無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

放射能汚染地での学校給食においての地産地消についてご意見募集

2011年08月10日 17時56分59秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 先月、「学校給食の選択制は可能である」という話を教育委員会職員から聞き、このブログに記しました。すると、翌日市役所教育委員会より「削除依頼」がありました。保護者からの電話も多少はあったようですが、実は「天の声」が下ったのではないかと思われます。私は、教育委員会に質問書を提出し、その後回答をいただきましたが、全く納得のいかない内容です。





 一部抜粋すると、 

「市場に流通している農畜産物は、食品衛生法、原子力災害特別対策措置法に基づく食品の基準値を下回り、国や県により適切に管理された安全安心なものであるととらえております。
 したがって、これまでの地産地消の取組や考え方を継承し、モニタリング検査の結果、安全が確認され、市場に流通している食材や原乳をいついては、学校給食に使用する考え方でいます。」


 との文言もあります。


 呆れます。

 その上、弁当持参も阻止し、保護者が嫌がっているのに、判断能力のない子どもに食べさせるわけです。これでは、避難する家族が増えるばかりです。
 

 そこで、広く皆さまのご意見を聞きたいと思います。非公開を希望される方は、そのように書いてください。また、本名を書いていただく必要はありません。市外県外の方々のご意見も募集します。
 ただ、農家の方々も同じ被害者ですので、農家をバッシングすることは絶対におやめください。今までも、あまりひどいコメントは非公開とさせていただきました。農家の方々ではなく、補償金を支払いたくない勢力や認めたくない(働きたくない)勢力、国や県の方針などが問題だと思います。
 学校給食は、農協から直接仕入れるわけではなく、野菜などを販売する商店(小さな店も含めて)が納入しています。市内の商業を守るためでもありますが、このような複雑なシステムがあることも事実です。


 
 学校給食における地産地消。皆さまはどのようにお考えでしょうか?

 

白河市が管理する公園の汚染土除去事業及び給食食材の放射能測定器購入

2011年08月10日 17時20分37秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 報告が遅れましたが、専決処分により、市内公園の汚染土除去等の予算、食品放射能測定システム導入予算(学校給食の食材を厳選するために放射能濃度を測定する機械の購入費)が決定しました。

 私の「市民との7つの約束」の一部でもある公共用地の汚染土除去が着々と進みます。しかし、まだまだ納得できる内容ではありませんし、昨日の「学校の安全な土の移動及び道路に舞い散った汚染土」のように、作業内容に大きな疑問も残ります。今後も作業を見守りたいと思います。
 また、学校給食については、放射能測定器を購入するのは良いことですが、地産地消のためと思われます。学校給食の選択制については、市役所教育委員会は態度を変えました。これについて、別テーマで回答を公開し、学校給食について市民の皆さまの意見を聞きたいと思います。