無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

白河 1ミリの会

2011年08月02日 14時54分09秒 | 白河 1ミリの会
 先日、私の後援会事務所宛てにお手紙をいただきました。後援会討議資料の中で紹介した「1ミリの会」へのお問い合わせと参加の希望であり、本当に嬉しく思いました。ありがとうございます。

 1ミリの会とは、年間被曝量を1ミリ以下にする会です。しかし、まだ発足したばかりで大きな活動はできていません。と言うより、地味な活動を根気強く展開したいと考えています。私自身、自宅や周辺の除染を行う中で、放射能の特徴を知りました。現在、少し減少したように考える人もいるようですが、土の場合は減少ではなく沈んだのだと思います。それだけ、削る土も増え、作業も困難になっていると思われます。放射能の除染作業は、肉体労働です。泥だらけになり、土を削りコンクリートを洗う。大変に地味な作業です。これをコツコツと行うのが活動だとすれば、大変に地味な会と言えるでしょう。

 1ミリの会に参加を希望される方は、ぜひご自宅敷地内の除染を行ってください。まずは、自分と家族を被曝から守ってください。年間1ミリシーベルトは、1時間にすると0.114マイクロシーベルトです。現在の白河市では難しい数値ですが、この目標へ向けて努力する会が「1ミリの会」です。また、内部被曝の問題もあります。有権者に農家の多い福島県及び白河市です。政治力学という言葉がありますが、このような理由もあり学校給食に地元の野菜が使用され続ける結果となっているのです。しかし、農家の方々にもお孫さんやお子さんがいます。必要なのは、対立ではなく説明と除染と補償です。それを怠り、真実を伝えない勢力こそが問題だと考えています。放射能問題に市民が関心を持つことが、現在関心のない議員を動かすことになります。それには、関心のない市民への啓発が必要です。この啓発のために、ポスター・車のステッカー・バッジなどの作成を検討しています。

 現在、集会や講演会の予定はありません。今、必要なのは除染だと考えています。我々は、地味に行動します。会の発展は、除去の進展であり最終目標は、除染の完了と市民の被曝量を年間1ミリ以下にすることです。 我々は、不必要な被曝をさせられました。「被曝は嫌だ!」という権利を放棄する必要はありません。

1ミリの会は、年間1ミリシーベルト以上の被曝を拒否します


※追記 別にブログを作成しました。よろしければ「白河1ミリの会」もご覧ください。