Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

フィアット パンダ(河津桜の旅)

2012-03-18 22:07:34 | フィアット パンダ


3月18日(日)、たまには奥さんとドライブしようと伊豆の河津桜を観に行ってきました。
2週連続の出張で、熟睡。
さすがに疲れが出ているのかもしれませんねぇ・・。
朝風呂に入って、午前10時と比較的ゆっくりの出発となりました。



東名を沼津方向へと走ると、いつものように海老名サービスエリア付近まで渋滞です。
まったく走らないわけでもないのですが、「東名低速道路」ですね。
この場所は、なぜか自然渋滞します。



厚木付近で愛知県のパンダと遭遇。
面白いので、後について走行しました。



我がパンダのグリーンとはちょっと違ったグリーンです。
愛知県のパンダは、絶好調な走りです。
よく整備されているようです。(我がパンダも絶好調です)

楽しい2台走行も、途中のパーキングエリアでお別れです。
我がパンダは、そのまま沼津インターチェンジまで走行です。



沼津から三島を抜けて、伊豆縦貫道へ入りました。
さすがに連休の中日ですので、混雑しています。
伊豆長岡(江間)付近です。




伊豆縦貫道から修善寺経由で国道414号を天城に入る。
雨が降っているのが残念ですが、特に気にすることもなく。
前方の道路標識の「旧道」に反応。
高校時代に天城トレッキングは、何度も挑戦しましたので、懐かしいコースです。



旧道の未舗装の道をパンダで走るのも面白い。
パンダ4×4でなくセレクターですが、全然関係なしです。



天城山隧道(旧道トンネル)に到着。
このトンネル脇から山道に入って、八丁池まで何度も行きましたが、考えると30年以上行ってないですね。



隧道の説明看板がありました。
全長445m、このトンネルを高校時代に夜中に歩いたことがあります。
夜中に八丁池から熊笹の生い茂る山道を歩いて、三本杉経由でこのトンネルを抜けて、トンネル脇から山道に入って、また八丁池に戻る肝試しだったのですが、今考えたら怖いですよね・・・。



この天城山隋道は重要文化財だったんですね。



高校時代(30年前)はトンネルの中に大きな水たまりがあった記憶がありますが、今は綺麗に整備されています。
高校時代は壁に霊が・・・なんて噂もありましたが、そんな形跡は無さそうですね。




国道414号線に戻って、河津方向に向かうと、奥さんが「TVで七滝(ナナダル)が隠れ河津桜名所だって言ってたよ」との情報で、ループ橋を下ると左折して七滝温泉方向へ進路変更。



しばらく走るとみごとな河津桜の並木がありました。



看板には「上条の桜」とあります。
みごとに咲く桜に感激!!
この場所が上条なのか上条の桜という種類なのか確認するのを忘れました。



しばらく走ると七滝温泉街に到着。
ここも河津桜が満開です。
雨の中、観光客も傘を差して桜見物ですが、当方はパンダの中から見物です。

毎年、桜が散った頃に、「来年は咲いた時観たいね」との目的も達成しました。
「それでも、桜はやっぱりソメイヨシノだよね」と奥さまのコメント。
「桜の名所は・・・」と早くも次のドライブ日程を計画しているようでした。

七滝から国道414号を西伊豆(松崎方向)へ向かって、土肥から修善寺に抜けて、大仁から亀石峠を抜けて、箱根新道経由で帰宅しました。
おつかれさまでした。

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アウトビアンキ 朽ちたA112の再生

2012-03-18 07:24:58 | アウトビアンキ A112


3月17日(土)、本日のカロッツェリア マチオヤジマの風景です。
2台のアウトビアンキが向き合ってレストアされています。
手前はグレーのアウトビアンキがボディーワークに入りました。
奥は、我がアウトビアンキで塗装作業中です。



このグレーのアウトビアンキは、前のオーナーが手放して、矢島氏がエンジンの整備、特製シフトリンケージを済ませて、絶好調の状態です。

前のオーナーの時も思ったのですが、「ボディーワークしてもらうといいのにねぇ・・・」とボディーを何度も撫ぜていたのですが、その想いが通じたのか、新オーナーはボディーワークして大切にしてくれるようです。

よかった!よかった! このガレージで再生されていくアウトビアンキを眺めていると、うれしくなりますね。
ディズニー映画の『カーズ』じゃないですが、ガレージの中で会話しているんじゃないかと思えますよねぇ~。

そもそも、アウトビアンキの面構えは愛嬌があって良いです。



我がアウトビアンキもそうですが、当時のフィアット系の車両は良く錆びる。
当時のフィアットの鉄板調達は、東欧からだったとの話もあります。
日本の鉄鋼メーカーのように、錆びにくい、薄い強度のある鉄板を自動車メーカーのニーズに応えて創る技術力がなかったのでしょうね。

このグレーのアウトビアンキも私のアウトビアンキ同様、運転席側のドア周り、フェンダー付近の錆で穴が開いています。
ドアを外して、朽ちた部分を切除していきます。



この部分も切り取って、板金作業をしていきます。



ウインカー位置も朽ちて大きな穴が開いています。



ドアのヒンジ部分の内側も大きな穴が・・・。
我がアウトビアンキも同じ部分が朽ちていました。

でもこのグレーのアウトビアンキの穴は見事ですね。



下周りの朽ち方も見事です。
白蟻が出てきそうな感じですね・・。

でももう安心ですね。
ここでしっかりボディーワークすればあと30年はOKです。



足回りは整備済みです。

このグレーのアウトビアンキは、ボディーワーク&再塗装すれば、100万円以上で売買される車両価値がありますね。
ベース車を探して、レストアをすることで、A112は価値が高くなります。
年々、保存される車両台数も少なくなりますし、現在のブランドとしての「アバルト」と違って、当時のアバルトチューニングの名車だからです。

もし、ガレージの奥に埃を被ったアウトビアンキがあるならば、レストアして再生されることをお薦めします。
カロッツェリア マチオヤジマでは、最近全国からアウトビアンキのレストアの相談・予約が多くなっています。
動かなくなった車両もローダーで引き取りに行くサービスも始まるようですので、まずは電話で矢島氏に相談されると良いですね。

アバルト車は、その希少価値から世界的に価格が高騰していますので、朽ちる前にレストアさせてください。

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