安倍首相は全世帯に布マスク2枚を配付すると胸を張って言っています。5000万世帯に2枚ずつなので1億枚です。1枚200円とのことですので、200億円ですね。効果はどうなのでしょうか。
コロナウイルスが報道され始めた頃にマスクのことが浮かびました。でもSARS(サーズ)が問題になったときはマスクを使うことなく収束したので、すぐに購入しないと手に入らなくなるとは思いませんでした。それから感染が拡大していってマスクが必要だなと思ったのですが、そのときはもう売り切れているだろうと勝手に思い込みました。
2月の中頃ドラッグストアに買い物に行ったついでにマスクを探しましたが売り切れです。消毒スプレーもありません。近くにホームセンターがあったので、おばさんが買い物をしている間に見に行きました。マスクはもうないだろうけど消毒スプレーだけでもとの思いでした。
店に入るとすぐにマスクが目に飛び込んできたのです。一人1個と書いています。高いものも含めて5種類くらいあったと思います。マスクが買えることが分かったので、消毒スプレーを探すと1本だけがありました。何か毒々しい色の容器で一瞬ためらいました。説明を読もうとしても字が小さくて読みづらいのでおばさんに読んでもらってから決めることにしました。
おばさんの買い物が終わってもう一度ホームセンターに行くと消毒スプレーはもう売り切れていました。でもマスクはまだ充分にあったので、一人が一箱ずつ買いました。それからはいくら探してもマスクはありません。たまには入荷しているようで、職場の同僚が昼休みに1回だけ買えたと言っていました。
マスクは自分が感染しないという効果はないようですね。でも、人に移さないためには効果があるとのことです。ということは自分の近くにいる人にもマスクを付けてもらう必要があるということですね。
マスクを必要以上に買い占めて、自分はふんだんにマスクを使えるから安心だと思っている人もいるでしょう。でもそのために感染しているかもしれない人がマスクを手に入れられなくて、それで他の人に移してしまう。移された人の中に買い占めていた人がいたとしたら自業自得ですね。
美容師がマスクをしていないので、マスクはしないのかと尋ねると「手に入らない。『入荷したので翌日に販売』との情報を得て開店前に行くとすでに30人ほどが並んでいて買えなかった。」ということを聞きました。
客の顔に近づかないといけない美容師にはぜひマスクを付けてもらいたいですね。医療従事者はもちろんですが、子供と接触する機会の多い教師や保育士にもマスクは必要です。介護士や窓口業務の人たち接客業もそうでしょう。そんな人たちに優先的にマスクを配付して欲しいと思います。
さらに買い占めへの有効な対応も必要でしょう。お肉券・お魚券がだいぶ批判を浴びていたようですが、マスク券というのはどうでしょうか。
マスクを買うために必要な券です。例えば一人に10枚分の券を配付する。10枚綴りの券にして必要な枚数分を切って使う。その券は1期の10枚、2期の10枚、5期の10枚のように何種類かを同時に配付します。当然簡単に偽造できないようにしておきます。また何期目の券か分かりやすいような色分けをしたらいいでしょう。
配付ができれば、まず1期の券を使えるようにする。1期の枚数がある程度行き渡ったら、2期の券を使えるようにする。マスクの供給量が増えたら、3期、4期と使える時期を早めていくのです。これなら全員が確実に買うことができるので、必要数以上の買いだめを減らすことにもつながると思います。花粉症でマスクが手放せない人には多めに配付することも不可能ではないでしょう。
配付には色々な方法が考えられますが、選挙券と同じ方法を取れば18歳以上の有権者には配付できます。小中高校生は住所が把握されていると思うので、それを使う。それ以外の未成年者や選挙権のない人たちについては別の方法が必要ですが、まったくできない話ではないと思います。
ネットでの販売はどうするのかなど、検討しなければいけないこともありますが、200億円もの費用は必要ありません。使ってもらえるかどうか分からないような、しかも世帯に2枚だけという布マスクの配付よりはずっと効果的なように思いますが、どうでしょうか。
「おじさんとおばさんのつぶやき」
「つぶやき」の目次
「家を建てるなら」の目次
コロナウイルスが報道され始めた頃にマスクのことが浮かびました。でもSARS(サーズ)が問題になったときはマスクを使うことなく収束したので、すぐに購入しないと手に入らなくなるとは思いませんでした。それから感染が拡大していってマスクが必要だなと思ったのですが、そのときはもう売り切れているだろうと勝手に思い込みました。
2月の中頃ドラッグストアに買い物に行ったついでにマスクを探しましたが売り切れです。消毒スプレーもありません。近くにホームセンターがあったので、おばさんが買い物をしている間に見に行きました。マスクはもうないだろうけど消毒スプレーだけでもとの思いでした。
店に入るとすぐにマスクが目に飛び込んできたのです。一人1個と書いています。高いものも含めて5種類くらいあったと思います。マスクが買えることが分かったので、消毒スプレーを探すと1本だけがありました。何か毒々しい色の容器で一瞬ためらいました。説明を読もうとしても字が小さくて読みづらいのでおばさんに読んでもらってから決めることにしました。
おばさんの買い物が終わってもう一度ホームセンターに行くと消毒スプレーはもう売り切れていました。でもマスクはまだ充分にあったので、一人が一箱ずつ買いました。それからはいくら探してもマスクはありません。たまには入荷しているようで、職場の同僚が昼休みに1回だけ買えたと言っていました。
マスクは自分が感染しないという効果はないようですね。でも、人に移さないためには効果があるとのことです。ということは自分の近くにいる人にもマスクを付けてもらう必要があるということですね。
マスクを必要以上に買い占めて、自分はふんだんにマスクを使えるから安心だと思っている人もいるでしょう。でもそのために感染しているかもしれない人がマスクを手に入れられなくて、それで他の人に移してしまう。移された人の中に買い占めていた人がいたとしたら自業自得ですね。
美容師がマスクをしていないので、マスクはしないのかと尋ねると「手に入らない。『入荷したので翌日に販売』との情報を得て開店前に行くとすでに30人ほどが並んでいて買えなかった。」ということを聞きました。
客の顔に近づかないといけない美容師にはぜひマスクを付けてもらいたいですね。医療従事者はもちろんですが、子供と接触する機会の多い教師や保育士にもマスクは必要です。介護士や窓口業務の人たち接客業もそうでしょう。そんな人たちに優先的にマスクを配付して欲しいと思います。
さらに買い占めへの有効な対応も必要でしょう。お肉券・お魚券がだいぶ批判を浴びていたようですが、マスク券というのはどうでしょうか。
マスクを買うために必要な券です。例えば一人に10枚分の券を配付する。10枚綴りの券にして必要な枚数分を切って使う。その券は1期の10枚、2期の10枚、5期の10枚のように何種類かを同時に配付します。当然簡単に偽造できないようにしておきます。また何期目の券か分かりやすいような色分けをしたらいいでしょう。
配付ができれば、まず1期の券を使えるようにする。1期の枚数がある程度行き渡ったら、2期の券を使えるようにする。マスクの供給量が増えたら、3期、4期と使える時期を早めていくのです。これなら全員が確実に買うことができるので、必要数以上の買いだめを減らすことにもつながると思います。花粉症でマスクが手放せない人には多めに配付することも不可能ではないでしょう。
配付には色々な方法が考えられますが、選挙券と同じ方法を取れば18歳以上の有権者には配付できます。小中高校生は住所が把握されていると思うので、それを使う。それ以外の未成年者や選挙権のない人たちについては別の方法が必要ですが、まったくできない話ではないと思います。
ネットでの販売はどうするのかなど、検討しなければいけないこともありますが、200億円もの費用は必要ありません。使ってもらえるかどうか分からないような、しかも世帯に2枚だけという布マスクの配付よりはずっと効果的なように思いますが、どうでしょうか。
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