▲日浦峰の登山口で昼食を食べてから、「神領ユリの里」那賀町出羽集落に下って行く。
[先に登った「▲日浦峰」(上)と独特の鋭峰「▲向嶽(むかいだき)」(下)]
出羽集落では、ササユリ以外にも集落を彩る花が多く見られた。
[出羽集落から見上げるピラミダルな尖峰「▲向嶽」]
道路沿いでは、ピンクのササユリ(神領ユリ?)が目に付き出した。
「神領ユリ」は、徳島県の蛇紋岩用地に咲くササユリの変種で、香りが強くピンク色がやや濃い。
[道端で見かけるのは「ササユリ」or「神領ユリ」?]
自生の「神領ユリ」はシカ害や鳥害に会って少なく、現在作付けされた「神領ユリ」で知られているのは、出羽集落内にある「農家レストラン」である。
事前に昨日電話してみたところでは、今年の出来は花が小さく花付きが少し悪いらしい。
そして何より今年は、コロナ禍による自粛として、花の一般公開を取り止めにしたいとのことだった。
やはり道端には、残念な案内看板があった。
[今年は花見自粛の案内看板を出した農家レストラン]
仕方なく、大美谷ダム方面に行ってみた。
[大美谷ダム付近]
[ダム湖の奥に聳えるのが尖峰「▲向嶽」]
ここの吊り橋を渡って▲向嶽に登るが、クルマの入る「コサデ峠」に向かった。
[▲向嶽の裾をコサデ峠に向かう]
[道端で見かけるこのササユリは「神領ユリ」だろうか?]
[これは香りが強く、キュートな「神領ユリ」のようです]
狭路を辿ってコサデ峠に到着した。
[無線中継所の袂にクルマを停めて出発]
シャクナゲやアセビの樹林を赤テープを頼りに登って行く。
そして稜線に出ると、左側に折れて進む。
[稜線の途中には独立標高点がある]
[山中で展望が有るのは、独立標高点付近のみである]
[やがて、山頂に向けて急坂の稜線になる]
[▲向嶽頂上付近は、周囲も上空も樹林がいっぱいだ]
これだけの尖峰でありながら、展望に乏しいのが残念である。
[下りでも迷いながら、何とか登山口に戻った]
木沢のスーパーで簡単な食材を買い、木沢花木園に上がって夕食にした。
目の前に、今日登った▲日浦峰や▲向嶽がバッチリ見える。
[ここからは素晴らしい風景だ]
[展望台から出羽集落の山々をパノラマで見る]
[夕日を受ける▲日浦峰(左側)と▲向嶽(右側)]
[眼下に見えるのが木沢集落]
[迫力満点の▲向嶽]
[出羽集落の▲向嶽(左端)〜木沢集落の▲日明山(右端)]
[夕日を浴びる▲向嶽の尖峰]
こうして夕景の山々を眺めながら、ここで車中泊にしました。
明日は、更に奥の長安口方面に向かい、サラサドウダンツツジを探して▲東尾に登る予定である。