おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

「アベノミスク」配付よりも休業補償を

2020年05月05日 15時10分17秒 | つぶやき
2020年5月5日


全世帯に布マスクが2枚ずつ配配付されるということを書いたのは前回のつぶやきなので、それから1カ月経ちました。

まだ届いていないので実物を見てはいないのですが、安倍首相が着けているのを見るととても小さいですね。それでこのマスクのことをおじさんは「アベノミスク」と勝手に名付けました。

「アベノマスク」と呼ばれているのは知っていますが、マスクの小ささから「アベノミニマスク」の方が良いと思ったことともう一つの理由から「アベノミスク」が浮かんだのです。



子供の頃を思い出してみるとマスクは小さかったように思います。大きさがマスクの効果に影響するのかは別として、目の下から顎までカバーする今のマスクに慣れた目では安倍首相のマスクはとても小さく見えます。マスクの配布を決めたときに大きさは検討しなかったのでしょうか。

大きさとは別の問題も出てきましたね。やっと配布が始まったかと思ったら異物混入と汚れの指摘が相次ぎました。どちらも衛生面に関わる大きな問題です。いったん回収して検査の徹底をするようですが、着用をためらってしまいます。

「実はこの構想は1カ月以上前から首相官邸内で浮上していた。『全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから』。首相にそう発案したのは、経済官庁出身の官邸官僚だった。」(朝日新聞デジタル 2020年4月2日 19時57分)そうですが、不安はパッと消えるどころか、全く当てにならないという気になってしまいました

これはマスクの仕様や発注のミスでしょう。というより全世帯にマスクを無料で配付すること自体が大きなミスだと思います。だからアベノミスクなのです。

先日スーパーに行くと立体のマスクが3枚入り750円くらいで売っていました。数日後には洗って使える布製のマスクが1枚900円くらいでありました。

シャープが抽選での販売を始めましたし、昨日は夢グループの通信販売で30枚入りを4箱まで注文できるという広告もありました。マスクは少しずつでも手に入るようになって来ているみたいです。

マスクの効果は自分が感染するのを予防するよりも、飛沫が飛び散るのを防ぐ意味の方が大きいようですね。そのためにちょっとした買い物でも人と接するときにはマスクを着けるようにしています。

ほんの数分だけでもいったん使ったマスクを後日のために置いておくのは抵抗があります。それで気軽に使い捨てられるようにクッキングペーパーでの手作りを始めました。まだ試行錯誤の段階ですが、着け心地は悪くありません。見た目よりも作成時間の短さを工夫しています。人と接する時間やその他の状況によって購入したマスクと使い分けています。

だからアベノミスクが届いたとしても使うかどうか分かりません。小ささが気になることと、布マスクの洗い方を見るとけっこう手間がかかりそうだからです。

466億円(当初の予算)もかけて全世帯に配付しても使ってもらえないとしたら重大なミスです。本当にアベノミスクになってしまいます。

今からでも無料配付は止めて希望する人に販売するようにしてはどうでしょうか。そうして浮いたお金を休業などのために働けなくなった人や営業ができなくなった店などの補償に回して欲しいと思います。



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