oceanside

仏語、英語学習者。アイザック・アシモフのファン。ノース・ホワイトヘッド思想信奉。縄文志向、仏陀志向。

ファウンデーションの夢 序 3 「初めての宇宙旅行はロマンチックなものさ」

2021-09-30 04:33:59 | ファウンデーションの夢
3
Anyone
The first space trip
Romantic
19-year-old Byron Farrell also sang

Stars are like dust
Around me
Become a vibrant haze of light
And I want every space
In my one sight
It seems to be looking

I, 19 years old, also read this novel
The only difference is
This dream is
He was defeated by a late-night vidifon
In my case,
It was broken by the alarm in the morning

The difference between these experiences is just a small one.

yatcha john s. From excert of "Foundation Dream" “ for Anyone first space trip ”

誰でも 
初めての宇宙旅行は 
romantic なものさ 
19歳のバイロン・ファレルも歌ってた

星は塵のように
わたしをめぐっている
躍動する光のもやとなって
そしてわたしはあらゆる空間を
ひと眼のうちに
ながめているみたいだ

19歳の僕もこの小説を読んだ
ただ違うのは 
この夢が 
彼は深夜のヴィジフォンで破られ
僕は 
朝のアラームで破られた 
の違いだけさ

https://youtu.be/s87X0YQ3psg

yatcha john s. 「Foundation の夢」抜粋より


ラーマヤーナとアイザック・アシモフ

2021-09-30 04:32:11 | ラーマヤーナ
ラーマヤーナとアイザック・アシモフ

 アイザック・アシモフは『ファウンデーションの彼方』の中で地球人類の進化形としてのガイア人を描いています。

 人類は、人間一人一人に固有に備わっている個性や自己固有の表現の多様性、はたまた自由という想定的な理想概念と同時に、社会の安定した秩序、全体社会との調和を達成できるのでしょうか?
 この問題は、極めて真摯に、本質的に哲学的課題の一つと思えます。

 私が思うに、アイザック・アシモフがこの小説を書かざるを得なかったということは、アイザック・アシモフも、この問題が人類にとって避けては通れない、と思ったからに違いありません。私には、最終的に彼が結局、人類の未来への可能性を探究しようとするならば、この一大課題に真っ正面から取り組まなければならなかったという確信があります。
 人類はいつから、いわゆるこの「個と全体」の問題を真摯に考えるようになったのでしょう。
 近代の世界史を見ると、産業革命時期のイギリスのチャーチスト運動からのように思えます。
そして、人間の個性を著しく抹消するファシズム、石油燃料に依存しなければならなかった二十世紀の環境問題など、がありそうです。
 しかし、ところが、驚いたことに古代インドで、なんとそればかりでなく、実際には、人類が宇宙を旅するという考えははるかに古いものです。 サンスクリット語の主要な叙事詩の一つである『ラーマーヤナ』には、大量破壊兵器で都市を破壊し、宇宙に移動できる飛行機械を描かれています。 これらが書かれたのは、西暦紀元前7世紀から3世紀にまでさかのぼります。
 思うに、個と全体との調整という哲学的課題は、人類が発祥した時から遺伝子の中に組み込まれた本来的要諦的課題なのです。
 私たちは、アイザック・アシモフを娯楽書として楽しむと同時にこの人類の究極的課題についても、引き続き考察し、議論を深めて行かなくてはなりませんね!

Yi Yin

https://youtu.be/L1uWUTc7WYE