先週、「白河1ミリの会」は政治団体として福島県に登録を致しました。その他、いろいろと用事が重なり久しぶりの更新となっています。毎日アクセスしてくださる方々には、本当に申し訳なく思っております。
さて、除染活動を地道に行ってきた「白河1ミリの会」が、政治団体登録に至った理由について少し説明をしたいと思います。まず、
除染=被曝 この事実を直視する必要があります。
年間被曝量を1ミリシーベルト以下にするには、空間線量を0.1程度にする必要がありますが、今の白河市では不可能と言えるでしょう。車内でも0.3~0.5マイクロシーベルトあります。家の庭には、空間1.5マイクロシーベルト以上の家庭内ホットスポットも存在します。これは、市有地に植えられた木の枯葉が集まった結果の数値です。緑豊かな白河市には、同じような場所がたくさんあります。個人の除染には限りがある。その上、枯葉や土の処分方法も決まっていない。これは、市ではなく国政に訴えなければならないことです。
原発事故、及びその後の被曝は、政治の災害=政災 と言ってもいいのではないでしょうか。
27日、埼玉県で開催された「放射線事故医療研究会」で、原子力安全委員会の助言組織メンバーにより、今回の福島原発事故は安定ヨウ素剤を飲むべきレベルだった可能性があることが指摘されたそうです。今頃、何を言っているのか。政府に対する不信感は消えるどころか増すばかりです。
また、事故から5カ月半も過ぎた今、国は『除染に関する基本的な考え方』を決定し、白河市のように年間20ミリシーベルト以下の地域では、1ミリシーベルトに近づけることを目標とすることになりました。学校や公園などの子どもたちの生活圏の除染を優先し、今後2年間で被曝量を60%削減するそうです。この60%中の40%は雨風による削減「ウェザリング効果」を頼りにしているようです。この他、10%は除染による削減。しかし、今も汚染土の処理方法は決まっていません。
現在、落ち葉や木などの処理を大規模にすることができません。高濃度の焼却灰の処理方法について、明確な方針を国が出していないためです。これから、大量の落ち葉が舞う季節となりますが、落ち葉についた放射性物質も舞う可能性があります。とにかく、さっさと処理方法を決めてもらわねば、除染は進みません。
このように、国政に意見を届ける必要性を感じ、「白河1ミリの会」は政治団体として登録をしました。発起人による第一回の会合を昨日開催致しました。場所は新図書館の有料会議室です。
15人程度の一番小さな部屋は、1時間500円で借りることができます(事前申し込み及び支払いが必要)。
掲示板に案内も出していただきました。
私たちは、宗教団体及び既存政党には関係していません。今後、国政に訴えるべく活動をしていきたいと考えています。
来月、集会を開きたいと考えています(日程は未定)。会議室は10時から使用できますので、「朝塾」ではなく「昼談義」と名付けさせていただき、「3分間ルール」を用い、参加者全員に案件ごとに3分以下のご意見をいただきたいと考えています(特定の人だけが意見を唱えるような会議を防ぐため)。
本日、民主党党首に野田佳彦財務大臣が選ばれ、事実上の次期総理となりました。我々福島県民は政治にもっと関心を持ち、国政に声を届けなければなりません。早急な除染が必要です。政府は、汚染土の処理方法を早急に決めなければなりません。県民にばかり被曝を強いるのではなく、国が責任を持って国民を被曝から守らなければなりません。それができない政治家なら、ノーを突きつける。政治的に成熟しなければならないと考えています。
さて、除染活動を地道に行ってきた「白河1ミリの会」が、政治団体登録に至った理由について少し説明をしたいと思います。まず、
除染=被曝 この事実を直視する必要があります。
年間被曝量を1ミリシーベルト以下にするには、空間線量を0.1程度にする必要がありますが、今の白河市では不可能と言えるでしょう。車内でも0.3~0.5マイクロシーベルトあります。家の庭には、空間1.5マイクロシーベルト以上の家庭内ホットスポットも存在します。これは、市有地に植えられた木の枯葉が集まった結果の数値です。緑豊かな白河市には、同じような場所がたくさんあります。個人の除染には限りがある。その上、枯葉や土の処分方法も決まっていない。これは、市ではなく国政に訴えなければならないことです。
原発事故、及びその後の被曝は、政治の災害=政災 と言ってもいいのではないでしょうか。
27日、埼玉県で開催された「放射線事故医療研究会」で、原子力安全委員会の助言組織メンバーにより、今回の福島原発事故は安定ヨウ素剤を飲むべきレベルだった可能性があることが指摘されたそうです。今頃、何を言っているのか。政府に対する不信感は消えるどころか増すばかりです。
また、事故から5カ月半も過ぎた今、国は『除染に関する基本的な考え方』を決定し、白河市のように年間20ミリシーベルト以下の地域では、1ミリシーベルトに近づけることを目標とすることになりました。学校や公園などの子どもたちの生活圏の除染を優先し、今後2年間で被曝量を60%削減するそうです。この60%中の40%は雨風による削減「ウェザリング効果」を頼りにしているようです。この他、10%は除染による削減。しかし、今も汚染土の処理方法は決まっていません。
現在、落ち葉や木などの処理を大規模にすることができません。高濃度の焼却灰の処理方法について、明確な方針を国が出していないためです。これから、大量の落ち葉が舞う季節となりますが、落ち葉についた放射性物質も舞う可能性があります。とにかく、さっさと処理方法を決めてもらわねば、除染は進みません。
このように、国政に意見を届ける必要性を感じ、「白河1ミリの会」は政治団体として登録をしました。発起人による第一回の会合を昨日開催致しました。場所は新図書館の有料会議室です。
15人程度の一番小さな部屋は、1時間500円で借りることができます(事前申し込み及び支払いが必要)。
掲示板に案内も出していただきました。
私たちは、宗教団体及び既存政党には関係していません。今後、国政に訴えるべく活動をしていきたいと考えています。
来月、集会を開きたいと考えています(日程は未定)。会議室は10時から使用できますので、「朝塾」ではなく「昼談義」と名付けさせていただき、「3分間ルール」を用い、参加者全員に案件ごとに3分以下のご意見をいただきたいと考えています(特定の人だけが意見を唱えるような会議を防ぐため)。
本日、民主党党首に野田佳彦財務大臣が選ばれ、事実上の次期総理となりました。我々福島県民は政治にもっと関心を持ち、国政に声を届けなければなりません。早急な除染が必要です。政府は、汚染土の処理方法を早急に決めなければなりません。県民にばかり被曝を強いるのではなく、国が責任を持って国民を被曝から守らなければなりません。それができない政治家なら、ノーを突きつける。政治的に成熟しなければならないと考えています。