡の加入で奮起した部分はあったと思う。
村田にも必要に思う。
今年で言えば、三塁手という意味での控えは実質居なかった。

となれば、三塁手に外人補強も一つの手。
あるいはその他で補強。
その候補が一人は中島。
MLBで不振のまま2年。
まだ日本に戻ればやれるだろうから、本職はショートだが、三塁コーンバートで獲得する手も。
(一応、数試合は三塁の経験もあり)
中島の場合は、村田の控えというランクの実績ではないから、先発を争うレベルになるし、
ショートも出来るし、セカンドも一応できる?
二遊間の選手たちへの刺激にもなる。
意外と数字面で言うと印象ほどすごくない気もするので、片岡のようにもなり兼ねないのだが...
取れるなら取りたい。
ただし、左手首を骨折中。
この状況は良く調査する必要はあるだろうし、おそらく高年俸になるだろうから、慎重に扱う必要はある。

あとは外人、中島の動向次第では岩村。
ヤクルトを自由契約になったが、控え候補で取ってみても良いかもしれない。
左の代打要員が手薄な意味もあるので、その意味でも。


コーチに関して。
不振立て直しをできなかった一因は打撃コーチにも問題がありそう。
橋上が楽天コーチ就任のために退団。
その後釜的に高橋がコーチ兼任という話があるが、それはそれとして、
優秀な打撃コーチの招聘は必要に思う。
村田、清水では心許ない。

統括
先発投手の補強(金子)
ストッパーまたは優秀なセットアッパーの外人投手
村田の刺激になる三塁手の補強(中島、岩村)
クリーンアップ級の外人外野手
左の代打要員
ドラフトは・・・1位は個人的には即戦力(投手)ではなく、将来性のある高校生(特に野手)が希望。
良い選手がいればだが。


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