チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV シナリオ2 - 再興のビザンツ帝国 その2の続き
イル=ハン国とマムルーク朝の対立に乗じて、国王ミカエル8世自らバグダートに攻め込んでマムルーク朝を滅ぼしました。イル=ハン国を助けたつもりではなかったのですが、イル=ハン国から使者がやって来て同盟を結んでくれと頼まれました。本当は嫌だったのですが、キプチャク=ハン国がとても邪魔だったのでとりあえず承諾。
東欧ではアンドロニコスらがノヴゴロドを攻めてルーシ諸公国が滅亡。その勢いでキプチャク=ハン国のキエフを陥落させ、さらに建設されたばかりのオムスクに攻め込むと軍隊を編制する資金が無かったようで無血開城となりました。
ミカエル8世の子、バンガダート王子(架空の人物)はマルコ=ポーロを引き連れアラビア海を渡り、一気にインドのカリカットを制圧しました。ヒンドゥー諸王朝が滅ぼされたことによって、周辺のデリー=スルタン朝とパガン朝が南アジア同盟を結び、ビザンツ帝国に対抗してきました。カリカットは他の支配都市からは離れているため、補給を受けるのも大変です。しばらくは現地で人材を捜しながら耐えなければなりません。
1286年、元は朝鮮半島を制圧した後に九州にも攻め込んできました。すると台風が発生して元軍は大ダメージ。今回のプレイでは史実とは年代が少しずれましたが、このように元寇もイベントとなっています(シナリオ1でも発生するようです)。
この時フビライ=ハーンは72歳とかなりの高齢です。ミカエル8世、間に合うか!?
東方へ遠征しカリカット領主となったバンガダート王子。アンドロニコスの弟でサヴァイフニャ(架空の人物)の兄になります。1286年の盛夏の時点で支配都市は22。ビザンツ帝国はベンガジとメッカを建設。同盟国となったイル=ハン国は、その後ビザンツ帝国にキプチャク=ハン国への共闘を持ちかけてきました。それに応じてミカエル8世はキエフへ移動し戦闘に備えます。本当は潰し合いを期待していたのですが……。
つづく