海外語学研修 in Canada後編です。
4日目。
1986年のバンクーバー万博に合わせて作られた、Skytrainという無人で走る電車です。
高いところを走っているので景色を楽しみながら、バンクーバーの都心部まで1時間ほど。
終点のWaterfrontという駅で降りて少し歩くと、Canada Placeというバンクーバーの見所の1つでもあるところに着きます。
2010年のバンクーバーオリンピックの聖火台があったり、アラスカクルーズの巨大船が泊まっていたりと、バンクーバーの玄関口といったところでしょうか。public pianoと書かれたピアノが置いてあったので、Sさんに弾いてもらいましたが、道行く人も足を止めて聴き入ったり、写真を撮ったりと見事な腕前でした。感動した!
そこから少し歩くと、Gastownというバンクーバー発祥の地があります。この写真の時計台は蒸気で動いていて、15分毎にメロディとともに、上部から蒸気が噴き出します。その時間の少し前になると、カメラやビデオを構えた観光客の陣取り合戦が始まります。畑も負けじと頑張りました。なかなかいい画が撮れた気がします。
その後、SeaBusという船に乗って、バンクーバーの北部のLonsdaleという町まで移動しました。
船内の広くかったです。ちなみにバンクーバーは、バス・船・電車を同じ会社が経営しているので、チケットを買えば、90分間はエリア内であれば乗り放題。(今回は一日パスを買いましたが、特に改札もないので、最初に時間を印字する機械に通した後はその日、それ以来チケットを出すことはありませんでした。)
Lonsdaleのマーケットです。
Lonsdaleから見たバンクーバーの都心部です。高層ビルが多いです。
その後、Downtownに戻って、女性陣のリクエストにより、デパートでお買い物。
夕方頃、駅まで戻ってホストファミリーとともに解散です。明日と明後日は、それぞれのホストファミリーと過ごす2日間です。楽しめるといいですね。
というわけで、ここからは「畑が行く!バンクーバーぶらり旅」をちょこっとお送りします。土曜日はホテルにこもってひたすら写真の整理などで一日つぶれました。日曜日、バスとSkytrainを乗り継いで、またバンクーバー市内へ。
休日だけあって、街は歩行者天国でバンド演奏、ダンスなど、わくわくするようなイベントが行われていました。
バンクーバー美術館です。
近くには、こんな石像が。カラフルだなーと思いながら近づくと、
なんとこれ、チューイングガムです。街ゆく人が貼り付けていくというアートだそうです。
またその反対側には、地面に備え付けのチェスボードと駒。家族やカップルで対戦していました。 帰る頃には大きな満月が出ていて、バスの前に座っていた現地の2人組も感動していました。
最終日。
朝、ホストファミリーとお別れのあいさつ。抱き合って、別れを惜しんでいました。ホストマザーも本当にいいこたちだったよと目に涙を浮かべていました。飛行機まで時間があるので、午前中は行き残したところを観光。
Stanley Park。都市型の公園の中で、世界で一位に選ばれたそうです。
その後、
Granville Islandという市場へ。
「お寿司が売ってるー!」と騒ぐ男性陣。みんな頭の中は早く日本食が食べたい気持ちでいっぱいでした。
注)女性陣は4日目にして、我慢できずにLonsdaleでお寿司を食べています。
その後、空港へ行き、飛行機で、韓国を経由して日本へと戻ってきました。帰りの飛行機は4人とも往路の緊張した面持ちとはまったく別の顔でしたね。(おそらく畑もそうだったかと思います。)京都駅へお迎えに来て下さっていたご家族と一週間ぶりに会えて、ホッとした表情でした。
1週間、終わってみればあっという間でしたが、生の英語の難しさと楽しさが味わえたのではないかと思います。畑自身、中学2年の頃にたまたまホームステイをしたことがあって、英語が好きになりだしたのもそこからでした。あの経験がなければ、もしかしたら英語の先生になっていなかったかもしれません。知らない土地で、慣れない環境での生活、本当にお疲れ様でした。この1週間の研修が今後のみなさんの考えや行動を後押しするいいきっかけになってくれればと願っています。また会えるのを楽しみにしています。