無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

白河で震度4、終わらぬ余震と放射能汚染葉が落ちる秋

2011年08月19日 19時24分35秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 本日、また大きな余震が起こりました。白河市は震度4。震度5弱ではないかと思ったほど、大きな揺れでした。この余震は、いつまで続くのか。余震のたびに、3月11日を思い出します。私の家では、今も枕の近くにヘルメットを置いています。

 さて、本日所用があり、県南地方振興局に行きました。ここの入り口には、文科省が発表しているモニタリング図が掲示されています。

 


 遠目に見ると、放射能汚染の流れがよくわかります。中通りを流れ、栃木県まで汚染しました。緑は実際には2色あり(汚染段階により)、時々黄色になる所は、線量が高い所となります。





 サンデー毎日(夏季合併号)に、児玉東大教授の記事がありました。それとは別に、「空間線量の高い地域」として、「白河・那須・日光」があげられ、先の図と同じような汚染図を用いて説明がされていました。その中に、木の葉、特に落ち葉の線量が高いので森林の測定調査が必要だとする学者の意見がありました。
 枯葉。3.11以後に生えた新しい葉には、放射性物質が付着していないと考えていましたが、どうも違うようです。実際に、落ちたばかりの葉が少量集まった所でも、放射線数値は高い。だとすれば、秋になり、大量の枯葉で埋め尽くされる通学路はどうなるのか。自然の多い白河市では、落ち葉色に染まる通学路もあります。落葉してからではなく、今から考えなければならない問題です。