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気まぐれ日記。

競馬場の達人#321(いくのひろし)

2015-07-09 01:20:10 | 競馬場の達人
■達人
いくのひろし
歯科医師、競馬評論家
新潟の競馬関連テレビ番組の解説者
平日は歯医者、週末は競馬評論家。

2015.05.02
新潟競馬場

■競馬知識
・おそらく35年程度。
・出演の番組で3連単100万越えの経歴有り
 ミリオン馬券ハンターの異名も。

■馬券スタイル
パドックは参考にしない
 厩舎の仕上げを信用する。
 どの厩舎が良い状態で出してくる前提で馬ごとに差はない
・新馬、未勝利、500万以下のレースは買わない
 1000万より下の馬はデータがない(信頼性が低い)と考える
 2勝以上したことのある馬が対象となる1000万以上の馬がデータとして信頼。
血統は長距離戦以外は参考にしない
自分なりの馬のレーティング、近走実績値、コース実績から馬を評価
 特選5頭の馬単、3連単BOX特選穴馬から3連単流し
昇級初戦の馬は買う
 
■考察
・自分なりの馬レーティングや近走成績値、コース実績などを数値化し、
 数値が高い馬?を選択する馬券戦略は確立されている。
 また、基本、5頭の馬単、3連単BOXという馬券スタイルも確立されている。
 これらは一応好感は持てるが、ただ、選択する馬は結局上位7番人気あたりから
 5頭を選んでいるため、結果的に人気馬を選んだBOXのようなもので、
 あまりレーティング等の指数の有効性が伺えない
 もちろん、当たるときには組み合わせによっては、高配当も取れるが、あまり有効には思えない
 また、指数が高い馬がいる場合、特に抜けて高い馬がいるならば、BOXではなく、
 その馬1頭からの流しなど、指数に応じた馬券の買い方があっても良いと思う
 特に結局、人気馬が中心のBOXであるため、馬単だけ当たるだけでは収支は大幅マイナスになるのがほとんどであろう。
 (馬単20点/3連単60点x100円なので、最低80倍は必要)
 この点も微妙である。
指数が有効であるならば、レースごとに指数の格差などを配慮した馬券の組み立てがあっても良いと思う。
・結局、BOX馬券オンリー勝つためではなく、保険を賭けてなるべく負けないように...という印象が強かった。
 本人もそれに近いコメントもしていた。
・あとは、BOX馬券以外に穴馬を選んでの2,3着付けフォーメーションを併用していたようだが、
 結果は不発。
 これが巧く嵌った時に過去に100万越えがあったようだが、あまり番組では穴馬選択の具体的選択方法が不明
 それもあって、ある種の宝くじ的なもので買い続けていった中で一発大穴が当たったという事に思えた。
 長い目では頻繁に当たっているのかもしれないが、番組での印象はそのように思えた。
 それも含めて、馬券の買い方からはミリオン馬券ハンターという印象は全くない
 穴馬も5番人気前後が中心のようだから、とてもミリオン馬券を常に狙っているような買い方ではない
 ミリオン馬券ハンターというならば常にミリオン馬券のオッズを買い続けてこそ
 たまたま、運よく高目が来て1度や2度当たった程度ではミリオン馬券ハンターを名乗るのは如何なものか?
・そして1レースに1万円程度が基本の多点買いは資金が十分の人でないとできない買い方でもある。
 
■結果
10戦4回的中(プラスは2回)
購入金額105,800円
払戻金額 50,640円
収支-55,160
回収率48


■評価
競馬知識・・・★★★★★
馬券スタイルの確立(成熟度)・・・★★★★★
計画性、馬券の組み立て・・・★★
馬券成果・・・★☆
達人度・・・★★



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