大分発のブログ

由布・鶴見やくじゅうをメインにした野鳥や山野草、県内四季折々の風景などアウトドア写真のブログです。 

別府・四の湯温泉/筋湯温泉/亀陽泉

2020-07-13 10:52:00 | 大分の温泉めぐり

 亀川商店街


亀川にある白亀塚の説明板には次のように書かれています。今から1150年以上前の承和15年(847)年、海岸の近くにある『寒(冷)ひや川』で白い亀が捕獲さこれを第五代仁明天皇に献上した。(834年~850)
するとこの白亀は吉祥の亀であるので、嘉祥と改元せよ、との勅令があった。
  「続日本後記」  
これが亀川の地名のもとになったといわれています。

■四の湯温泉(しのゆおんせん)


 熱海温泉、有馬温泉、道後温泉に続く"四番目の名湯"と称されたから「四の湯」なのだそうです。

 公園に隣接した共同浴場。無色透明の湯やタイル張りの浴場など近くの亀陽泉とよく似た銭湯的雰囲気。こ脱衣場と浴室が仕切りなしにひと続きというタイプで入浴客がいたし、本来は地元専用の共同浴場でなので撮影は遠慮しました。

 入湯料 200円
 洗面器貸し出 20円?
(ここは洗面器を置いていません。)

別)亀川筋湯温泉

 亀川の商店街に面して建つ緑のトタン張りの小屋。大きな茶色の看板を読むとここは共同浴場とのこと。つぎのように書かれています 
「温泉が湯口から白く濁って出て来るのは、薬師様が入ったためである。だからその後で入ると病気が良くなる。」と伝えられ、リューマチや神経痛の治療によく利用されている。杖をついて入湯に来た人が、数日間湯治をして、杖を置いて帰ったという話をよく聞く。心つくしのおさい銭で入浴できます。
  -Sujiyu Spa-


 入口は青いカーテンだけで、カーテンの後ろで靴を脱ぐとすぐに脱衣所。風が吹くとカーテンがめくれて外から丸見えです。
   

 壁は緑で統一され、そこに小さな浴槽があり、スノコが敷かれています。きれいなお湯ですがかなり熱い。 入浴料:お賽銭


 壁は白くペンキで塗られ、入り口はシャッターで閉じられていました。
亀川筋湯温泉2020.1.4


■亀川・亀陽泉



.  



亀陽泉(きようせん)は商店街から横に入った雑居ビルの一階にある共同浴場。入浴客がいましたのでガラス戸の外から見た浴場です。湯は無色透明で浴槽もタイル張りなので銭湯のようです。

 一見、どこにでもありそうな下町風の温泉。亀川の温泉は地域密着型で商店街を歩いても観光客や外来者はあまり見かけません。
    入浴料金:100円

*平成27年に取り壊し。

 昭和40年に建設された亀陽泉は1階が浴場、2階は地元自治会が管理する集会場でした。

 下は平成28年7月にリニューアルオープンした亀陽泉。劇的に変わっていました。


     入湯料:210円