ダレた心身に気合いを入れるために何かしようと考え、生駒山地の各所を越える(大阪府←→奈良県)一連の企画を考えました。実は10年ほど前に国道308号を進んで暗峠(くらがりとうげ)を越えて大阪側へ行ったことがありますが、そこはいずれもう一度チャレンジするとして、まず本日は家から一番近い生駒駅から出発するルートです。途中で生駒山麓公園を通って大阪側へ降りることにしました。
企画を思い立ってすぐに実行です。まずは生駒駅に移動。この時点で時刻はすでに14:40でした。正面の山が生駒山。高さ642m。
家でざっとルートの確認はしてきたのですが、山麓公園までのルートがよくわかりませんでした。どこかに案内でもあるだろうと思っていたけれど、全く見つかりません。とりあえず住宅地の中を斜面の上を目指して移動。この先で道に迷い、体力と時間をかなりロスしました。
ケータイのGPSで場所を確認しながら何とか登山道入り口に到着。ここから800mで山麓公園。薄暗い山道を息を切らし汗だくになりながら20分くらい登りました。
登るのがいいかげんに嫌になった頃、ようやく山麓公園にたどり着きました! 普通は車で来るのですが…。東生駒からバスも出ているし…。ここは以前から来たいと思っていた場所で、公園には広場やフィールドアスレチックの他にプールや入浴施設もありました。日曜日だったので多くの人が遊びにきていました。この時点で時刻は15:40。自販機で水分補給して先を急ぎます。
山麓公園のメイン入り口は信貴・生駒スカイラインに繋がっています。ここから大阪側に降りる登山道は信貴・生駒スカイラインを渡った向かい側です。ここを入っていくと道がいくつかに分かれていましたが、案内もよくわからなかったので一番下っている細い道を選んで進みました。
それがこの道ですが、大ハズレでした。この先でさらに道がいくつかに分かれるのですが、最初に進んだ先ではゴルフコースの脇に出てしまい、次の道は途中からケモノ道になってしまい、三つ目はどんどん登って行きそうな勢いでした。ここで30分ばかりのロスです。しかもケータイのバッテリーが減ってきてしまい、GPSにも頼れなくなりました。とりあえずスカイラインまで戻って、別の道を進むことにしました。
迷っている途中で見かけたキノコ。上は高さ約15cm、下は直径約12cmほどありました。何というキノコでしょうね。
別の道をしばらく進むとようやくルートマップを発見。石切駅までのルートが載っています。この頃には体力も消耗していたし、下山までの時間も読めなかったので、やっと希望が見えてきました。
ルートマップのすぐ後ろには、石切駅まで続いている「くさかハイキングコース」の入り口がありました。駅まで2.2km。ようやく帰れそうです。
ルートは場所によっては真っ暗で、しかも誰も通っておらず、非常に心細いです。頭上には蚊がぶんぶん飛んでいて耳ざわり。もう早く降りたかった私はかなりのスピードを出していました。それが良くなかったようで、途中でスピードを制御できなくなって前のめりにスッ転んでしまったのです。右手は擦り傷だらけ、左手は捻ってしまったようでろくに動かなくなり、服は泥と血で汚れてしまいました。この時は誰も通らない山道でこのまま死ぬのかと思いましたが…。
その後ゆっくり落ち着いて降りてくると住宅地に出て、下り坂の向こうに大阪平野の街が見えた時はほっとしました。ああ、生きて帰ってきた、って。
実はその後も道に迷ってしまい、ものすごい遠回りをして石切駅に着いたのでした。本当は新石切駅まで降りたかったのですが、さすがに限界でした。石切駅の近くで生駒の方を見るとどことなく穏やかに見えますが、あまり山をなめてはいけませんでしたね。駅に着いた時点で時刻は17:40。たった3時間の散歩程度の山越えでしたが、体力と判断力が相当衰えているようです。次はもっと計画的に進める必要があるようです。
というわけで、今も左腕が動かせないほど痛いのですが、治ったら別の地点で山越えを計画しています。次はもっと時間の余裕を持って行かないと。
企画を思い立ってすぐに実行です。まずは生駒駅に移動。この時点で時刻はすでに14:40でした。正面の山が生駒山。高さ642m。
家でざっとルートの確認はしてきたのですが、山麓公園までのルートがよくわかりませんでした。どこかに案内でもあるだろうと思っていたけれど、全く見つかりません。とりあえず住宅地の中を斜面の上を目指して移動。この先で道に迷い、体力と時間をかなりロスしました。
ケータイのGPSで場所を確認しながら何とか登山道入り口に到着。ここから800mで山麓公園。薄暗い山道を息を切らし汗だくになりながら20分くらい登りました。
登るのがいいかげんに嫌になった頃、ようやく山麓公園にたどり着きました! 普通は車で来るのですが…。東生駒からバスも出ているし…。ここは以前から来たいと思っていた場所で、公園には広場やフィールドアスレチックの他にプールや入浴施設もありました。日曜日だったので多くの人が遊びにきていました。この時点で時刻は15:40。自販機で水分補給して先を急ぎます。
山麓公園のメイン入り口は信貴・生駒スカイラインに繋がっています。ここから大阪側に降りる登山道は信貴・生駒スカイラインを渡った向かい側です。ここを入っていくと道がいくつかに分かれていましたが、案内もよくわからなかったので一番下っている細い道を選んで進みました。
それがこの道ですが、大ハズレでした。この先でさらに道がいくつかに分かれるのですが、最初に進んだ先ではゴルフコースの脇に出てしまい、次の道は途中からケモノ道になってしまい、三つ目はどんどん登って行きそうな勢いでした。ここで30分ばかりのロスです。しかもケータイのバッテリーが減ってきてしまい、GPSにも頼れなくなりました。とりあえずスカイラインまで戻って、別の道を進むことにしました。
迷っている途中で見かけたキノコ。上は高さ約15cm、下は直径約12cmほどありました。何というキノコでしょうね。
別の道をしばらく進むとようやくルートマップを発見。石切駅までのルートが載っています。この頃には体力も消耗していたし、下山までの時間も読めなかったので、やっと希望が見えてきました。
ルートマップのすぐ後ろには、石切駅まで続いている「くさかハイキングコース」の入り口がありました。駅まで2.2km。ようやく帰れそうです。
ルートは場所によっては真っ暗で、しかも誰も通っておらず、非常に心細いです。頭上には蚊がぶんぶん飛んでいて耳ざわり。もう早く降りたかった私はかなりのスピードを出していました。それが良くなかったようで、途中でスピードを制御できなくなって前のめりにスッ転んでしまったのです。右手は擦り傷だらけ、左手は捻ってしまったようでろくに動かなくなり、服は泥と血で汚れてしまいました。この時は誰も通らない山道でこのまま死ぬのかと思いましたが…。
その後ゆっくり落ち着いて降りてくると住宅地に出て、下り坂の向こうに大阪平野の街が見えた時はほっとしました。ああ、生きて帰ってきた、って。
実はその後も道に迷ってしまい、ものすごい遠回りをして石切駅に着いたのでした。本当は新石切駅まで降りたかったのですが、さすがに限界でした。石切駅の近くで生駒の方を見るとどことなく穏やかに見えますが、あまり山をなめてはいけませんでしたね。駅に着いた時点で時刻は17:40。たった3時間の散歩程度の山越えでしたが、体力と判断力が相当衰えているようです。次はもっと計画的に進める必要があるようです。
というわけで、今も左腕が動かせないほど痛いのですが、治ったら別の地点で山越えを計画しています。次はもっと時間の余裕を持って行かないと。
6枚目と11枚目の画像は、山というものは大自然の一部なのだという、日頃忘れている感覚を思い出させてくれました。今回痛められましたお身体のお怪我の具合など心配されますが、すでに次の登頂を企画されているとの事、頑張って下さい。
私も蚊に狙われることが多いようです。呼気の二酸化炭素と体温を感知して蚊は人を狙ってくるそうですが、私たちは代謝がいいんでしょうかね? なんでも喫煙者は狙われにくいとか。
大阪の街のすぐ脇にあるとはいえ、生駒も自然が豊富に残る見事な山でした。生駒山というと東側も西側も聖俗を越えた宗教施設が多くあり、独特の雰囲気と賑やかさがありますが、それもやはり生駒山という自然の一部が信仰の対象になっているからかも知れません。
生駒山地は南北に走っており、大阪側で言うと北は交野市、南は柏原市あたりまで伸びているので、いくつか面白そうなルートを拾っているところです。寒くなる前にいくつかの地点を越えてみたいと考えています。