ゼウスが人をつくったとき
流れ落ちる滝からの水を一瞬のうちに凍らせた
その溶けない氷はそのまま地面に突き刺さり
人々の暮らしを守ってきた
幸せな気持ちは水晶のよう
例えば蝶の舞う色とりどりに咲くお花畑を歩いて行くような
たまには酸っぱいレモン色
たまには心地よいミルク色
たまには厳しいダークブラウン
たまには激しい恋の紅
思い出は良いもの
幸せな記憶は水晶のよう
触ることのできない過去もまた
輝ける明日と変えてくれる
叶わぬ夢も閉じ込めて
不思議の世界につれていく
それはたとえばラベンダー畑に
ひねもす薫りを嗅ぎ
夕には日没の音楽を聴き
落ち着きを取り戻して
夜もすがら星を眺め
朝には昇る太陽に今日の新たな絵を描くような
yatcha john s. 「 cristal memories」
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