6月11日(火)国分寺市議会では厚生文教委員会が開かれました。
議案審査の後、報告事項があり、保育所の入所及び待機児童の状況について報告がありました。
令和6年度の待機児童は旧定義(認可認可保育所に入れなかった者)では158名で去年より16名増えていますが、新定義(特定園希望者と認可外入所者と育休延長者を除く)では24名で去年より14名減っています。
今後の対策としては、1、1才児の定員の弾力的運用の拡大、2、0歳児に空きがあるので0才児と1才児の定員調整、3、ベビーシッター制度の令和7年4月からの導入、4、284名の空き定員の算定根拠の変更が報告されました。
3番目のベビーシッター制度は東京都の制度で1時間150円で利用できるのでこれまで再三にわたって求めていたものです。
なぜ来年の4月からなのか聞いたところ、12月議会に補正予算を出して年明けに事業者等と協定を結ぶからだそうです。
えーっ!
どうしてすぐに緊急避難的にやってもらえないのか理解できません。
今はお金がないからできないそうです💦
2番目の定員調整についても質問したところ、現在検討中で実施するのは来年4月からだそうです。
4番目については待機児童解消とは関係ない話でした。
24名の待機児童がいるのに対策はみんな来年の4月からなんてひどい話です。
待機児童は1年たつとひとつづつ年をとるので今の1才の待機児は来年は2才児になるわけです。
ここ3年は待機児童は1才児のみです。
子どもの出生数は減っていますが、転入と保育所利用率が増えると待機児童も増える仕組みになっています。
保育所の利用率はまだ増えているのでこれが頭打ちにならないと待機児童は減らないのではないかと推測しています。
それ以上に生まれる子どもが減れば減りますが、また来年になってみないと数字は読めないですね💦
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