凄ワザ＝放電加工「撤去することで岩場をさらに傷つける恐れ 「鬼岩にくさび」出頭会社員「取り換えただけ」

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超絶 凄（すご）ワザ！「究極の微小深穴対決 放電加工 VS．ドリル」
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2016/07/09 - 凄ワザ史上、最もミクロな戦いが幕を開ける。挑むのは、まず穴と言えばドリル…全国に名をはせる旋盤ドリル職人。己の手の感覚を頼りに、なんと手動で極小穴を掘る。対するは、★雷パワーを応用した★放電加工の達人。1秒に数万回の“小さな ...


名勝の岩場にクライミング用金具　相次ぎ発見、注意喚起　山田雄一、守真弓2016年6月28日21時43分

「天竜峡」の岩場に打ち込まれたロッククライミング用くさび（長野県飯田市、市提供）

　名勝や天然記念物になっている★各地の岩場で、ロッククライミング用に打ち込まれたとみられる金具が相次ぎ見つかっている。文化庁などは文化財保護法違反などの疑いもあるとして調べており、競技団体も注意喚起を始めた。

　国の名勝「天竜峡」に指定されている長野県飯田市の天竜川沿いの岩場で３月、少なくとも６３本のロッククライミング用くさびが見つかった。右岸の断崖の高さ１０メートル以上、幅約１０メートルの範囲に及び、市教委は文化庁へ毀損（きそん）届を提出した。岩場は花崗（かこう）岩でできており、担当者は「撤去することで岩場を★さらに傷つける恐れもある。国民共有の財産を損ねる行為で遺憾だ」と話す。

「鬼岩にくさび」出頭　県警に会社員「取り換えただけ」　2016年06月29日08:51
写真：「鬼岩にくさび」出頭　県警に会社員「取り換えただけ」

関ノ岩屋の中腹部に打ち込まれた金具＝６月１４日、可児郡御嵩町次月、鬼岩公園
　岐阜県可児郡御嵩町次月の国の名勝天然記念物に指定されている鬼岩公園の巨石群の岩の一つにロッククライミング用のくさびの金具２本が打ち込まれていた事件で、愛知県内の男性が「自身が打ち込んだ」と岐阜県警に出頭していたことが２８日、分かった。県警は文化財保護法違反容疑の適用を視野に、男性から任意で事情を聴いている。

　男性は加盟するＮＰＯ法人日本フリークライミング協会にも報告した。協会によると、男性は３０代の会社員。金具が見つかった岩「関ノ岩屋」は、約３０年前からロッククライミングに使われており、当時から金具は刺さっていた。男性はこの岩を登る際に金具がさびて危険な状態だったことから、２０１２年に新しい金具を打ち込んだ。「善意で取り換えた」と話しているという。

　御嵩町は今月１４日、くさびが打ち込まれているのが見つかったと発表。男性はその後、県警と御嵩町に名乗り出た。御嵩町の発表では★金具はハーケンとされていたが、同協会では★ハンガーボルトとみられるとしている。金具が新しくなったために目立ち、今回発見につながったとみられる。

　長野県飯田市の国の名勝「天竜峡」の岩場と石川県の県指定天然記念物「白峰百万貫の岩」でもロッククライミング用の金具が発見されているが、協会によるとこれらは２０～３０年前のものとみられ、今回名乗り出た男性が打ち込んだ可能性は低いという。

　協会では岩に金具を打ち込む行為について「善意でも勝手に打ち込むのは、法律違反に問われることがある。打ち込む前にまずは協会に相談してほしい」と呼び掛けている。