oceanside

仏語、英語学習者。アイザック・アシモフのファン。ノース・ホワイトヘッド思想信奉。縄文志向、仏陀志向。

Fall Foliage

2021-11-21 19:38:56 | 海浜公園
スマホのシャッターに吸い込まれていく醜い僕の指
そこには無機・有機に無関係な美への直向きさが有る

淡濃の紅は吸い込み合い
溶け合い
或いは反撥し
命の若老の時の鮮やかさを
あくまでも遺そうとしているようだ

まさにその季節
凛々として叛逆し
滔々として燃え
粛々として
我が終焉を覚悟する

まさにこの季節
老いさらばえた身であればこそ
敢えて幼かりし日々を悔い
敢えて分別を弁えた今時をいとおしむ

https://youtu.be/o5geJx8DcNw

yatcha john s. 「 fall foliage 」


Hard to say I'm sorry

2021-11-21 19:28:32 | 海浜公園
それはさりげない恋の歌だったりする
若気の至りと言えばそうでしょう

ただ今は素直なんてそんな簡単な言葉なんて

時間を置きたい
休暇は必要なの
距離を取りたいの
と君は呟く

僕はその言葉がなにを意味しているかわかってる
今からずっとねぇ
一瞬一瞬が永遠に続く
自分でない自分が死んでいる
額縁に閉じ込めた君と僕との肖像だけが
生きていくってね

一日でも離れるなんて
耐えられないけど

君は僕の一部なんだ 
これは僕の独り言
説得しようとは思わないけど

https://youtu.be/faD8j-TY1Fs

yatcha john s.
「 Hard to say I'm sorry / Chicago」の完全意訳


新たな応答性

2021-11-21 18:43:02 | 夕陽
スマホのシャッターに吸い込まれていく醜い僕の指
そこには無機・有機に無関係な美への直向きさが有る

淡濃の紅は吸い込み合い
溶け合い
或いは反撥し
命の若老の時の鮮やかさを
あくまでも遺そうとしているようだ

まさにその季節
凛々として叛逆し
滔々として燃え
粛々として
我が終焉を覚悟する

まさにこの季節
老いさらばえた身であればこそ
敢えて幼かりし日々を悔い
敢えて分別を弁えた今時をいとおしむ

https://youtu.be/o5geJx8DcNw

yatcha john s. 「 fall foliage 」


Nostalgia in mist

2021-11-21 17:39:56 | 朝靄
あの日
まだ夜が明けきれるのを待ちきれず
谷間に立ち込める霧のなか
見失うのが怖くてその手を握り返した
そのぬくもりが忘れられなくて

あなたがよく来たといった浜辺に立って
「あなたの」浜辺って叫んだら
「馬鹿だね、君が浜」っていうんだ
冗談も吹き飛ぶように
背中を押す風が強すぎて

二人して息せききって登りつめた丘
飽きるまでの時間(とき)
遥か遠くの海が輝いて
貨物船が波に隠れるまで

湖畔のサイクリング・ロード
すれ違う自転車の人に
ちょっと寂しい挨拶を交わす心地よさ
「Hello ・Good by 」

時はあっという間に駆け抜けていった
mysty
でもそのぬくもりだけは
今でも握りしめた手のひらのなか

https://youtu.be/UFv4ac-wVEo

yatcha john s. 「 Nostalgia in mist 」

写真は千葉県伊能地区