やわらかな陽射しの二月に
ゆるやかな曲線の登り坂
竹の茶室を過ぎれば囁くパステルの音楽
少し早い Takanaka sound
いや 気どって「竹林の中の砂」
思い出せないほどの数の砂が
どれほど指の間からこぼれたのだろうか
ホンノリと残った甘さを噛みしめて
円やかな竹林の風が寄り添って
一人ごとのようなお説教を
耳元で
恩着せがましく囁く
「すべては プロセスよ プロセスよ
束の間の息抜きは
生き抜いて来た証拠よ
とりあえず
ここで一息 スウットね
するかしないかはおぬしの勝手だけれどね
友達のあたしから言えばね
だいぶ違うと思うけれどねぇ」
たまに聴こえる
春を迎える穏やかな風のなかで
坂をのぼれば海が見えるのはわかってる
https://youtu.be/QzrFE9eFfc0
yatcha john s. 「Just the way you are」
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