〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20200528 「神領ユリの里」那賀町出羽集落に聳えるピラミダルな尖峰〔番外(隠山)(花見)トレック 2/▲向嶽〕に登る

2020-05-28 | 〔歩く徳島 番外編〕

▲日浦峰の登山口で昼食を食べてから、「神領ユリの里」那賀町出羽集落に下って行く。

[先に登った「▲日浦峰」(上)と独特の鋭峰「▲向嶽(むかいだき)」(下)]

 

出羽集落では、ササユリ以外にも集落を彩る花が多く見られた。

[出羽集落から見上げるピラミダルな尖峰「▲向嶽」]

 

道路沿いでは、ピンクのササユリ(神領ユリ?)が目に付き出した。

「神領ユリ」は、徳島県の蛇紋岩用地に咲くササユリの変種で、香りが強くピンク色がやや濃い。

[道端で見かけるのは「ササユリ」or「神領ユリ」?]

 

自生の「神領ユリ」はシカ害や鳥害に会って少なく、現在作付けされた「神領ユリ」で知られているのは、出羽集落内にある「農家レストラン」である。

事前に昨日電話してみたところでは、今年の出来は花が小さく花付きが少し悪いらしい。

そして何より今年は、コロナ禍による自粛として、花の一般公開を取り止めにしたいとのことだった。

 

やはり道端には、残念な案内看板があった。


[今年は花見自粛の案内看板を出した農家レストラン]

仕方なく、大美谷ダム方面に行ってみた。

[大美谷ダム付近]

 

[ダム湖の奥に聳えるのが尖峰「▲向嶽」]

 

ここの吊り橋を渡って▲向嶽に登るが、クルマの入る「コサデ峠」に向かった。

[▲向嶽の裾をコサデ峠に向かう]

 

[道端で見かけるこのササユリは「神領ユリ」だろうか?]

 

[これは香りが強く、キュートな「神領ユリ」のようです]

 

狭路を辿ってコサデ峠に到着した。

[無線中継所の袂にクルマを停めて出発]

 

シャクナゲやアセビの樹林を赤テープを頼りに登って行く。

そして稜線に出ると、左側に折れて進む。

[稜線の途中には独立標高点がある]

 

[山中で展望が有るのは、独立標高点付近のみである]

 

[やがて、山頂に向けて急坂の稜線になる]

 

[▲向嶽頂上付近は、周囲も上空も樹林がいっぱいだ]

 

これだけの尖峰でありながら、展望に乏しいのが残念である。

[下りでも迷いながら、何とか登山口に戻った]

 

木沢のスーパーで簡単な食材を買い、木沢花木園に上がって夕食にした。

目の前に、今日登った▲日浦峰や▲向嶽がバッチリ見える。

[ここからは素晴らしい風景だ]

 

[展望台から出羽集落の山々をパノラマで見る]

 

 

 

 

[夕日を受ける▲日浦峰(左側)と▲向嶽(右側)]

 

[眼下に見えるのが木沢集落]

 

[迫力満点の▲向嶽]

 

[出羽集落の▲向嶽(左端)〜木沢集落の▲日明山(右端)]

 

[夕日を浴びる▲向嶽の尖峰]

 

こうして夕景の山々を眺めながら、ここで車中泊にしました。

明日は、更に奥の長安口方面に向かい、サラサドウダンツツジを探して▲東尾に登る予定である。

 

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20200528 那賀町出羽集落を見守る〔番外(隠山)トレック 1/▲日浦峰、通称「坊主山」〕に登る

2020-05-28 | 〔歩く徳島 番外編〕

今日は、花見と番外(隠山)トレックの予定で久々に県央地域へ向かった。

ただし今回は、那賀町の四季美谷温泉がコロナ禍による自粛中の為に入浴が出来ず、一泊二日が限度となる。

[高所の土須峠付近では、未だにオンツツジが花盛りだった]

 

[日本の滝百選の一つ「大釜の滝」]

 

今回の目的は、「神領ユリの里」になる那賀町出羽集落を初めて訪れ、番外(隠山)トレックとして▲日浦峰と▲向嶽(むかいだき)に登り、翌日にはサラサドウダンツツジが咲く▲東尾に登る予定にしている。

久しぶりに県道の徳島上那賀線に入った。

[県道から望める隠山の峰、▲しがきの丸(上)だろうか?]

 

[県道の途中で、那賀町の出羽集落へは大美谷ダム方面に下って行く]

 

先ずは▲日浦峰(通称は坊主山)登山口になる峠に到着した。

準備をしていると、一台の軽トラが止まった。

シカのワナ猟を生業にしている地元の若者だった。

[手際よく、ワナにかかっていた一頭のシカ(25kg)を引き上げてきた]

 

四季美谷温泉に納入されるシカ肉の95%を納入している方らしい。

ここで、しばらくシカ猟の話を聞かせてもらった。

その後、たまに見かける赤テープを目印に、杉林の尾根筋を進み▲日浦峰頂上を目指した。

[スパイク長靴で出発、山頂(上)からは展望が少々]

 

[南部の山並みは山座同定が出来ないが、予想以上の展望だった]

 

[古びた山頂標識棒が一本有るだけの▲日浦峰の山頂付近]

 

[下りも迷いながら何とか登山口に下山した]

 

登山口で昼食を食べてから、もう一つの(隠山)▲向嶽を目指して出羽集落に下って行く。

[付近の山肌には、シカ猟のワナが仕掛けられていた]

 

なだらかな▲日浦峰に対して、ピラミダルな尖峰の▲向嶽が見えてきた。

[なだらかな▲日浦峰(上)と対照的にピラミダルな尖峰▲向嶽(下)に目を見張る]

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