前代円楽師匠の弟子の三遊亭京楽師がNYに来ている。最初にお会いしたのは今日と同じく私が理事を務めるNY日系人会の敬老会に出演した時だから、もう15年前である。
ジャズと落語には共通点が多い、とかねがね思っているのだが、実際に噺家さんと会話をする機会が持てるのは嬉しい。
今日は彼と一緒にミッドタウンのカフェで小時間を過ごすことが出来た。「ジャズにしろ落語にしろ、お客さんの反応を感じてストーリーを進めて行く点が似ていますよね?」と訊くと「受けていない、と思われるお客さんを対象にしていく」との返事である。
私は一般向けコンサートの際は、前方に座り身体を揺らしてノッテいるジャズ好きのお客様を対象にして「もっとノラセよう」としていたのだが、なるほど、実はノッテいない人をノラセルようにする事が会場全体を考えれば、必要だったのだ!
そして「その人を相手に分かりやすい言葉やギャグを選んで、進めて行く」という。なるほどジャズ初体験者も多い次回の日本公演で試してみたいアプローチである。
さらに「演者の年齢に応じて 落語の登場人物の一人を選んでキャラクターをふくらませていけるのも落語の深さです。」などとコーヒーを飲みながら面白い芸談を満喫させて頂いた。
京楽師匠、続けてアトランタとボストンでも口演するとの事。
ジャズと落語には共通点が多い、とかねがね思っているのだが、実際に噺家さんと会話をする機会が持てるのは嬉しい。
今日は彼と一緒にミッドタウンのカフェで小時間を過ごすことが出来た。「ジャズにしろ落語にしろ、お客さんの反応を感じてストーリーを進めて行く点が似ていますよね?」と訊くと「受けていない、と思われるお客さんを対象にしていく」との返事である。
私は一般向けコンサートの際は、前方に座り身体を揺らしてノッテいるジャズ好きのお客様を対象にして「もっとノラセよう」としていたのだが、なるほど、実はノッテいない人をノラセルようにする事が会場全体を考えれば、必要だったのだ!
そして「その人を相手に分かりやすい言葉やギャグを選んで、進めて行く」という。なるほどジャズ初体験者も多い次回の日本公演で試してみたいアプローチである。
さらに「演者の年齢に応じて 落語の登場人物の一人を選んでキャラクターをふくらませていけるのも落語の深さです。」などとコーヒーを飲みながら面白い芸談を満喫させて頂いた。
京楽師匠、続けてアトランタとボストンでも口演するとの事。