及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

国民健康保険税の値上げはやむなし(-_-;)(11/30一般質問④)

2023-12-15 09:47:32 | 日記

国民健康保険税について

1、去年4年ぶりに値上げして今年も値上げする。9/28の運協の3回目を傍聴した。運協はこれまで6/20と8/3の2回開催されているがどちらも資料だけで要点記録がホームページに載っていなかった。つい最近公開されたがそれはいつか❔

⇒議事録は1回目は11/20、2回目は11/24にホームページにアップした。

6/29と8/3の分がつい最近まで公開されていなかったのは問題だ。6月は5か月前。国分寺市情報公開条例では基本原則で情報公開の原則と迅速な公開の原則がある。市が保有する情報は簡易な手続きで迅速に市民に公開されなければならないとある。今後は迅速にやっていただきたいがいかがか❔

⇒議事録の署名等の手続き方法を見直して改善する。

2、去年はコロナで1年延ばして4年ぶりの改定で7.04%から8.83%へ値上げになった。今後は多摩26市の平均値を参考にしながら東京都の標準保険料率に近づけていくとともに急激な負担増にならないように3年に一度でなく適宜改定していくというのが去年の答申だった。そして平成30年に決めた今後20年かけて3年ごとに改定していくという原則はなくなり、今年も8.83%から9.82%になった。東京都の標準保険料率との差はどのくらいか❔

⇒所得割で3.78%下回っている。

今年の運協ではどのような意見がでたか❔

⇒他の公的医療保険との公平性や国、東京都の動向に鑑みると東京都の標準保険料率に近づけていくことはやむを得ないが急激な負担増にならないように段階的に対応してもらいたいという意見だった。

3、国保財政の健全化のために一般会計からの法定外繰り入れ金を赤字として解消、削減すべしということだが当市の法定外繰り入れ金の推移はどうなっているのか?

⇒平成31年8億2900万、令和2年9億650万、平成3年9億1800万、平成4年11億290万となっている。

年々増えている理由は何か❔

⇒東京都から示されている給付金の額が被保険者が減っているのに増加していて、その理由は1人当たりの医療費の増加と後期高齢者支援金の増額が影響している。制度上は給付金の上昇にあわせて保険料率を改定することになっっているが当市は急激な増加とならないように一般会計からの繰り出し金で不足分を補填しているため法定外繰り入れ金が増額となっている。

4、平成31年から都道府県化したが、それで何が変わったのか?良かったのか悪かったのか?財政は健全化したのか?市の評価は❔

⇒都道府県化の目的の一つは都道府県が財政運営の主体となり安定的な財政運営と効率的な事業運営の確保でその一環として法定外繰り入れの解消や保険料率の統一の議論がある。もう一つの目的は都道府県が統一的な運営方針を示し市が担う事務の効率化、標準化、広域化を推進すること。各市状況が異なるので都の運営方針に基づいて取り組んでいる。

5、よくわからないが一般会計の繰り入れが増えているのは良かったのか悪かったのか難しい。

国保は市だけでなく東京都や国とも関係がある。国保制度そのものの構造的な問題もある。今後の国保会計の長期的な見通しについてどのように考えるか❔

⇒国の全世代型社会保障構築会議報告書では働き方が多様化する中すべての労働者が社会保険に加入する全世帯型社会保険をめざすという勤労者皆保険の実現にむけての提言がなされている。こうした流れの中社会保険の適用事務所は段階的に拡大されている。市としては国の動向を注視しつつ東京都や都内各自治体と連携し制度の安定的な運営に取り組んでいきたい。

6、たまたま1%づつ上がっているが今後の見通しとして毎年1%くらいづつ上がるというイメージか❔

⇒改定については毎年運営状況を確認して運協に意見を諮りながら方針を決めていく。








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