初めての妊娠&子育て

8歳差の姉弟を育てています。色々色々ありますが、子育ても仕事も結構楽しくやっています。

ちょっとだけ仕事の話

2012年08月15日 | Weblog
先日公演が終了しましたが、俳優座劇場プロデュースによる「東京原子核クラブ」の本当の最終公演に関わることが出来ました。
http://www.riken.jp/r-world/topics/120813/index.html
色々な方が関わり、とても気持ち良くお仕事させていただき
俳優さんや来場者の方々、仕事に携わってくださった方々
みなさんに喜んでいただけたので本当にうれしく思っています。

理研のサイクロトロンを見る機会なんてこんな仕事しなければ一生なかったかもしれません

サイクロトロン(はてなキーワードより)
荷電粒子を電場と磁場を用いて加速させる装置(加速器)の事。

簡略化して説明すると、半円2つをわずかに離してほぼ円になるように設置し、その間に交流電圧をかける。その後全体に一定の磁場をかけることで、基本的な準備は完了となる。その後中心付近に荷電粒子を置けば、電場により加速され、運動が開始する。

半円と半円の間を通る際、電場によって加速され、その速度に応じて、磁場によるローレンツ力で中心の方向に力が働き、荷電粒子は円運動をする。その後電場を通るたびに加速され、それにより徐々に荷電粒子の円運動の半径は大きくなっていくため、その中で何度も何度も加速される。

また、交流電圧と荷電粒子の向きが一致するのかという話だが、それは問題ない。なぜなら、荷電粒子の円運動は、速度にかかわらず一定の周期だからである。それゆえ、はじめに交流電圧の周波数を調整しておけば、電圧の向きは自動的に一致してくれる。

なお、以上の話は簡略化した説明であり、また、理想的なサイクロトロンの話であることは忘れないでほしい。