琵琶湖からの唯一の流出河川である瀬田川が名を変えた宇治川、伊賀からの木津川、亀岡を経由し保津峡の川下りの保津川が名を変えた桂川、その三川が大山崎辺りで合流し淀川となる。
淀川水系の本流は宇治川で、源頭は栃の木峠付近になるらしい。
水系の枝川にあたる流入河川数は日本一とのこと。
多数の橋が渡るが、一般道として最下流となる国道43号伝法大橋からの視界では阪神電車の2系統(なんば線、本線)が見える。
梅田高層ビル群も望む。
伝法大橋は国道43号の並走区間。背景に高く見える方が直行ルート、このルートは周辺に降りられる言わば”普通”。
上空で伊丹航路が旋回する。青空。
阪神高速の高架下に阪神本線が見える。
もう何年くらい経つのかな?
JR西九条駅直近で接続工事を行い近鉄電車と相互に乗り入れするようになった。姫路〜神戸〜なんば〜奈良が直通(^o^)
直上の鉄橋写真は踏切の横からのもの、その至近にある洪水の記録。
大正期に台風による堤防決壊が高槻市大塚付近で発生し、被害は下流一帯に及んだという。
堤防の内側が池になったということだろう。
水が引いてきてわざとこの辺りで堤防を崩し排水したという記録らしい。
災害による決壊ではなく、意図的なもので”わざと切れ”と呼ばれる。
この辺り、特に左岸は現在も増水による越堤、決壊の懸念のある地域。
阪神電車の対水面高からも偲ばれる。こえ〜(^o^;)
陽が高くなってきた。穏やかな年の瀬。
河川散歩 年の瀬 淀川を渡る 阪神電車 国道43号